閃光のハサウェイ(中) 機動戦士ガンダム (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 571
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044101329

作品紹介・あらすじ

人類が、増えすぎた人口のはけ口を宇宙に求めてから、すでに一世紀以上が経っていた。反地球連邦政府組織マフティー・ナビーユ・エリンをひきいる青年ハサウェイ・ノアは、地球降下のために乗ったスペースシャトルのハイジャック事件を通して、少女ギギ・アンダルシアと出会う。地球に降り、マフティーの本隊と合流したハサウェイは、最新鋭のモビルスーツ、クスイーガンダムをうけとったが、対マフティー部隊のケネス大佐は、執ように追る。待望のガンダム・ノベル最新刊ついにその第2巻が登場。

感想・レビュー・書評

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  • 予習その2。ますます映画は前後半の二部作でいい気がしてきた。

  • 戦闘シーン少なめ。
    ガンダムシリーズって結構社会的なメタファーが含まれている感じがします、、、

  • テロリズムと移民の話だった上巻とは打って変わって、中巻は恋愛がテーマに。正規軍のケネス大佐との三角関係なのかと思いきや、妖艶な女性ギギ・アンダルシアに完全に主導権を握られてしまうテロリストの頭目マフティー・ナビーユ・エリンことハサウェイ・ノアの物語。なんとなく付き合ってる恋人とギギの間でどっちつかずながらもギギに主導権を握られてしまう辺り、まるで大瀧詠一の『A LONG VACATION』の主人公のようなうだつの上がらなさを感じる。

    「おれたちは、閣僚の粛正で分るとおり、ターゲット以外にはなにもしない」(本書66頁より引用)というテロリスト仁義が語られるが、上巻で見た通り、ハサウェイは自らの組織が行うテロリズムによる民間人の犠牲者に心を痛める心性の持ち主である。上巻のあの描写と本書での恋愛のすれ違いを考えると、物語の行き先は、もうそうなるしかないのが悲しい。

  • ハサウェイがマフティーと合流
    ギギが合流

  • 中巻は気づきが多くて面白かった!

    方法が違う2人、でもなんかやってることが似てる。

    キャスバル・レム・ダイクンだったシャア・アズナブル

    ハサウェイ・ノアが、マフティー・ナビーユ・ビダン

    シャアにとってのララァ・スン
    ハサウェイにとってのクェス・パラヤ

    過去の忘れられない女性を求めてしまう感じ、男性あるあるだわなぁと事例2つ見て実感してましたw

  • なんだかガンダムと違う話みたいだと思ってたんですが、ずっと地上の話ばかりだからかもしれません。
    この巻ではあまり派手な話はなく、淡々と進みます。空港襲撃とかヴァリアント撃沈とか、この辺を詳しくやると派手になるんでしょうが、情報だけでさらっと流されてしまいます。映画は後2本あるはずで、尺的に大丈夫か?と思うんですが、この辺のボリュームを拡大するんでしょうか。
    でも理解不能なのはギギ・アンダルシアです。この娘の行動原理は何なんでしょうね。謎な女です。さっぱり理解できない。

  • 再読

  • 物語中盤、人間関係中心。
    ガンダムってロボット戦争ものだけど、現実世界の政治や文化へのメタファーもあり、中年になっても楽しめる。
    結末は知っているが、やはり次が気になる。富野氏は小説も面白い。

  • やっと読み終わった
    下巻へ!

  • ガンダムは両方の視点から物語を語り、どちらにも賛同出来る物語がある。 

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著者プロフィール

とみの・よしゆき 「機動戦士ガンダム」シリーズの総監督にして原作者。多くのヒットアニメシリーズを手がけているほか、ノベライズ、オリジナル作品も含めて50冊以上の著作がある。

「2010年 『リーンの翼 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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