閃光のハサウェイ(下) 機動戦士ガンダム (角川スニーカー文庫)
- KADOKAWA (1990年4月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044101336
作品紹介・あらすじ
宇宙世紀も一世紀をかぞえ、スペースコロニーに暮らす人々と、地球に住む特権階級の確執は、ますます激しくなっていた。連邦軍第13独立鑑隊のブライト・ノアを父にもつ青年ハサウェイは、マフティー・ナビーユ・エリンを名乗り、宇宙植民者の声を代弁しつつ、連邦政府高官の暗殺を続けていた。マフティー打倒の尖兵であるケネス大佐は、新型モビルスーツ"ペーネロペー"を入手。さらに、"勝利の女神"である少女ギギと同行することで、マフティー(ハサウェイ)に有形無形のプレッシャーをかける。一方、ハサウェイを思い、ケネスのもとを離れたギギは-。巨星・富野由悠季の「機動戦士ガンダム」シリーズ最新作、衝撃のクライマックスへ。未体験の悲劇が、ここに示される。
感想・レビュー・書評
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んー。
政争感が強いかな。
ロボット作品というよりかは、、、なんか日曜ドラマを見てる感じ⁈
でも映画は見てみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ガンダム知識の少ない自分には、読むのがだいぶキツかった。カタカナの羅列に戸惑う。そして文章が読みづらい。状況の把握に必要な描写が少なくて、誰が発言しているかも一瞬分からなくなる。派手なストーリーではないし、全体的に暗い雰囲気だけど、そこは嫌いじゃなかった。映像化されたものの方がイメージが掴みやすいかな、と。映画化されるとの発表があってから読み始めたので、よりそう思ったのかもしれない。好きなキャラがいなかったのも大きい。特にギギはあまり好きになれない…。ブライトのその後が気になる。
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ギャバーン!ガラッ、バラバラ、ゴウン!バブッーゥン!ギルルー!アフッ!
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わかってるよ!だから、世界に人の心の光を見せなけりゃならないんだろ!
12年前にその光を確かに見たはずの人類は変わる気配を見せず、マフティー・ナビーユ・エリンが地球保全を理由に全人類の宇宙移民を求め、その政策を実施しない地球連邦政府の要人を暗殺し始める。
腐敗した政治、ひいては人類に見切りをつけたテロ行為は、手段としては直接的過ぎるし、「マフティーのやり方、正しくないよ」なんだけど、それだけ地球に残された猶予がないってことなのか。
瞬間的に明るくきらめく光。
そこから枯れることのない水が流れ始め、それが枯れることがないと思えるほどに、救いがない。 -
初恋と敗北感に悩める少年じゃないんだなハサウェイは。
青年であって。目的がよくわからない。
MSはほとんど出てこないし
ブライトがひたすら気の毒。
ギギもいらないし。
泥臭いわけでもなく少ない戦闘シーンで疾走感とパイロット欲を出したのはよかった。
映画の繋ぎ方が気に入らない。 -
予習その3完結編。これは映画館で観るよりOVAとして配信で観るもんじゃないだろうか。面白くないわけじゃないけど、これを映画館で観せる、しかも3本分のお金をファンに使わせるのは、傲慢としか。。。映画用のシナリオ、ストーリーになっていることを祈る。。
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アデレードをマフティーが襲撃
迎え撃つ連邦政府
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衝撃のクライマックス
ニュータイプ、ミノフスキー粒子、一連の宇宙世紀、ここで一区切り、この後も戦いや混乱は続く
と思うと切なくなります。
最初に出会った3人、最後に物語として面白みが一番高まる形でこの3人の関係性が効いてきて目頭が熱くなりました。
辛いけど読み応えのある面白い作品です。