TOMORROW―終わりのないラブソング (角川ルビー文庫)

著者 :
制作 : 吉田 秋生 
  • 角川書店
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本棚登録 : 64
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044124120

作品紹介・あらすじ

2年目の夏が来た-。二葉、22歳。横須賀の小さなアパートで竜一の帰りを待ち、愛を交わす毎日。このまま、どうなってしまうんだろう。これからどこへゆくんだろう-。そんな漠然とした思いのなか、優しく真摯な画家との出会いが、二葉の心に明るさを与えてゆく。だが同じとき、危険な目をもつ同じアパートの住人が二葉をじっとうかがっていた…。予期せぬ波乱、そして終わりなき2人の愛のあしたを描く、書き下ろし特別編。

感想・レビュー・書評

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  • うーん……すごく納得のオチって感じではないです。そんな簡単に正解は見つからないよ、っていいうのがそもそもこのシリーズのメッセージなのかな。

  • 二葉が色んなことに感謝できるようになった。もう二葉はひとりぼっちになることはない。時間による変化も受け入れられる。何より、愛することができる。
    二葉のラブソングは終わらない。それが二葉が生きているってことなんだろうな。
    竜一とも、いつか穏やかな時間を2人で過ごせることを祈る。

    しかしこのシリーズ、面白くなる要素はたくさんあるのに竜一と再会してから特にこれといった見せ場だったり山場がなかったのが残念。2巻の後半が一番面白かったかも。笑

  • いつもいつも、与えられる厚意を何の感慨もなく、当たり前に受け取って厚意を返すことも考えすらしなかった二葉。
    自分から電話して消息を知らせたりするという、普通の付き合い方を学んでいき、心が豊かになる。
    一見、マイナスに思える事柄も、そのことがあったからこそ次のプラスの事柄を受け止められる。そんな風に考えられるようになった。

    成長したなぁ、二葉。
    なんか、二葉の成長物語という感じだった。

  • 人を愛すること、信じることを知らなかった二葉が生きはじめる物語。

    最初にこの小説を読んだのは中学生の頃。一巻だけを最初に買ってその衝撃に撃ち抜かれ、あっという間に読み終えてその足で当時出ていた三巻までを買いに本屋へ再び向かったほどでした。
     これほど影響を与えられた本はないでしょう。二葉の痛み、悲しみ、そして喜びに一喜一憂し、その幸福を心から願いました。
     全八巻ともう一冊、『TOMORROW』が出ています。

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著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2017年 『ムーン・リヴァー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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