星の大地 1 (角川スニーカー文庫 38-3)

著者 :
  • KADOKAWA
3.57
  • (12)
  • (16)
  • (40)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 160
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044138035

作品紹介・あらすじ

砂漠を隔てて対峙する大国レーンドラとユハリシュ。大陸制覇を求める二国の戦いは長く続いていた。レーンドラの王女サウラに仕える侍女アゼルは、王女の身にたてつづけに起こった出来事にただ驚くばかりだった。突然の自殺、秘術を尽くした蘇生、甦った姫の別人のような変貌ぶり、そのうえ予見の力も死ぬ前の記憶もなくしたというのだ。唯一の手掛かりである男を探すため、こっそり城を抜け出した二人だが、わがまま王女と世間しらずの少女の旅が、もちろん無事ですむわけはなく…。待望のコミカル新ファンタジー、痛快娯楽活劇、開幕。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み

  • すごい話です。
    何が凄いって終わり方がもうすごい。

    ラスト付近怒涛の展開に号泣しながら読んでいたのがラストシーンで一転、呆然…とするしかないぐらいすごい終わり方です。
    まさに「ポカーン」

    善し悪しはさておき、ここまでものすごく絶望的な終わり方が出来るのってすごい。それが書けるのってすごい。
    尚且つその中で希望を見出そうとする主人公(しかも女性!!)を書ききれるのがすごい。

    終わり方が酷すぎてメンタル弱ってるときは読めません。

  • 全3巻。中学のころ、友人に冴木さん好きがいて貸してくれました。終末物語。古代世界に近未来の技術・・・と読んでいてふと「夢みる惑星」を連想しました。

  • 感想は3巻にて。

  • 切ないけれど、読み返したくなる作品です。

  • 〜お薦めお返事〜
    お薦めありがとうございます。下の作品をお薦めした方と同じでしょうか?お薦めされた『星の大地』は未読ですが、題名だけは存じています。イメージ的にはなんとなく代表作な印象です。もう手に入れるには難しいんじゃないかと思いつつ、古本屋に言ったらチェックしてみようと思います。お薦めありがとうございました!>たもつ

  • 全3巻読了。借りて読んだ。

  • 人は常に前を向いてしか進めない。<br>
    荒れた大地に立つ主人公の背中が眩しい。<br>
    衝撃の展開に、読み返すたびに勇気のいる作品。

  • **冴木忍の長編。3巻完結 ** 
    「聖なる姫」サウラの自殺から全てが動き出した。
    迫りくる災厄を前に、人々は何を思うのか。
    アゼル、マリク、サウラ、ザヴィア。それぞれの信念とそれぞれの選択。 
    ラストシーンに、ひとの強さを見ました。………泣けます。

全9件中 1 - 9件を表示

冴木忍の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×