ラフェールの末裔 (角川スニーカー文庫 17-1 喪神の碑 1)
- KADOKAWA (1990年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044117016
感想・レビュー・書評
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美貌の船長と愉快な乗組員たちのご機嫌なスペースオペラ、てな感じで面白い。
ノリのいい文体にグイグイ引き込まれる。滅びゆく超能力一族とそれを狙う謎の組織。時代を感じさせる部分もあれども、それもまた魅力かな。
頑張れ主人公!と言っておこう。 -
たった1人の登場人物のせいで、このシリーズの次をまた読むかどうか迷う。もうね、出てくるたびに苛つくわけよ。もうでてこんでいいよ、引っ込んでろよ!って言いたくなるの。ロヴお前だ!お前のせいでイライラするんだわ←一応主人公?(笑)マリリン、顔と体型とがあってなくて、そこにおねえ口調も相まって凄い違和感しか感じない(笑)O₂との出会い編でもあるよね。この2人が親友になるまでにどんな経緯があるのかなぁ。気にはなるけどロヴがなぁ。あいつ、出てこないといいのに←主人公(笑)
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滅びゆく種族の王子様と愉快な仲間たちが紡ぐ
壮大なスペースオペラ!
思えばこれを皮切りにライトノベルを読むようになったのだった。
それまで、ライトノベルは子供だましのようなもの、と
タカをくくっていたが読んでみたら面白いじゃないの!
で、すっかり津守時生さんにもハマったのだった。 -
正直この人はコレの遺産をつないでいるだけのような気がする。
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三千世界〰を読んで、興味をひかれて、ブックオフでゲットした。
マリリアードとO2の出会いから。
ストーリーも面白いんだけど、マリリアードがなんだかとっても好きだなぁ。 -
兎に角大好きな作者さん&作品です。
特に作品内人物のリリエンスール&オリビエ・オスカーシュタインは憧れというか人生の指針というか・・・w
そゆいみでは人生の方向性をくるわされた・・・?www
全5巻、勿論最初から最後まで大好きですがシリーズ物を全部並べちゃうと煩雑になっちゃいそうなので、一冊ずつは今後考えます。
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「三千世界の鴉を殺し」の主人公の前の世代と繋がるお話。
どちらかというと、こちらの方が好みかもしれません。 -
2009/02/23-2009/02/24
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080715
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全5巻。この話はよかった。
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不治の病に侵されつつ「最後の一呼吸まで戦う」と誓うマリリアード。彼の強さに何度助けられたか分かりません。
O2との運命の出会いと友情に思わず胸が躍ります。 -
津守時生の作品の中で一番好きです。重いテーマですが、さらりと読めます。
辛く苦しいからこそ、その先の幸せもまた大きい。そんな作品です。全巻所有 -
喪神の碑(いしぶみ)全5
死病に冒された、失われた星の最後の一人、王子マリリアードが民族の復活をかけて戦う話……というと格好いいけれど、重低音で女言葉で話す人でした。
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そしていま神は無く。
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三千世界〜にはまって、お約束通り、喪神の碑にも手を出して見事にはまってしまいました。
30歳のO2とラフェール人のマリリンとの友情の育みが大変気になるシリーズです。
シタン病という病魔に侵されているマリリンに残された時間は残りわずか。なのに彼(マリリン)は死の恐れを回りに見せず自分のすべきことをまっすぐ見据え、行動しています。
強くそして儚い男性の出てくる作品を読みたいならお勧めです! -
全五巻ですが、とにかく引き込まれます。
主人公達が個性的。
特に私はO2がお気に入りです。 -
全5巻。
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物語りも、キャラクターも、意外性に満ち満ちていて、私のツボをぐいぐい刺激してくれました。面白くて何が悪いんでしょう?
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このお話は、後の巻になればなるほど面白い。
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大好きなシリーズ。現在「三全世界」で脚光を浴びていますが、「そーらみたことか!!」と思っていたりして(笑)はじめは挿絵が怖くて(ソ・トトだったしな…)「なんだこれ?」と思っていたのですが繰り返し立ち読みして買いました(お小遣いの乏しいときならではです・笑)内容は読み進んでいくうちにずしりと胸に来ます。ロヴもこの頃十代だったなぁ…O2もあの頃はおぢさんの印象だったのに…(遠い目)
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発売当初に読んだのですが、最初に驚いたのは何より美丈夫がどす低い声で、貴婦人のような言葉使いをすることでした。
個性豊かな登場人物の揃った宇宙船が舞台です。 -
「三千世界の鴉を殺し」の津守時生氏の作品。「喪神の碑」シリーズ1巻。「三千世界」よりもSF色が濃いですが、「三千世界」でも堪能できるシリアスと笑いのバランスは絶妙なため、難しく構えることなく受け止めれるかと。この頃から読んでいたせいか、どちらかというとこちらのバランスのほうが個人的には好みかも。「三千世界」へもリンクされているので、両方を読めばさらに楽しめること請け合い。最近ようやく他のイラストレーターさんの挿絵でも慣れたが、やはり津守」さんの作品の世界観には小林智美氏のイラストが嬉しいところ。
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作者を初めて知った作品。
SFとファンタジーが渾然一体。
スニー●ー文庫対象年齢にあわせた軽さは出ているものの、内容はハヤ●ワJA-SFで出しても遜色なし(と個人的には思うのです)。 -
宇宙船「黄金のイルカ」号に乗組んだ元軍人のロヴ。完全に民間人としての人生を歩みだしたはずなのに、いつの間にやら軍情報部の作戦に組み込まれて・・・という話。オヤヂスキーに捧ぐ一品(笑
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デビュー前のB.O.マックさん時代からのファンです。コメディタッチの根底に、測りようのない悲哀と歴史と想いを封じ込めるような作風は、昔も今も変わっていません。