さみしさの周波数 (角川スニーカー文庫 134-3)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 6921
感想 : 599
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044253035

感想・レビュー・書評

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  • 乙一さんは読んだことあったかなかったか。まぁ手始めにこの短編集を読んだわけだけど。…すっごいね!切なくても怖くても最後に残るイメージは"綺麗"

    綺麗事とかのじゃなくて、純粋に、綺麗。かっこよく言うなら透明感のある小説。

  • キュンときた。さすが切なさといえば乙一さん。

  • 中身はあんまり覚えてない

    けど一部感想見つけたから一応
    「フィルムの中の少女」は異様に怖いし、
    「失はれる物語」はたまらなく悲しくなるしで・・・

    前者は読んでた時はガチで貸してくれた人にしようかと思ったよ><
    メールきた時に思わず泣き付いちゃう位ね
    貸してくれた人に終り方はホラーっぽくないから大丈夫と言われて何とか読み切った
    でも本当に怖かった
    怖いのダメな人にはオススメ出来ないね

  •  僕たちの間には言葉で表現できる「関係」は存在しなかった。ただ透明な川が二人の間を隔てて流れているように、あるような、ないような距離を保っていた。
    (P.62)

  • 切ないけど心温まるお話がいっぱいでした。

    『フィルムの中の少女』と『失はれた物語』は、涙出てきました。
    電車の中だったのにもかかわらず。←

    素敵な一冊でした。

  • 失わはれる物語を読んで、じゃあこちらも・・・とamazonで購入。

    かぶっている話もありましたが、私はこっちのほうが好きです。
    (失はれる~のマリアの指も良かったです)

    未来予報の、清水と僕の「無関係」という関係だけれど、
    お互いがお互いのことを支えにしているくだりが素敵。。。

  • 2011 7/28読了。Amazonで購入。
    乙一の切ない短編集。「手を握る泥棒の物語」のオチがとても好きだった。
    「失はれる物語」が辛い。

  • 頭の中に桑田圭祐さんの「明日晴れるかな」がどうしても流れてきてしまいます。この作品集の中の「未来予報」は特にそうでした。でもまたそれがこのお話の雰囲気に合っているんです。何もやることがなくて悶々としながらフリーターを続けている主人公。ある日バイト先で喧嘩してケガをしてしまいます。病院へ行って診てもらった後、何気なく病院の庭へ出てみると、そこに一人の車椅子の少女がやってきます。僕が思わず感涙したのは、この少女の「意味のない人生はない。私はそう思うの」と「泣かないで生きていて。まだこれから陽のあたる人生をあなたは歩むのだから」という言葉。そして後日、実はこの少女こそが・・・。

  •  短編集。『手を握る泥棒の物語』と『失われる物語』が良かったです。
     心に響くような繊細な描写をする乙一さんの作品が、どれも好きでした。

  • これはラノベなんですかね??

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著者プロフィール

1996年、『夏と花火と私の死体』で第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞しデビュー。2002年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞を受賞。他著に『失はれる物語』など。

「2022年 『さよならに反する現象』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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