ちょっと早めの老い支度 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版
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本棚登録 : 49
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044094942

作品紹介・あらすじ

30代のときは、結婚をせず、子どものない老後を迎えることが怖かったという著者。しかし、50代に入り、かえってその恐怖感が薄れたという。巷の老後の本では「早すぎる」という印象を受けた著者が、老後の少し手前にいる今、どんな心づもりをしたらよいかを自分なりに考え、綴ったエッセイ。「モノと収納の話」「住まいと家事の話」「健康と食の話」「人付き合いと防犯の話」「お金と遺言の話」「これからの話」の六つのテーマのエッセイに、産婦人科医・対馬ルリ子氏、お金の専門家・畠中雅子氏との対談が収録されている。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で目が合ってエッセイをいくつか読みました。
    終活、断捨離を言われる今、人生折り返し地点を過ぎ、近辺を綺麗にという意識は出てきた(実際はなかなか綺麗にはならないが)。物を増やさないようにしよう。
    (私の)問題は年老いて弱って独居となったとして、気持ちが持つか、というのが一番の不安。

  • 岸本さんの本は初めて読みました。
    ちょうど片付けたいという気持ちが強かった時に出合った本。
    タイミング的にはバッチリでしたが…
    う~~~ん、ちょっと私には…、と思うところもありました。

    でも、ところどころ、「そう、そう!」と思うことも。
    例えば、『また、物忘れ』で書かれていたこと。
    ●記憶力の衰えは行動の仕方でカバー。
    ●効率化は注意散漫につながりがち。
     あることをしながら次のことに手を出したら、最初のことを忘れて慌てる!
    ●じれったくてもひとつずつ完了。

    私も時間短縮のつもりで、ついつい”ながら”をやってしまうのです。
    そして、気が付けば、最初のことを忘れていることがあるのです!
    結果、やり直し!なんてことも。
    そんな時には自分でも「大丈夫か私?」と思うことが…
    作者の岸本さんも50代。
    あぁ~、私だけではなかったのね!とホッとしました(笑)

    これからはこの”ながら”が危険につながらないとも言えません。
    幸い時間的にはこれからますます余裕が出てくるでしょう。
    なので、”ひとつずつ完了”を心がけようと思っています。

  • 同じようなエッセイが多いのに、なぜか毎回読んでしまう岸本葉子さんの本。一人でやる気を持続して生きるのはとても大変そう。努力家で真面目な方だなあと思います。そんなに完璧を目指さなくても…と読んでて少し苦しくなるときもあります。

  • それほど老いてはいないけど、ちょっとずつ老いを感じている時に先々のことを考えることは良いと思いました。が、そこまで悲観しなくても…と思うときもありました。

  • 50代女性の実体験による老い支度の指南書エッセイ
    僕が読むには10年早かったかな
    ま、でも心構えとしては悪くない

    僕は将来的に独居の可能性は高いし
    そうなったら今の家や保険や年金やら、さらにその先の介護を必要とする状況になった時の事は今から考えていても早くはない

    エンディングノートはそのうち書いておいた方がいいのはわかるけど
    まだまだ落ち着かないので、色々と決着がついたら改めて考えましょうかね

    ライフスタイルについては、今から将来を見越して質素な生活を心がけた方がいいんだろうけど
    でもまぁ、今は自由にやりたいことを楽しみたいよなぁ……

  • 女性独身エッセイスト岸本葉子さんが、50代に突入して老いから色々不便を感じてこれからの老境どう過ごすかの考えをまとめた本。ひとつ言えることは、今のまま年を取っていくことはなく、必ずなんらかの衰えはあるので、そこを想像した上で準備していく必要があるということ。かくいう自分も40になり、身体にガタがきてるなと思うので、心して受け止めたい。まずは要らないものを捨てるところからかな。女性ならではの話も多いので、女性におすすめなのかも知れません。

  • 図書館に、市内全館にある岸本葉子の本を集めたコーナーで見つけた。すでに単行本で読んでいたのだけれど、対馬ルリ子先生、畠中雅子さんとの対談を含めて再編さんしたものだと思う。
    続、続々も読んでみる。

  • ぼんやりと新聞で読んではいたけど、改めて平均寿命って0歳からカウントしてるので50歳を過ぎた人だけの余命平均でいうとあと40年あると知って岸本さんに習って早めに支度しなきゃなと思いました。平均余命が40年ってことはもっと生きる可能性もある訳で、特に女性は長生きするので早めの老いじたく、オススメします。

  • モノ減らしを決意。住まいと家事、人に任せることも。地域デビューが防犯に。エイジングケアの費用と効果は比例。してみたいことは、旅行、ボランティア、洋裁や絵や武道などの趣味。俳句。

    なるほど、そうそう、あるある、ホントそうだね、そっかー、わたしも。

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著者プロフィール

1961年、神奈川県生まれ。エッセイスト。旅行エッセイのほか、日常のささやかな楽しみや輝きをすくいとった身辺エッセイが人気。著作は『がんから始まる』『シングルっていいかも』『岸本葉子の暮らしとごはん』『ぼんやり生きてはもったいない』『俳句はじめました』『ためない心の整理術‐もっとスッキリ暮らしたい』『江戸の人になってみる』など多数。最新刊は小説『カフェ、はじめます』。

「2021年 『句集 つちふる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岸本葉子の作品

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