機動戦士ガンダムF91クロスボーン・バンガード 下 (角川スニーカー文庫 1-35)

著者 :
  • KADOKAWA
3.30
  • (5)
  • (10)
  • (35)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 209
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044101350

作品紹介・あらすじ

宇宙世紀0123。フロンティア・サイドに突如として侵攻した謎の軍隊クロスボーン・バンガードは、またたく間に地球連邦軍を席巻、独立国家コスモ・バビロニア建国を宣言した。クロスボーン・バンガードの目的は、宇宙時代にみあったコスモ貴族主義を実践することにより、地球圏に新たな秩序を築きあげることであった。突然の戦闘のなか、ロナ家の血をひく少女セシリーと、新型モビルスーツの開発スタッフを母にもつ少年シーブックは、数奇な運命にみちびかれてゆく-。大人気「ガンダムF91」の後編、ついに登場。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 途中、ここまで風呂敷を広げて畳めるのか?との感はあった。その印象も踏まえていえば、本作は始まりの終わりであって、カタルシスを感じるまでには物語は結末をつけていない。しかも、家族からの自立・決別をテーマに据えているのだろうが、そうなると、そのテーマと「バグ」のような大層な(大量殺人という目的やその結果からみても)マシーンをばら撒く描写との極端な乖離に閉口してしまう。これでは、決別していく側に何の葛藤も生み出さないのでは…。殊にセシリーとカロッゾには親子としてのなんらの歴史も積み上げられていないのだから。

  • 宇宙世紀の正当なる続編
    ・宇宙世紀を描いた初代ガンダムや、それに続くZやZZなど
    宇宙世紀の他作との矛盾もなく自然に読むことができます。

    ・ガンダム小説の中で、もっとも組織と人のあり方を上手く描けている大きな作品。

    ・躍動する命や人と組織のあり方、人と地球、宇宙のつながりなど思慮に富んだ作品だと思われます。

  • 「セシリーの花」〜抱き合ってぐるぐる回る場面がなかったのが残念。アレが好きなのになぁ。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

とみの・よしゆき 「機動戦士ガンダム」シリーズの総監督にして原作者。多くのヒットアニメシリーズを手がけているほか、ノベライズ、オリジナル作品も含めて50冊以上の著作がある。

「2010年 『リーンの翼 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

富野由悠季の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×