多重人格探偵サイコ〈No.1〉情緒的な死と再生 (角川スニーカー文庫)

著者 :
制作 : T.ブラウン 
  • 角川書店
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本棚登録 : 243
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044191016

作品紹介・あらすじ

死体に書き込まれた意味のない数字。人を殺人者へといざなうルーシー・モノストーンの歌声。双子の少女愉快犯。運命を数値化する男。そして、小林の人格に替わって生まれた雨宮一彦の人格…。小林のかつての恋人、千鶴子の死に隠された真相が、雨宮によって明らかにされてゆく。これは、刑事小林洋介の最後の事件であり、多重人格探偵・雨宮一彦の最初の事件である。コミック版では描かれなかった真実の物語に、今あなたは誘われる。

感想・レビュー・書評

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  • 【134】
    2016.3.15
    久々に読んだ。
    漫画の空白を埋める小説。
    漫画より先に小説から入ったけど。
    やっぱり面白い。
    新作出て欲しい。

  • 元刑事の多重人格者は、どうしてこうなったのか。

    題名についている『探偵』は、一体どこから出てくる?
    と思ってしまうほど、探偵らしき事はしてません。
    もしかしたら、謎を解く、という事が
    探偵の働きなのかもしれませんが。

    場所が場所なので、まったく想像もつかない場所。
    そしてどういう場所なのかもわからない所。
    そこにいながら、過去だったり現在だったり。
    読みにくい、という事もないですし
    続きが気になる、とは思いますが
    1巻部分で終わっても問題ないかと。
    ただ、双子の片割れがどうなったのか、は
    気になります。

  • コミックスでは語られなかった、小林洋介の刑務所内でのお話。千鶴子殺害の詳細も。

  • 初の大塚英志の活字本。マンガもいいけど活字も案外読みやすくてよかった。おもしろさは言うまでもなし。

  • 多重人格探偵サイコ2
    多重人格探偵サイコ雨宮一彦の帰還
    ロリータ℃の素敵な冒険

  • 同名のマンガの原作者によるノベライズ。
    筆者はマンガとは、リンクしておらず、全く別の話だと言っているのだが、やはりマンガとリンクさせて読んでしまうのは仕方のないこと。
    マンガでは描かれることはなかった、雨宮一彦の獄中での話。
    エンターテイメント小説として、私は大好きです。
    この小説の語り部として登場する、大江公彦の語り口。
    うっかり口を滑らして語ってしまう、大塚英志の別の世界。
    大塚英志ファンならば、必見。
    現実とフィクションの区別がつかなくなってくると、尚更に面白く読める小説だと思う。
    講談社より、改装版が出ているのだけれど、私はスニーカー文庫の少しチープで薄っぺらいところも好きなのです。
    表紙の絵も、こちらの方が好み。

  • コミック版は怖すぎて二巻で断念…
    最近図書館で文庫版を発見し読んでみたら、コミックでは解らなかった謎がいろいろ判明。スニーカー文庫は絶版らしいので、角川文庫で予約して読了。

  • 「徳度定数」を使い繰り返される
    刑務所内での殺人ギャンブルの物語。


    「FAKE」シリーズと「雨宮一彦の帰還」
    も読んだけれど
    このシリーズが 抜群にすき。
    グリム童話を下敷きに
    遊戯療法の名を借りた連続殺人を書いた
    続篇『阿呆船』もおもしろいです。


    「消費される小説」
    と断言する大塚さんのスタンスの潔さったらもう。
    トレヴァー・ブラウンを知ったのも
    そういえばこの本だった気がする。

  • たしか中学生のときに読んだ本なのだけど、当時のわたしには衝撃でした。何度か読み返した覚えがあるので星4つ。どこにしまったんだろう、いま読んだらまたちがう感想が生まれそうですね。

  • 辛らつなあとがきさえ、小説の一部に過ぎないと感じさせられる。行き交う情報の非現実的な生々しさに、真実も嘘も区別がつかなくなる。

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