レンタルマギカ 魔法使い、集う! (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044249083

作品紹介・あらすじ

審神者を貸して欲しい。魔法使い派遣会社「アストラル」に舞い込んだ依頼はある神社から。その神社では十年前、審神者の儀式に失敗し術者は未だ意識不明だという。そこで今度は「アストラル」の巫女、葛城みかんの力を借りにきたのだ。失敗すれば命の保証はない上に境内は「鳥居」に守られた絶対結界。穂波のケルト魔術も黒羽の念動力も一切通じない。会社と巫女の意地をかけ、みかんは危険な儀式へ向かう。異種魔術格闘戦第3弾。

感想・レビュー・書評

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  • 「そうじゃないけど……アディリシアさんは女の子でしょ?」
    審神者を貸して欲しい。魔法使い派遣会社〈アストラル〉に舞い込んだ依頼はある神社から。その神社では十年前、審神者の儀式に失敗し術者は未だ意識不明だという。ーーーーー



    3巻、といいつつ1、2巻の間の短編。本編はまだ従業員のみんなの話が薄いので、ここで少し深く知れるのは嬉しい。社長が常に普通の子で、それが癒しなんだけど危なっかしくてハラハラする。自己犠牲主人公は最近でも多いけど、救いなんだけど、応援する側(支えたい側)はしんどいなあ。
    黒羽と影崎さんの関係が好きなんだよな。深く関わらないけど警戒し合わない相手。どうやって関係が深まるか楽しみ。深まるのか? 魔法使いと肖像画、が好きかな。死は怖いけど、死を想い、よく生きたい。そういう時代は、きっとあった。

  • うっかり1,2巻をすっ飛ばしてここから読んでしまったが、ザスニ掲載の短編集ということで特に問題なく。むしろ分かりやすいくらい。
    猫屋敷さん推し。

  • 3冊目、短編集。
    色々と縁を作るような話が多いかな。
    [魔法使い貸します!]
    2冊目でいつの間にか社員になってた黒羽がどういった経緯で仲間になったのかといった話。
    話にちらっと出てきた"ヘイゼル呪物課課長"って誰のことなんだろうか。

    [魔法使いと花泥棒]
    死体から咲く花を巡って魔法使いとバトル話し。

    [魔法使いと夏祭り]
    みかんが夏祭りで審神者を行う話。
    影崎さんはみんなに恐れられてるけど、黒羽にだけ優しいような?
    そもそもなんで恐れられてるんだろうか。

    [魔法使いと肖像画]
    人が死ぬという肖像画の鑑定をするはなし。
    アディシリアはいつきにこの段階から興味を持っていたということか。

  • 1巻と2巻の間の短編集。

    先に読んだ方がもっと2巻が楽しかったかもしれません。
    読まなくても、あそこへ繋がるのか、と
    楽しく読む事はできますが。

    1話目は、幽霊社員をどこで手に入れてきたか。
    2話目は、業者さんとの繋がり?
    3話目は、巫女姿の少女の過去がちらり。
    4話目は、ある意味報酬詐欺?

    最初以外は、従業員ぷらす社長、で動いているので
    個人的な力見放題。
    社長の力も全部に渡ってがっちりと、というわけでも
    なかったです。
    気になるのは、巫女さんの成績表…でしょうか?w

  • 1巻と2巻の間あたりの短編集。黒羽まなみの登場はここから。

  • 2013/9/20読了
    可もなく不可もなしかな。
    まだまだ面白くはない。敵が出てきて、なんやかやあり、いつきが眼帯を取って解決の繰り返し。
    これから面白くなるのだろうか?

  • 今月の7冊目。今年の107冊目。

    レンタルマギカ3作目。今回は短編集。短い話がサクサク入ってます。魔法ってイメージしづらいよね。現実にどんなものか観たことないのでみたことないので、文字で読んでも全然分からないものもある。そこがやっぱり難しいとこなのかなー思いました。いかに平易に読者に描写するのか、そこはすごい苦労してるんだろうなーと思いました。あんまり作品の感想とは関係ない感想。

  • 借本。
    長編かと思って読んだら、短編集でビックリ。
    1巻の後に読むと、しっくりきたんだろうな~とがっかり。
    まぁ、面白いからいいけど。

  • 表紙のアディがキレイです!
    みかんちゃん話いいですね。

  • 冬虫夏草を持った穂波にちょっとドキっとしました。
    これが恋ですかね。
    で、今回は短編集でしたね。
    黒羽さんが加わった時の話もありました
    社長はやっぱりすごいですねぇ。
    どんな絶望的な状況でも「全員助ける」っていう有り得ないことをやってのけます。
    もはやあれは「優しさ」ではなく「強さ」ですね。
    で、後の話は冬虫夏草の話と審神者の話に絵画の話。
    絵画の話はちょっと考えさせられるものがありましたね。
    僕ももちろん死ぬことは怖いのですが、死ぬことさえ救いになるようなひどい状況ってどんなのなんでしょうねぇ。
    全然想像もつきません。
    自分も生きてる時代が違えばそんな死にたくなるような苦難におそわれていたかもしれないなんて考えるとゾッとしますね。

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著者プロフィール

代表作にスニーカー文庫『レンタルマギカ』がある。直近では『レッドドラゴン』(星海社)を刊行。

「2020年 『ロード・エルメロイII世の事件簿 10 「case.冠位決議(下)」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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