機動戦士Z(ゼータ)ガンダム〈第3部〉強化人間 (角川文庫―スニーカー文庫)
- KADOKAWA/角川書店 (1987年11月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044101060
作品紹介・あらすじ
地球に降りたエゥーゴの軍勢に襲いかかるティターンズの新鋭モビル・スーツ軍。南アメリカから北アメリカ、さらに太平洋を渡り、ニューホンコンに逃げのびたカミーユとシャアは一気にニューギニアにある敵基地を叩こうとする。が、ホンコンに突如出現した巨大モビル・スーツは、カミーユの運命を大きく変えてゆく。狂える巨人サイコガンダム。それを操るのは、少女フォウ・ムラサメ、強化人間!「Zガンダム」地上編、いよいよ佳境に!
感想・レビュー・書評
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Zガンダムのヒロイン、フォウの登場。
施設で4人目の実験体のためフォウ。もっとふっとんだ感じだったような気がしていたけど、小説では割と普通の女性に描かれていたと思う。
感じ合える異性という出会いが、カミーユとフォウを近づける。それをみていたシャアとアムロは、過去の自分達の過ちを思い出す。
そして同じ悲劇を起こさないためにカミーユを止めようとするが。。
今回はアポリー中尉がなかなかよかった。Zガンダムを運んで来て「おまえに使わせてやるよ」と兄貴のようにカミーユに渡したり、百式に操縦した際には「壊したら大尉に怒られる」と不安がったりと人間味を帯びていた。 -
ベルトーチカうぜぇ。
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劇場版の話が出た頃に古本で買ってずーっと積まれたままだったのをようやく読んだw
アムロがアウドムラに合流〜キリマンジャロにZが降りてくる所まで。 -
2009年12月19日購入
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TVシリーズのノベライズ。小説で読むと、もっと深いです(笑) ちぃ、うるうるしてしまったぜ。それにしてもガンダムの世界観はすごいです。「砂の惑星」や「ファウンデーションシリーズ」に匹敵するものがあると、私は思います。ええ、贔屓の引き倒しですが。
本文中、やたら「美しい」と表記されるシャア様。性別を問わず、素直に人に「美しい」と感じさせる資質っていうのは、貴重です。上手く言えないけど、美しいと感じるのは決して外見の問題ではなく、そういう資質の問題なのだ。そこんとこを、描ききってる富野さん。シンプルながら、上手い。
ちっとも、感想になってないなぁ…(苦笑) -
来ましたよサイコ。ビームが効かない、まさにビグザム。そしてフォウ。強化人間ですね。強化人間はZが初なんですよね。カミーユとの駆け引きがいいですよね…。この時点では離れてしまいますが今後が楽しみですね。アニメとは違ったオリジナル展開もあるのが小説版のいいところです。
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キリマンジャロはあっけない・・・
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なぜフォウとカミーユが共感したのかこれを読むと心から納得できます。少年の心の揺れ具合繊細に描かれていて引き込まれます。