- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044094935
作品紹介・あらすじ
四股、力水、塵浄水、弓取り、手刀――。力士の独特の所作は、いにしえからの神事に由来する。謎と不思議に満ちた相撲の基礎知識を元立行司が紹介。歴史やしきたり、伝統に裏づけられた作法、決まり手とルール、力士たちの稽古の様子や一日の過ごしかた、行司・呼出・床山の役割など、江戸時代以来の文化がそのまま残る「国技の世界」を案内。52年間、土俵の上で過ごした行司ならではの視点を交えて、相撲の楽しさを描き出す。
感想・レビュー・書評
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親が相撲好きということもあって一度読んでみようと手に取りました。
行司にもランクがあって最高位の立行司には木村庄之助と式守伊之助がいること、装束も違うことなんかも初めて知った。相撲を見る視点が増えて楽しくなった。
十両になって一人前、その前は付け人で給料もなく力士養成員という立場らしい。関取と呼ばれるのも十両から。十両になることは嬉しいことなんだろうなぁ。
出産の入院中に読んでいたら、看護師さんに小平の熊野宮で行われる赤ちゃんの「泣き相撲」を紹介された。 -
基本的な話から、稽古、部屋の話まで、広く相撲の話題を扱っている本。
一時期、相撲をちゃんと見ていたこともあったのですが、読んでみて知らなかったことが多く、勉強になりました。
行司から見た外国人力士とか、興味深いところがあります。
ただ、この厚さでこの値段は無いんじゃないかなぁ。 -
2015.12.13
神事と相撲の繋がりがわかった。
一門文化含めて、伝統ということか。
あとは、外注も、せず、全部関係者でやると。福井の吉田司家が横審。