トリニティ・ブラッド―フロム・ジ・エンパイア (角川スニーカー文庫)

著者 : 吉田直
制作 : THORES 柴本 
  • 角川書店 (2001年4月発売)
3.65
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  • 本棚登録 :615
  • レビュー :36
  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044184049

作品紹介・あらすじ

大災厄で文明が滅んだ遠未来。異種知性体・吸血鬼と人類の闘争が続く暗黒の時代-巡回神父アベルの新たな任務は、真人類帝国から逃亡中の重犯罪者を女吸血鬼アストのサポートをして追うことだった。だが、事件の背後には秘密結社ローゼンクロイツの謀略が!恐るべき陰謀を阻止するため、アベルは海の都を駆ける!大反響のノイエ・バロックオペラ『トリ・ブラ』R.A.M.(レイジ・アゲインスト・ザ・ムーンズ)バージョンついに登場!-汝、目をそらすことなかれ。

トリニティ・ブラッド―フロム・ジ・エンパイア (角川スニーカー文庫)の感想・レビュー・書評

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  • R.O.M.の前日談…なんて心意気で読んだらバチがあたる。キャラの重厚さといい話の面白さといいR.A.M.に負けないクオリティの高さ。ファンタジー小説並みの作り込んだ世界観、大人向け小説並みの人間像、漫画並みのわかりやすさと面白さ。しかも作家が男性にもかかわらずヘタな女性作家よりも共感できる言動の女キャラが多い(私にとって、だけど)。ただ1話目のゲストヒロインの女だからパイロットになれなかったという話にはえっ?と思った。この作品の世界観は田舎や貧困層はともかく都会や中流以上の社会では女尊男卑なくらい男女平等だったはず…。表紙のイラストも作品のイメージにこれ以上ないくらいはまっていて素敵。後にも先にもトリニティブラッドとトーレス柴本さんのイラストほど相性の良い組み合わせは見たことがない。バチカン奇跡調査官シリーズはもっとジメッとした絵のほうが合うような気がする。

  • 再読はやはり時系列順で短編から。アストさん、めちゃめちゃヒロイン枠じゃないですか~!そしてケンプファー氏の怪しさ慇懃さ。はじめから飛ばしてたんでしたっけね
    本当に、シリーズの続きが気になってたまりません!
    どうか天国で続きを書いていらっしゃいますように。そして天国に本屋がありますように…

  • R.O.Mが一つの長編だったのに対し、この一冊から始まるR.A.Mは短編集。

    4編とも独立はしているものの、それぞれに派遣執行官が出て来るし、R.O.Mよりも数年遡っていて”騎士団”とも大きく関わっているから、こちらのシリーズの方が好き。

    一番好きなアストさんが出て来るのもこの巻。
    アベルとの初々しいコンビにハラハラドキドキ(笑)

    R.A.Mの方が視点が派遣執行官(Ax)寄りだから、内容がギュギュッと詰まってて面白い。
    アベルのクルースニク化も多いのが特徴。
    それが結構好きだったりするんだよね。

    しかも、扉カラー絵が多いのも魅力!
    各編ごとの絵ってのもあるし、THORES様の超緻密な描き込みが凄い!!!

  • 再読している今回は、ROMを全部読み終えてからRAMを一気に読もうと画策していたのですが、他のAxの面々が恋しくなって敢え無く挫折。しかし後悔はしていません。

    Axのメンバーでも特に、ソードダンサー、プロフェッサー、ダンディライオンが好きだったので、ユーグが出てくると興奮しました。最後に、ダンディライオンの名前が挙がるのにも、わくわく。「ソードダンサー」はすべてが素敵です。ネーデルランド辺りの地名にもロマンがあって、カウント・フォーの名前も土地勘というか民族的にぴったりで。朝食を作った後に、腕一本で腕立て伏せを1000回し、汗をかいたのではないだろうかと思われるのにシャワーも浴びずに僧衣を羽織ってしまうユーグに、キュンキュンします。色素の薄い金髪、翠の瞳、長髪ウェーブ、貴族出身で背中は傷だらけ。ユーグに私の萌えがここまで詰まっていようとは。吉田先生亡き今、ユーグの復讐劇に幕が閉ざされなかったことが残念です。

    ROMでは全然姿を現してくれない、イザーク・フェルナンド・フォン・ケンプファー。同情の余地すらない徹底的な悪人ですが、格好良い。このシリーズを初めて読んでいたときはまだドラマCDを聞いていなかったのですが、あれを耳にしてしまったので、イザークのセリフがすべて脳内で速水奨ボイスに変換されます。素敵。エンドレの拭いきれない小者感と比較されて、さらに際立つイザークの黒さ。攻撃方法も最高に恐ろしくて、彼の一滴の善もない所業にしびれます。

    何度読んでも大好きだということを再確認しました。

  • Reige Against the Moons

  • フライトナイトはアニメでちらっと見た記憶が・・・。
    ウィッチ・ハントはトレスくんの配慮にによによしちゃいました。自分のことを「機械だ」と言いつつ、人間らしい一面を見せるギャップが好きです。
    フロム・ジ・エンパイアはアストさんとアベルの仕事のお話。
    漫画版ではアストさんとアベルが過去に一緒に仕事をして、その時になにかあったらしいと描かれていましたが、その様子がわかってスッキリしました。
    アストさん、なかなかすごい事件を起こしていたんですねぇ(苦笑
    「相棒」についての説明は、イオンとラドゥを思い出してうるっとしてしまいました。重い言葉なんですね・・・
    アストさん自身、過去になにかあったようで気になります。

    可動堰の事件ではカテリーナさんと“魔術師”イザークが接触。
    漫画版だとイザークの存在感薄いですし、カテリーナさんの出番も少ないので、小説を読んで驚きます。
    カテリーナさんってばかなり危険な目に遭ってるんですね。
    トレスくんの騎士っぷりがたまりません。

  • Rage Against the Moons
    完読/既刊5巻・未完断筆

  • 挿絵も素敵で、続きがすごく気になるだけに、作者の夭逝が惜しまれる。
    ジプシークイーンがお気に入りなので、活躍の場が見たかった。男性陣では、トレスを贔屓。

  • 世界観がきれい。

  • こちらはRage Against the Moons・RAMシリーズ。短編連作です。つながっていないものもありますが、つながってないようで実は段々ROM並みのスケールで話が進んでたりするのもいくつかあります。
    長編のほうのReborn on the Mars・ROMシリーズから3年くらい前だったかな?
    あわせて読むと尚楽しい!ってやつです。同時進行で読みつつ読み返しつつ〜が一番キャラの性格や深い話を知れてよいかも。長いシリーズものによくある、外伝出しまくって印税稼ごうという魂胆のものではなく、2シリーズを同時に書いてところどころ、少しずつ真相が明らかになっていくというもの。プロットなど設定が緻密でなけりゃできないことですよね。このシリーズにしか出ていないキャラなども居て、それがまた濃ゆ〜いメンバーで楽しいです。
    私は「ユーグの復讐」シリーズが好きでした。ヤン・ファン・メーレンという名前が何故か頭から離れないのですが、警視総監だったかの彼の子供と、ユーグを捕まえにきたトレスとの会話が印象的だったからでしょうか?

    1巻ではアストとアベルの出逢いと合同任務(?)というレアな、短編らしいお話があったような。ツンデレそのものでしたねアスラン嬢。

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