空海「性霊集」抄 ビギナーズ 日本の思想 (角川ソフィア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044094928

作品紹介・あらすじ

空海がその人生の折々に著作した、朝廷への願文や、碑文、書簡などを弟子の真済が写し取り、編纂したのが性霊集である。この中から三十篇を厳選し、書き下し文と平易な口語訳、解説を併記。空海がいかに漢詩に秀で、文章家としても優れていたか、また、節目節目でさまざま事柄に積極的に取り組んでいたことが具体的によくわかる。唐に留学していた時代のことや、その後の人間関係なども具体的に描かれていて、空海の人柄、足跡、1人の僧としての矜持を理解するのに最適の書。書き下ろし文庫オリジナル。

感想・レビュー・書評

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  • 通信教育で、密教を学んでいます。いきなり難しいテキストを読んでも頭に入ってこず、困っていたところ、本書と出会いました。

    性霊集をコンパクトにまとめた、分かりやすい解説付の内容に理解を助けて貰いました。
    テキストと並行してこちらも読み、サブテキストとして使用しております。

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著者プロフィール

〈空海〉774‐835年。弘法大師の諡号で知られる真言宗の開祖。31歳で唐に渡り、2年後書物や仏具を携えて帰国。高野山金剛峰寺、庶民のための学校となる綜芸種智院をつくる。高野山で入寂。主著に『三教指帰』『秘蔵宝鑰』『般若心経秘鍵』など。

「2015年 『空海「性霊集」抄 ビギナーズ 日本の思想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

空海の作品

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