トリニティ・ブラッド Reborn on the Mars 薔薇の玉座 (5) (角川スニーカー文庫)

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  • 角川書店 (2003年7月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (356ページ) / ISBN・EAN: 9784044184117

作品紹介・あらすじ

老女王ブリジット二世の危篤を迎え、王位継承をめぐって争いの渦中にある王国アルビオン。教皇とともに王国の首都ロンディウムを訪れたエステルは、自身の出生の秘密を巡る血塗られた策謀に巻き込まれ――!

みんなの感想まとめ

物語は、王位継承を巡る争いが繰り広げられる王国アルビオンで、主人公エステルが自身の出生の秘密に巻き込まれる様子を描いています。登場人物たちの思惑が巧みに交錯し、特にワーズワース教授やブラザー・ペテロの...

感想・レビュー・書評

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  • 遂にカイン、登場。
    と同時に、もうあと1巻を残すのみと知っている身としては、ページをめくるのが悲しくて悲しくて。いつもは茶化したことばかりを軽やかに綴る吉田氏が、今回のあとがきでは並々ならぬ熱意でこれからの話を書かれているのも、悲しくてならないです。

    RAMではお馴染みのワーズワース教授が大活躍してくれて、彼のファンとしては嬉しい限りでした。クレマン記者をやりこめるホテルのロビーシーンがお気に入りです。

    当て馬にされている感が序盤から満載のヴァネッサに苛立ちもしましたが、ケンプファー(もしくはバトラー)にひどいことされてしまう彼女を見て、痛々しくも思ったり。いろんなひとの思惑が、いろんな風に交錯していて、そのどれもに矛盾がなく、きちんと過去があるのが素晴らしい。吉田氏があとがきで書かれている通り、ROMとRAMの二つの線が交わり合いつつあって、鳥肌ものです。

    その中でも、成長を見せてくれたアレッサンドロと、彼を尊重するブラザー・ペテロに泣かされます。アレッサンドロの本気に、真摯に、彼なりのやり方で応えようとするブラザー・ペテロが、べらぼうに格好良い。

    何度読んでも面白くて、何度考えても傑作で、そして、何度も何度も、これが未完でなかったら、これの続きが読めたらと切ない気持ちになります。心の底から、このシリーズが好きです。

  • メアリはどっちなのか読みづらかったけどやっぱり敵かー。相変わらずペテロの出世が著しいのと、カインとアベルはナイヴスとヴァッシュにしか見えない。

  • 初の1話分冊で前後編的構成。
    しかも続きは次回!みたいな所で終わっている。
    RAMを読んでからこちらを読んだので、カテリーナのエステルに対する嫉妬と恋慕が殊更心に響く。
    謎の存在だった我が君も具体的に登場し、物語は一つの終焉へまっしぐら。
    この文章力、素晴らしいです。

  • エステルの出生や身分が明らかになる巻…なのに、自分勝手な思いで動き過ぎてて振り回される回りが気の毒。
    やっぱり性格が受け付けない…。

    事実上、姉となるメアリの野心が沸々と垣間見えるけれど、実は不遇で不憫なのよね。

    終盤のカイン&ケンプファーとアベルの対峙する場面は、もうなんとも言えないというか過去編読んでから読んだ方がより理由が解ってなるほどと思えるはず。
    衝撃だったのは、呆気なくアベルが殺られたことだよね。
    のほほんとしたカインとして登場するけれど、裏の顔というか力の違いを見せつけられた感じ。
    本当に吃驚する巻末だったよ。

    そして、またもやアベルの危機に登場するエステル…こういう所が嫌い(笑)
    だから、カテリーナに感情移入しちゃうの。
    なにも知らない、小娘が!となるよね。

    こちらは、前編。
    後編へ続く。

  • 聖下、アイデンティティに目覚める、の巻(笑)
    4-6巻はアベルを始めとして主要人物も大活躍しますし、エステルに至ってはシスター→聖女→女王と波乱万丈な流れですが、そんな中でも一番成長してるのは聖下じゃないかな、と思っています。そして聖下が動くときに良い味を出すのがブラザー・ペテロなんですよね…。本当にこいつは愛すべきキャラだわ…。

  • この巻から漫画版未読。物語の核心に迫ってきました。エリザベス1世とかぶる世界観にときめきます。
    表現がもはやライトノベルの域をとっくに超えていて、ゾクゾクします。

    世界史がすきなひとは特に好きになるお話の巻かなあと思います。
    早く続きを読みたい!

    2014.07.24

  • 数あるトリブラシリーズの中でも一番好きなアルビオン編。
    メアリさんがとにかく大好きで大好きで…!

    トリブラシリーズが未完なのがほんとに残念でなりません。

  • ついにきました王国アルビオン(イギリス)編! エステル即位までのお話。6巻までの二作で前後編かな?
    初登場の血縁上の姉・メアリがきびきびしていて格好良いなーと思いきやいきなりエステル暗殺の危機。
    地下に住む吸血鬼の居住地(イースト・エンドだったかな?)に逃げこむアレッサンドロとうさぎの組み合わせが和みました。それからキエフ公、怖すぎです。まずビジュアルで威嚇しています。なのに仕込み杖とか格好良すぎです。
    そしてついに薔薇十字団本格始動。カインが頑張ってます! ディートリッヒやケンプファーも頑張ってます! ケンプファーの描写についてはよくもまぁここまでキレイに書けるなぁと辟易。優雅さとか艶美な感じとかどうすればこんな風に書けるのかと文章ガン見してしまいます。
    この巻から王族絡みのお話になるので、王国記のような要素も入ってきて面白かったです。いつの時代も王族はドロドロなんですかねー。

  • 借本。
    6巻が気になるところだけど、多少違和感を感じた本。
    立て続けにシリーズ読んできたからかな?

  • エステル出生の秘密。
    アベルの死。
    物語は最初の終末へと向かう。

  • かなり衝撃的な展開でした。

  • 兄弟愛っていいよな・・

  • アルビオン浸出。
    けど、結末は暗いです。

  • 貴方エス子の姉上かよΣ(゚Д゚;o)
    似てネェ

  • トリブラシリーズの中でもこの巻は鬼気迫る才能を感じずにはいられません。
     “におい”や“皮膚感覚”へ投げかけられる臨場感は、ジュニア小説とは思えず、ジャンルに対する見方が変わったのも事実です。
     残念ながら作者の吉田直氏は急に他界されてしまいました。
     しかし、作品はみなに語り継がれていかれることでしょう。
     本が好きであれば、一度は読んでみてはいかがでしょうか。

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