力士の世界 (角川ソフィア文庫)

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  • KADOKAWA (2015年11月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784044094935

作品紹介・あらすじ

四股、力水、塵浄水、弓取り、手刀――。力士の独特の所作は、いにしえからの神事に由来する。謎と不思議に満ちた相撲の基礎知識を元立行司が紹介。歴史やしきたり、伝統に裏づけられた作法、決まり手とルール、力士たちの稽古の様子や一日の過ごしかた、行司・呼出・床山の役割など、江戸時代以来の文化がそのまま残る「国技の世界」を案内。52年間、土俵の上で過ごした行司ならではの視点を交えて、相撲の楽しさを描き出す。

みんなの感想まとめ

相撲の世界に深く根ざした文化や伝統を、元立行司の視点から丁寧に解説している本です。力士や行司の役割、稽古の様子、そして相撲にまつわる神事や作法について、基礎から幅広く紹介されています。特に、十両になる...

感想・レビュー・書評

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  •  角界に関する新書のような概説書、という側面もあるが、立行司という角界の内側にいた方から見た、相撲界の風景とその価値観について描かれた本。

     なぜ相撲が他のスポーツよりも伝統を重んじる側面が強いのか、よく伝わってくる。近年はパワハラ等の言葉が浸透し、旧態依然の世界に対する風当たりはどんどん強くなってきていると思うし、私もそうした流れは角界にも吹きわたっているのだろう。この本は単行本版が2007年に出版されており、2011年の八百長事件よりも前のことなので、今の角界はこの本よりいくらか現代化されている可能性が高い。
     それでも、角界独特の文化……とりわけ、角界を角界として特徴づけてきた弟子制度やそれに関連する集団生活の文化は今も残っているのだろう。

     旧来の日本式文化の良いところ悪いところ、それを客観的なようで必ずしも一般的ではない視点で語る三十三代木村庄之助。善悪で語るにはあまりにも勿体ない、ディープな世界が愛憎交えて語られる。
     200頁に満たない一見当たり障りのない入門書に見える本だけど、とても面白かった。

  • 親が相撲好きということもあって一度読んでみようと手に取りました。

    行司にもランクがあって最高位の立行司には木村庄之助と式守伊之助がいること、装束も違うことなんかも初めて知った。相撲を見る視点が増えて楽しくなった。

    十両になって一人前、その前は付け人で給料もなく力士養成員という立場らしい。関取と呼ばれるのも十両から。十両になることは嬉しいことなんだろうなぁ。

    出産の入院中に読んでいたら、看護師さんに小平の熊野宮で行われる赤ちゃんの「泣き相撲」を紹介された。

  • 基本的な話から、稽古、部屋の話まで、広く相撲の話題を扱っている本。
    一時期、相撲をちゃんと見ていたこともあったのですが、読んでみて知らなかったことが多く、勉強になりました。
    行司から見た外国人力士とか、興味深いところがあります。
    ただ、この厚さでこの値段は無いんじゃないかなぁ。

  • 2015.12.13
    神事と相撲の繋がりがわかった。
    一門文化含めて、伝統ということか。
    あとは、外注も、せず、全部関係者でやると。福井の吉田司家が横審。

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