真珠塔・獣人魔島 (角川スニーカー文庫)

著者 :
制作 : JET 
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本棚登録 : 18
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044168049

感想・レビュー・書評

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  • 御子柴進&三津木俊助シリーズ。ジュヴナイルもの。『探偵小僧』の異名を取る御子柴少年が大活躍。
    読んでいる私が、どうしても乱歩の某シリーズとの比較を意識しちゃうのが悩ましい。どこかで見たことあるような猟奇・耽美な雰囲気なのに、出てくる悪人がマジに悪人(平気で人をバンバン殺していきます…)なので、何とも不思議な気分に。ミステリネタ自体は「ええぇ…」と思われる方もいるかもしれませんが、まぁ、エンタメ作品ですから。
    御子柴少年の活躍っぷりは、かなり立派でしっかりしているので、冒険小説として楽しみました。御子柴少年、ちょっとショタ萌え属性心をくすぐりますね。かわいい。

  • 『真珠塔』
    東京の夜に現れる金色の蝙蝠。蝙蝠と共に現れる怪人・金コウモリ。殺害された女優・丹羽百合子。金コウモリの部下として働いていたと思われる百合子の秘密。寝ている間に手首を切り落とされた黒川内晶子。柚木邸で行われたパーティに現れた金コウモリ。真珠塔をねらう金コウモリ。殺害された柚木氏。柚木氏の弟・柚木博士の秘密。地下室に閉じ込められた三津木、御子柴、ニコラ神父。消えたニコラ神父。

    『獣人魔島』
    脱獄した死刑囚・梶原一彦。梶原に判決を言い渡した三芳判事を狙った襲撃。御子柴少年の機転で逃亡した梶原。有名な鬼頭博士の元に逃げ込んだ梶原が消えた。謎の島に消えた博士一行。侵入し捕えられた御子柴少年。島で行われていた謎の実験。博士の助手の協力。三芳邸の周囲に浮かぶアドバルーンの秘密。

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著者プロフィール

横溝 正史(よこみぞ せいし)
1902年5月24日 - 1981年12月28日
兵庫県生まれの小説家、推理作家。本名は同名で「よこみぞ まさし」。筆名を誤読した作家仲間にヨコセイと渾名され、セイシをそのまま筆名にするようになった。
1921年『恐ろしき四月馬鹿(エイプリル・フール)』が雑誌『新青年』の入選作になり、これが処女作とみなされる。 1926年に江戸川乱歩の招きに応じて上京、博文館入社。1927年『新青年』の編集長に就任、その後『文芸倶楽部』『探偵小説』等の編集長を務めながら創作活動を続けたが、1932年に同誌が廃刊となり、会社を退社。専業作家に。
金田一耕助を生む。第1回探偵作家クラブ賞(後の日本推理作家協会賞)長編賞を受賞した『本陣殺人事件』をシリーズ第一作として、以降多くの「金田一耕助」シリーズ作を残す。代表的な作品に、1947年『獄門島』、1949年『八つ墓村』、1950年『犬神家の一族』、1957年『悪魔の手毬唄』など。

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