終わりのないラブソング 4 (角川ルビー文庫 1-4)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044124052

感想・レビュー・書評

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  • なんだかこの巻は穏やかな巻だなぁ、という感じで読み進めていくんですが、しかし、それは何か悪いことが起こる布石なんじゃないか、きっとそうに違いない、と思っていたら、やはり悪いことが起こりましたね。
    それでも二葉君、独り立ちしようとしてますが、大丈夫か。ホントコイツ大丈夫か。笑

  • 二葉のまわりの温かい人々、たしかにこの状態なら竜一とは会わない方がいいと思うのだけど、本人は全然そうは考えていない模様。竜一も追いかけているみたいで相思相愛。このような感じが(初期の?、または栗本薫の?)やおいの形なのだろうか?

  • 3巻で二葉が自分の痛み、苦しさと向き合い誕生する巻だとすれば、この4巻は二葉が自分と向き合って受け身から自分の意思を持って行動する巻。まわりは優しい人ばかりでただ家族のなかに居場所がなかった「だけ」と気づいた二葉。自分が被害者ヅラして相手ときちんと向き合っていなかったのだとわかる。桜井先生にも、武史にも心からすまないと思うことができる…。
    それにしても武史は本当にかわいそう…。作者もそれがちゃんとわかっているのだなあと。ただ違いは二葉が愛さなかったかそうでないかというだけなのです。

  • 二葉、周りの人から愛情を得て、成長してゆく。
    そんな中、武司に見つかり、襲われる。
    武司になぜ襲われたのか、なぜ自分は襲われたとしか思えないのか、冷静に今までの自分を分析できるようになった二葉。
    他人からででも愛情を得たからこそ、生きる力が付いた。
    愛情って、大事だな。

  • 続き気になります。あとこのシリーズは読んでてすごい考えてしまいますね。

  • 「BANANA FISH」の吉田 秋生さんのイラストでした。

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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