終わりのないラブソング 7 (角川ルビー文庫 1-9)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044124106

感想・レビュー・書評

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  • 第7巻になりました。
    二葉君が自立しようと奮闘(?)します。と言っても例によって対して話が進むわけではありませんが、、、「麗子の部屋」の麗子さん、ちょっと面白いですね。いい人っぽい。
    そして後半、不穏な雰囲気に。竜一君がヤクザの三下になったってところから、破局の匂いがしているんですが、その匂いが強くなってきた印象があります。どうなるんでしょうね。次巻が一応最終刊です。(9巻目「TOMORROW」はおまけ巻のようですね。)

  • クリスマスからゲイバーで住み込みで働き始める。このあたりは一般の小説風か。でも、前の巻で保護観察中で出て行ったら迷惑がかかると悩んでいなかったっけ。まぁ、二葉ばっかりにかかわっていているわけではないのだろうけども。

  • 二葉が地に足をつけて生きていくにつれて、何だか2人の距離が離れて行ってしまっているみたいで切ない。二葉が「僕は男なんだ」と自覚したのはこれからに何か影響があるのだろうか…。2人が愛し合ってるからすごく応援したいんだけど、いっちばん最初に立ち返って、清正の「竜はやめとけ」から竜一の「捨てるなら今だぞ」とかを思い出すと、やっぱり2人は良いようにはなれないんじゃないかと…。
    竜一を愛してるということは変わらずも、二葉は自分はどうなっていくんだろう、このままで本当にいいんだろうかという漠然とした不安を隠せない。そういうところからも2人の行き着く場所に不安を感じずにはいられない。

    何はともあれ次でラストなので、色んなことが回収されて終わることを期待!

  • 二葉、竜一の住む町に移住し、ゲイバーで働くことになる。
    続きが楽しみ。

  • 久しぶりに時間を忘れて本読んだ。(本編は)次で終わるのかと思うと切ない。

  • 【あらすじ】
    もう、流されて生きてゆくことはしたくない。ぼくはいま、自分をちゃんとした人間に育てるために歩きはじめたいと思う―。自分自身の意志で生き始めた二葉は、住み慣れた町を出ていく決意をし、仕事を探しに横浜へと出てゆくが…。二人きりの幸福なクリスマス。愛を確かめあいながらも、激しく揺れつづける二葉と竜一の運命は。待望の第7弾。

    【感想】
    My BL原点です。評価は総合です。

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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