失踪HOLIDAY (角川スニーカー文庫)

  • 角川書店 (2000年12月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (242ページ) / ISBN・EAN: 9784044253011

作品紹介・あらすじ

継母とケンカのすえ家出したナオは、敷地内の使用人の部屋にむりやり居座って家族の様子を観察することに…。居場所を求めてさまよう14歳が巻き起こすドタバタを描く表題作の他「しあわせは子猫のかたち」を収録。

みんなの感想まとめ

テーマは家族や成長、そして子供の視点から描かれたユーモラスな物語です。主役のナオは、継母との衝突から家出し、使用人の部屋に居座ることで家族の様子を観察します。彼女の意地汚さや子供らしい発想が、時に滑稽...

感想・レビュー・書評

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  • まぁ、よくあることですよね〜

    家出なんて

    まぁ、よくあることですよね〜

    思春期に親と喧嘩して衝動的に家出なんて

    まぁ、よくあることですよね〜

    衝動的に飛び出したけど、行くあてもなくこっそり家に帰って隠れていることなんて


    ナオもちょっとした喧嘩から衝動的に家出をしただけなのに、まさかこのような方向に事態が転がっていくとは思っていなかったでしょう…

    あっ!ナオは14歳で本作の主人公ね


    もちろんあなたもしたでしょ、家出
    あなたの子供もしたでしょ、家出

    もちろん私も家出…










    してないわーい!
    そんな非行少年でないわーい!

    ちなみに家出なんてよくあることでもないわーい!
    誰がツッコミなさいよ!


    えっ…!?
    まさかと思うけど、一応聞いてみますね…
    家出したことある人手を挙げて〜(ー_ー)/

    • ultraman719さん
      (´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)_...
      (´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)_| ̄|○
      2024/09/15
    • bmakiさん
      家出!?したいどころか、毎日一刻も早く帰りたいでーす(*^▽^*)
      我が家は家族全員一刻も早く家に帰りたい人ばかりみたいで、夕飯作るのめっ...
      家出!?したいどころか、毎日一刻も早く帰りたいでーす(*^▽^*)
      我が家は家族全員一刻も早く家に帰りたい人ばかりみたいで、夕飯作るのめっちゃ焦ります(-。-;
      急かされてるみたいで(⌒-⌒; )

      一休さん、一生懸命働いてるのに(T-T)
      感謝されて然るべきなのに。゚(゚´ω`゚)゚。
      うちにご飯食べにきますか?
      毎日歓迎しますよ(*^▽^*)
      2024/09/15
    • 1Q84O1さん
      makiさん

      一刻も早く帰りたくないでーす!
      職場でも上司にお願いしてます
      家よりも職場の方が心が落ち着くので仕事させてくださいと!

      お...
      makiさん

      一刻も早く帰りたくないでーす!
      職場でも上司にお願いしてます
      家よりも職場の方が心が落ち着くので仕事させてくださいと!

      お邪魔していいっすか(*´∀`)
      ご馳走になった食事の後片付けは任せてください(`・ω・´)ゞ
      2024/09/15
  • 良かった。
    子猫の話も失踪ホリデーも良かった。
    血の繋がらない父と、その再婚相手の継母のナオへの気持ちが良かった。
    ナオのクズっぷり、意地汚さが最高だった。

  • 2013/02/21読了

    子どもながらの発想って、本人は本当に大真面目なんだけど、スキだらけで実はスカスカ。
    そんなことを思い出しつつ読むと、面白いなあって。
    大人びているけれどやっぱりナオは子どもだし、ヘタレで子どもっぽいけれどやっぱり父親は大人なのだ。
    そういう対比にも注意しながら読んでみて。
    構成というか、背景も上手だなあ。第三者がこう来るとは。

    「しあわせは子猫のかたち」は、別の小説集で読んだ記憶が。
    望まれた結末ではなかったけれど、ふわりと爽やかな感触を残して終わった。
    「僕」の生活は、モノクロだけじゃなく、セピア色も選べるようになったのかな。
    彼女と小さな温もり、ささやかな生活の中に潜む存在感。
    ふとよぎるそれが幸せだと、言い換えることも、きっと出来る。

  • しあわせは子猫のかたち、失踪HOLIDAYの二編。
    子猫は、多くの人の琴線に触れる作品だと思う。明るいもの、幸せそうなもの、楽しそうなもの、そんな物を憎んでカーテンを締め切るのに、朝起きるとカーテンが開けはなたれ、 朝日がサンサンと降り注ぐのだ。最後は自分から進んで、光に向かっていく成長の物語。物語の王道ですね。
    失踪は、血の繋がらない「家族愛」かな。子供は目に見えるようなアピールをしてあげないと、満たされないんだよね。

  • 「しあわせは猫のかたち」「失踪HOLIDAY」の2編を収録。

    「しあわせは猫のかたち」は大学生になり一人暮らしを始める、人の嫌いな男の子の話。
    人と関わりたがらずに、部屋のカーテンを閉めっぱなしにするような「ぼく」だったが、引っ越し先で奇妙な現象に遭遇する。今まで読んだ乙一作品でこれが一番好き。

    「失踪HOLIDAY」は家出して誘拐されたふりをする大金持ちのひとり娘、菅原ナオの話。漫画を買ったあとに読んでも面白かった。自分の娘を心配する父親の姿が健気でかわいらしい。

  • 乙一さんて。
    箱庭図書館のイメージが強くて。
    でもよく考えてみたら、あれはもとネタは本人じゃなかった(笑)。

    そういう意味だと、気づけば私、初乙一とも言えるのか?(笑)

    短編が2作。共通して...主人公が暗い(笑)。
    ネガティブシンカーです。
    心の底では愛情を欲して、誰よりもそれをベースに動く子どもたち、て感じで甘いんだけど。
    ハートフルストーリーの短編集かと思って途中まで読んでたけど、謎にどちらの作品も、プチミステリーだったからちょっとびっくり(笑)。

    乙一さんらしさが少し分かった気がします。

  • 「しあわせは子猫のかたち」は、『失はれる物語』で読んだことがあるので飛ばした。
    こちらは「しあわせは子猫のかたち~HAPPINESS IS A WARM KITTY~」という副題がついているが、内容は変わらないみたいだ。

    「失踪HOLIDAY~しっそう×ホリデイ」は、乙一にしてはあまり心をつかまれない、ダレた展開が続くなーと思っていたら、ラストはさすがだった。
    全く疑いもせずに読んでいたから、ほとんどなににも気づかなかった。

    狂言誘拐を演じた主人公の女子中学生が、事件を機に家族関係を見直す話かと思っていたら、確かにそのような展開にはなるのだが、実はいろんなことが起こっている。

    切なさの乙一とはまた違って、温かい感じの物語。

  • しあわせは子猫のかたちのほうは面白かった。
    表題作のほうはお嬢様の我が儘っぷりがひどくて途中で挫折しそうになった。最後はちゃんとオチがついていたので読んだ時間はムダにはならなかった。

  • デビューしたての頃ってことか、もしくはラノベ系だからってことか、正直、彼の作品を殆ど読んだ後に本作を手に取ると、ぬるい。短編と中編の2作が収められているんだけど、どちらもなんか、とりあえず及第点を狙いました、程度の出来映え。設定にたいした斬新さはないし、オチも想定の範囲内でした。

  • しあわせは子猫のかたち
    他の単行本に載ってた…

    失踪HOLIDAY
    大金持ちのひとり娘ナオが誘拐された。その誘拐犯は…何とナオ自身?家出したつもりのだけだったのだが、ひょんな事で大騒動に。後戻り出来なくなったナオは誘拐を捏造するしかなかった。

  • 『しあわせは子猫のかたち』
    見えないものとの同居。乙一さん、好きだな。

    『失踪HOLIDAY』
    何を書いてもネタバレになっちゃうかな?
    ヒロインは自分の居場所を見つけたのだ。
    まだ中学生。
    これからどう生きるか、先は無限大。

  • 「しあわせは子猫のかたち」と、表題作「失踪HOLIDAY」の二編を収録。

    ちょっと変わった設定を用いて魅力的な物語を創造する、作者の才能の片鱗が窺える作品集だと思います。

    それぞれ違った良さがありますが、個人的には「しあわせは子猫のかたち」が好みです。切なさの中にほのぼのとした温かみを感じる、とても優しい物語でした。

    一方、小生意気な女子中学生が企てる狂言誘拐の顛末を描いた表題作は、杜撰で穴だらけの計画が実行されることに終始ハラハラ。
    使用人のクニコさんのキャラクターも印象深く、主人公とのやり取りも面白かったです。

    期待を裏切らないあとがきも含めて、最後まで楽しめる一冊でした。

  •  高校生の頃ハマっていた乙一さん。角川スニーカー文庫はすべて未読だったため、まずは表題作を知らない本書から。『しあわせは子猫のかたち』は『失はれる物語』で読んだため割愛。
     これは子どもの間に読んでおきたかった。展開に無理がある部分にツッコミを入れてしまうため、純粋に入り込めなかった。黒乙一の場合を考えて身構えていたので、いつクニコが不幸に見舞われるかとハラハラしながら読んだ。全体的に呆気なく終わり、少し物足りないが、読書し始めの頃に読むと良いかも。コタツに入りながら読めたので雰囲気はバツグンだった。

  • 面白かった!
    主人公の境遇に負けずパワフルな性格も良かったし、使用人の部屋に暮らすことで新たな感情が芽生える感じもよかった。
    最後ミステリ要素を強めるよりは、ジュブナイル小説で終わったほうが個人的には好みだったかなぁという気もする。

  • 初期作なので文章は拙い。ある程度先も読めてしまった。

  • 乙一にしては可愛い話。最後のどんでん返しは健在。

  • 「しあわせは子猫のかたち-HAPPINESS IS A WARM KITTY」
    「失踪HOLIDAY」

    角川つばさ文庫の『しあわせは子猫のかたち(『失踪HOLIDAY』から改題)』を以前読んだことがある。
    もう内容をあまり覚えていなかったので、こちらで読み返してみようと思った。

    「しあわせは子猫のかたち」のことを思い浮かべると、子猫の暖かさを思い出す。


    短編集『失はれる物語』にも「しあわせは子猫のかたち」が収録されていた。

  • 今までに読んだ乙一作品と全然違う誰も死なない話。拗らせた主人公と昔の自分の姿を重ねて読むと心情に共感できてより面白い。

  • しあわせは子猫のかたちがお気に入り

  • 乙一にハマりまくった学生時代、一番好きな話がこれに収録されてる「しあわせは子猫のかたち」でした。
    ホラー作家としての黒乙一と、心にしみる白乙一なんて言われ方もしますが、今作は真っ白。しかし死体が主人公だったり死んだり殺したりする作家らしく、今回はすでに死んでいる奇妙な同居人との生活のはなしです。

    鬱屈と日陰を好み、上手に生きることを難く感じている主人公が、半ば無理やりカーテンを開け放たれて日向を知ってしまう。日向に慣れてしまう。暖かさを失うことを恐れるようになってしまう。
    短い話の中にミステリーとファンタジーと友情と主人公のこころの変化がしっかり入ってて、一つの話としてとても好きです。
    久しぶりに乙一を読み返したくなったな~!!

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著者プロフィール

乙一(おついち):1978(昭和53年)年福岡県生れ。96(平成8)年『夏と花火と私の死体』で第6回「ジャンプ小説・ノンフィクション大賞」を受賞しデビュー。2003(平成15)年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞受賞。著書に『暗いところで待ち合わせ』『ZOO』『失はれる物語』『箱庭図書館』など著書多数、近著に『さよならに反する現象』『大樹館の幻想』がある。

「2026年 『小説家のつくりかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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