ダンタリアンの書架6

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044241186

作品紹介・あらすじ

ダリアンとヒューイは、保養地として知られるレイサム群島に渡った。恩師マクギガンに呼び寄せられたのだ。マクギガンはダリアンに姪のリーシアを紹介する、友だちになってほしいと。だが犬と子供は嫌いだと言い放つダリアンに、リーシアは胸の黒板に『あなたのほうがチビ』と書いて…。一方、島では伝説の海魔による連続殺人事件が噂されていた。そしてそこには、もう一組の男女の影も-。悪魔の本と少女の冒険、第6弾。

感想・レビュー・書評

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  • 12月14日読了。図書館。

  • 978-4-04-424118-6 296p 2010・12・1 初版

  • 【収録作品】第一話 「雛形の書」/断章一 「働く男」/第二話 「柩の書」/断章二 「本当の私」/第三話 「人化の書」/第四話 「楽園」

  • “「深いな」
    地下へと続く長い階段を下りながら、ヒューイがぼそりと呟いた。
    「是<イエス>……」
    彼の背後で、ダリアンが頷く。彼女はものすごい無表情になって、
    「待つのです、ヒューイ。もっとゆっくり降りるのです……まったく馬鹿と水は、少し目を離すとすぐに低いところに流れて困るのです」
    尊大な口調でそんなことを言いながら、へっぴり腰で階段を下りている。決して口に出そうとはしないが、どうやら暗くて狭い急傾斜の階段に足を竦ませているらしい。”[P.87]

    「人化の書」がいつにないハッピーエンドで良かった。

    “「……もう少しマシな慰め方はないのですか」
    ダリアンが、ルクレースを横目で睨んで呆れたように非難した。
    ルクレースが、その呟きを聞きつけてニヤリと笑い、
    「お友達を庇うなんて、優しいのね、ダリアン」
    「べつに庇っているわけではないのです。なぜ私がそこの小娘ごときの心情を気遣わなければならないのですか」
    不機嫌そうに言い返すダリアンに、ルクレースはますますにやけながら、
    「へえ、お友達というのは否定しないんだ」
    「っ……!?」”[P.194]

  • 2011/01/24購入・2012/04/30読了

    ハルとフランの知り合った経緯が気になる。

    ルクレースさんイケメン。

    ダリアンが人のために行動するのって珍しい気がする。

  • 読了。

  • やっぱフランが良いぜ。

  • 海魔良かったね。

  • そろそろ安定期に入ったのか、少し新鮮味が薄れたような…。
    ヒューイ好きとしては5巻の満足度が高すぎたせいか、ちょっぴり物足りなく感じました。
    とはいえ、読姫たちのニアミスやら、焚書官の過去やら、
    今後の展開が気になるエピソードも散りばめられていたので、
    7巻以降もさくさく読み進められそうです。

  • 購入日:2011/04/16
    読了日:2011/04/23

    6巻を買って、何となく読み始めてから、5巻をまだ読んでいなかったことに気が付いた。
    短編集だし、もともと雑誌掲載時の順番と文庫の掲載順は違うようなので問題ないと判断して読み進めた。

    本を読むこと自体久しぶりのせいか、そんなに楽しくもなかった。

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著者プロフィール

電撃ゲーム小説大賞(現・電撃小説大賞)銀賞、第1回日本SF新人賞、第5回スニーカー大賞特別賞を受賞。代表作は『ランブルフィッシュ』シリーズ、『アスラクライン』シリーズ。

「2023年 『ソード・オブ・スタリオン 種馬と呼ばれた最強騎士、隣国の王女を寝取れと命じられる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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