レンタルマギカ ありし日の魔法使い (角川スニーカー文庫 177-13)
- 角川グループパブリッシング (2008年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044249199
作品紹介・あらすじ
「魔法を使わない魔法使い」伊庭司は、錬金術師ユーダイクス、魔女ヘイゼルらと魔法使い派遣会社"アストラル"を創設する。そこへ布留部市という地域の調査依頼が舞い込む。だがその地で待ち受けていたのは禁忌の魔法使い達"螺旋なる蛇"だった。その強大な力で隻蓮、ユーダイクスが倒される。絶対絶命の中、司に反目していた猫屋敷は"螺旋なる蛇"に勧誘される。揺れる猫屋敷の出した結論とは!?現代に続く"アストラル"の謎がここに。
感想・レビュー・書評
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「ああ、お前の真実は……どうしようもないぐらい、真っ直ぐなんだな」
「魔法を使わない魔法使い」伊庭司は、錬金術師ユーダイクス、魔女ヘイゼルらと魔法使い派遣会社〈アストラル〉を創設する。そこへ布留部市といつ地域の調査依頼が舞い込む、だがその地で待ち受けていたのは禁忌の魔法使い達〈オピオン〉だった。ーーーーー
13冊目。
過去回。やっと司社長の人となりが分かりスッキリした。現在を知った上で過去に起こった事を知るという構造なので理解しやすく面白かった。猫屋敷の気持ちの変化が自然で、この出来事があって今の猫屋敷があると思うと応援したくなる。登場人物全員いいキャラしてるなあ、キャラ立ちが良い。セキレンさんが不死身すぎて惚れる。ムキムキ僧侶。
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ついに前社長司さんが登場。
12年前、アストラルの全盛期に起こる現在まで繋がる事件のあらまし。猫屋敷さんのポジションが今と全然違うのがなかなか楽しいところだ。 -
14冊目で旧アストラルの過去話。
アストラル・ゲーティア・オピオン・布留部市の龍の因縁は深かったわけで。
ロリ穂波はまあ可愛かったけど、いつきが出なかったのが少し残念だけど知った名前がたくさん出てて面白かった。 -
借本。
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過去編。
シリーズもの。
ラノベ。 -
先代アストラルの成り立ちの謎が解き明かされていく…
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猫屋敷さんにニヤニヤする巻
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過去編。ついに伊庭司登場。アストラルとオピオンとの因縁が判明。面白い。
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「ありし日の魔法使い」というタイトル通り、過去のアストラルの話。
イツキの父、司がバンバン出てきます。
謎もけっこうこれで解けたり。
それにしても猫屋敷。真夏でも白の詰襟(学生服)で外出って・・・暑っつぅ -
レンタルマギカ『過去編』!
いっちゃんのお父さんがどんな人なのか、ユーダイスクの忠実さ、隻蓮さんの若かりし姿と猫屋敷さんの少年時代、謎の人物柏原氏、ヘイゼルさん…
この話はユーダイスクが話してくれた内容になっている。
濃ゆいです。非常に濃ゆい話になってます。
しかも司氏(いっちゃんのお父さん)の『社長命令だ』は圧巻。
その行、行間から目が逸らせなくなった。
最後の方で当時のいっちゃんたちの姿が描かれてます。
それを考えると、まだまだ余韻があるので描き出して欲しいですね〜。
穂波の標準語と関西弁。なんの意味があるのか?
気になります… -
2008/04/01
思っていたよりも良かった。なんと司さんの魅力的なことか、、他のキャラも上手く絡んでしっかりしたストーリーになってて、とても満足。
アディー派的にはもうちょっと彼女の出番が欲しかった気もするが、話として全く関係ないしね、逆に、なんで今回出てきたんだ?って感じもあるし。ってか主人公に義妹の設定ってあったっけ…???ついつい最初の巻からアディ父編まで一気読みしたくなってしまった。勿論色々と設定を思い出す為(汗