退魔師はがけっぷち (角川スニーカー文庫 126-2 月と闇の戦記 1)
- KADOKAWA (2001年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044243029
作品紹介・あらすじ
「や、やばい…所持金ぜんぶで1782円…」世間は誤解しているが、退魔師って商売は儲からない。なぜならオレはいまどきの女子高生よりも貧乏だ。明日のメシもままならぬオレのピンチを救ったのは、幽霊屋敷の調査依頼。退路のなさをずうずうしさに代えて、むりやり押しかけ、住み込んだそこには、どこかで会ったような美形兄妹と、やたらと説教くさい幽霊たちが、節操なく同居していたのだ!!ネオジャポネスク伝奇アクション、堂々開幕。
感想・レビュー・書評
-
退魔師はがけっぷち。―月と闇の戦記〈1〉 (角川スニーカー文庫)
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どこかで会ったような美形兄妹とウサギに釣られて読んだw
カバー・口絵・本文イラスト / 草河 遊也
デザイン / 中デザイン事務所
初出 / 『ザ・スニーカー』2001年2月号~10月号 -
まさか、まさかの舞台を現代に移しての作品。うん、ラノベっぽい軽快感。会話の応酬がさらに楽しい。
-
「月と炎の戦記」の続編、らしい。
作者は早川で出ているあの「星界の紋章」等を書いた森岡さん。
イラストはオーフェンの草河さん。
うむ。主要キャラの一人がまんまオーフェン・・・・・。貧乏退魔師、その日を食いつなぐことにも難儀している青年が主役。
これの見所は、やはり主要キャラの兄ちゃんの理屈っぽさ。けっこう辛辣なのだが、読むと笑える。
「月と炎の戦記」では、「アマテラスオオミカミ」のお籠もり時期の話(神話時代)だったのだが、今回は現代。
軽く読める作品。