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Amazon.co.jp ・本 (308ページ) / ISBN・EAN: 9784044241155
作品紹介・あらすじ
黒衣の少女と一人の青年は旅をしていた。二人が訪れたのは、黄昏を迎えつつある滅びの地。そこでは破翼蟲《バジム》と呼ばれる怪物が、街を、人を、全てを喰い尽くそうとしてた――。悪魔の本と少女の冒険、第3弾!
みんなの感想まとめ
物語は、黒衣の少女と青年が旅する中で、滅びの地での冒険を描いています。今回は新たな要素として焚書官とのエピソードが加わり、マンネリ化の懸念を吹き飛ばす展開が期待されています。特に第一話「換魂の書」では...
感想・レビュー・書評
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なんか面白さが逓減してる気がする。連作短編の宿命、ネタ切れとマンネリ化か。焚書官とのくだりは新要素となってくれることを願う。
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今回はいつもの旅路に加えて少し別の趣向を持つおはなしが1つ。なんとなくこことそこは交わらない、あくまで同じ世界で起きているもう1つの出来事という扱いなのかなと思ってたから邂逅するにしてもかなり早くて少しびっくり。
それ以外でいえば、ダリアンの本に対する感情の強さを改めて実感させられるエピソード(第一話「換魂の書」)も印象深い。似たような感情を抱えたことは数あれど、現実では多くの枷故に動けずにいない我々を越えて行動に移す有志には敬意を評したい。オチも含めて読書家だからこそ強く共感できるの回だった。 -
ダリアンは、薄い本も等しく「本」として読むのだなぁ、と感心しました(笑)
焚書官が無性に好きなので、登場するとワクワクします。
強く生きて欲しい、と思う(笑) -
焚書官登場。
この子たちのほうが主役よりもキャラ立ってるのでは?と思ってしまう。
短編だからかラノベだからか、ちまちましてる印象。
気が狂った女が~系は飽きたなあ。 -
9784044241155 296p 2009・5・1 初版
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【収録作品】第一話 「換魂の書」/第二話 「忘却の書」/第三話 「黄昏の書」/断章一 「眠りの書」/第四話 「魔術師の娘」/断章二 「美女の世界」/第五話 「償いの書」
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11月20日読了。図書館。
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借本。
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“「気にいらんか。贅沢なやつめ……ならば彼女はどうだ。おまえよりも十歳ばかり年上だが、家柄もしっかりしているし、家庭的ないい妻になると思うぞ」
「妻?さっきから何の話をしているんです、叔父上?」
ヒューイがついに苛立ったような態度で訊き返す。ダヴィはむしろ意外そうな顔で、
「もちろん、おまえの結婚相手の話だが」
「結婚?」
ヒューイが啞然とした声を出す。ダヴィは恩着せがましい笑顔で頷き、
「そうとも。ヒューイ、貴様、いくつになった?曲がりなりにも爵位の継承資格を持つ男が、その歳になって許嫁の二人や三人いなくてどうする?」
「許嫁が何人もいたら、ただの結婚詐欺じゃないですか。だいたい、なんだって叔父上が僕の結婚相手の心配なんかするんです」
「そんなもの、おまえのためを思ってやっているに決まっているだろう」
ダヴィが呆れた表情で言った。自分の言葉に何の疑いも感じていない人間の顔だった。”[P.75]
ハルの扱いに思わず笑う。
“「あの少女……全身に九つの錠前か。彼女もきみと同じ読姫なのか、ダリアン?」
どこかのんきな口調で訊いた。
ダリアンは無言のまま、揚げパンの咀嚼を続ける。彼女自身、判断がつきかねているという表情だった。そしてダリアンが何か言おうと口を開きかけたとき、
「くっ」
ヒューイが突然、ダリアンを放り出して前に出た。
長杖を放り出した焚書官が、ヒューイたちに襲いかかってきたのだ。交錯した二人の身体が、もつれ合ったまま、陽炎のように一瞬ゆらりと揺れた。
そして、よろよろと後退したのはヒューイのほうだ。
「ヒューイ!」
ダリアンが血相を変えて鋭く叫んだ。今まで彼女が発したことのないような、頼りない声だ。
ヒューイは無言で唇を拭う。その手の甲に薄く血の痕が滲む。
しかしハルも、身構えたまま動かない。険しい表情で、焚書官は自分の掌を見つめた。確実に仕留めたはずの獲物が、目の前に平然と立っている。そのことに驚いている顔だった。
「面白い動きだな。今のは……たしかバリツとかいう東洋の武術だったか」
切れた唇を舐めながら、ヒューイが皮肉っぽい口調で訊いた。
ハルが、かすかに眉を動かす。俺の砕<くだき>が見えたのか、と感嘆したように呟いて、
「おまえ、兵士か?」
ヒューイは笑って首を振った。
「まさか。僕はただの飛行機乗りだよ。格闘は専門じゃないんだ。手加減して欲しいね」”[P.262] -
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読了。
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ドンマイ焚書官。
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アニメで放映中のダンタリアンの書架。
壺中の天に納められた幻書の管理人ダリアンと、ヒューイの織りなす奇譚。
幻書の内容よりも、それに絡められる人間模様がおもしろい本です。
人の夢や欲望などが幻書と絡み、人の暗い面も読みやすくなっています。
本書に収録されているのは
第1話:「換魂の書」
小説に狂気的な愛情を注ぎ込む女性が、小説家を監禁して自分の気に入る作品が出来上がるまで殺し続ける話
第2話:「忘却の書」
自分の浮気を隠すため、奥さんの記憶を幻書に封じ込める話
第3話:「黄昏の書」
幻書の魔力から発生した物語を食べる虫を退治するために本の世界に入る話
第4話:「魔術師の娘」
魔術師に作られし自動人形が自我に目覚め、男を手玉にとり自らを守るために必要な幻書を探し求めさせる
第5話;「償いの書」
それを読んだものをゾンビにする原書を使ったテロを阻止するために焚書官と共闘する話
の本編5話
姉がいるために女王になれない妹が、姉に混沌の眠りへと誘う幻書を読ませ女王の座を得ようとする「眠りの書」。美しさを求める女性が、求める美を得るのではなく、自分が最高に美しいと評価される異界に放り込まれる「美女の世界」の断章が2話
で構成されています。 -
ヒューイとハルが会いましたか。
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いつもの如く、連作短編なのでどこからでも読める本当にお手軽なライトノベル。
超短編『断章』の2話も楽しめました。
ダリアン以外にも存在する読姫たちが気になります。
※ユーザーの中にはネタバレになっているにも拘らず、
ネタバレチェックをしていない人が多数いて最終章は読む前にがっかりしましたが。。 -
話としては、1、2に劣るか。フランとハルが好き。
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購入日:2010/01/20
読了日:2010/01/24
シリアスでグロっぽい話もある中、この話は何だったの?っていうくらい拍子抜けする結末とか多いかも?
まぁ、意外性を狙っているんだと思うけど。
あと、イラストがっ!!
やたらとダリアンばっかり。。
ゲストキャラでも女の子じゃないと描かれない率が高いー。
男キャラとかも描いてほしー。
カラーページもダリアンばっかだし。 -
展開はともかく、結末が「ふたを開けてみれば…」な感じのものが多かったかなと。
「黄昏の書」がいつもと違ったアプローチで面白かったです。
「魔術師の娘」…うん、さすがというか。本家でも、月に帰らなかったかぐや姫は帝と結婚した、という説もあるようですし。
「償いの書」で邂逅した焚書官たちとはまあ、対立する立場にしかなりえないんでしょうが、さらっとすっぽかすところに笑いました。というか、サッカー賭博…さりげなく抜け目ないですね、ヒューイ。でもこれって詐欺じゃ…?
ところで、「壊れた読姫」とか、「人形」ってどういう意味なんでしょうね。そもそも、読姫という存在自体が謎なわけですが、明かされる日は来るのでしょうか。 -
シリーズ3作目。少ーしづつユルくなってきてる
ような気がしますがw。
ヒューイとダリアンのコンビもますます息ピッタリ
で絶好調。丁寧語による辛辣、毒舌使いのダリアン
の可愛さが炸裂w。ラノベ読み始め以降、一番
お気に入りのキャラ...かも。
そして焚書官コンビも再登場!さらにダリアン達と
接触まで!キタ来たキタ!
と思ったらまさかの肩透かし。しかもユルユルw。
ある意味衝撃の展開w。
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