妖魔夜行―影と幻の宴 (角川スニーカー文庫)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044152086

作品紹介・あらすじ

妖怪・蜃の孝太郎がオーナーをつとめ、猫女・ミケがアルバイトする名画座「幻燈館」で大学映研のロケが行われた。だが、その撮影中にメンバーが次々殺される。それも映画の殺人シーンに見立てて…。妖怪の仕業と考えた孝太郎とミケは、敵の正体を探り始めるが、そんななかラジオが意外な事実を告げる…!(第3話 影と幻の宴)。初登場・清松みゆきと柘植めぐみの野球と競馬に捧げる短編をおさめた妖魔短編集第6集。

感想・レビュー・書評

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  • 再読。

    サブレギュラー活躍の巻。

    1話目、敵の新旧妖怪のコンビというのがいい。もう少しヒネリが効いたオチならばなおよしだったのに。

    2話目、純真な乙女の祈りで解決もの。妖魔夜行の平均的な話。

    3話目、幻想的な話。引用された映画を知ってればオチはすぐに分かってしまう。ひと昔前の大学生生活の香りが濃い一品。

  • 人間の信じる気持ちが妖怪に命を与える、という世界観がたまらなく好きです。
    青木邦夫さんの絵も大好き!一番好きなイラストレーターさんかも。
    特に好きな話は「蹄の守護者」、「悪意の連鎖」、「闇より帰りきて」。
    行けるものなら稀文堂にぜひ行きたい。

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