GOTH 夜の章 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044253042

感想・レビュー・書評

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  • 感情や背景なんかは書かれず、最小限の事実と語り手の思いで進む。本編がダークなのに、あとがきはあっけらかんとしてその対比が楽しかった。

  • 乙一さん初読
    満を持して…という感じで期待を込めすぎたかも(^-^;

    ■サイコパス
    出版されたころはサイコパスって言葉はあんまり知られて無かったんじゃないかな?
    ここ数年で良く聞くようになった気がする
    メインの二人がバラバラ死体や事件に動じず無感情で進むのは面白かった
    森野捕まったのかな→じゃあ殺されたかも→死体探しに行くか、、、みたいな(笑) まさにサイコパス

    ■叙述トリック
    どんでん返しに期待しすぎてしまった…
    どれも先が読めてしまって、ですよね~みたいな感じだった
    後編でまとめてひっくり返る系?色んな伏線回収する系?あんまりそこに期待しすぎない方がいいのか?
    楽しむポイントはそこじゃないのかも!?



    引き続き後半も読んでみます!
    あんまり…だったら長編読んでみようかな?
    読みたいリストに登録済みの『暗黒童話』あたりを…
    (星3~5ばっかりになってるので差を出すために辛めにつけてしまいました(^_^;))

  • 少し期待しすぎたようだ。とりあえず下巻を読んでみようと思う。

  • 暗黒系
    初っぱなからエンジン全開のグロさ
    読んで顔が歪むほどの表現のスゴさが際立つ
    そして結構なあっさり系で終わる


    いやー、叙述トリックとは言えさすがに無理がある
    他の作品と比べるとレベルが低く感じる
    むしろ森野を愛でる作品

    記憶
    姉妹そっくり=まぁいつものあれだよねっていうのは大体予想は付く
    とは言え伏線等はちゃんとあるので楽しめる

    上下巻共に言えるがエグい描写ありのため人を選ぶ

  • オカルト漫画っぽい?
    読みやすかったけど、あんまり好みじゃなかった。


  • ミステリーやホラーサスペンスを
    日頃から好んで読むため
    名を馳せる今作はぜひ読んでおこう、と初読。

    全体的に、ストーリーの先を想像出来得る話が多く
    新鮮味や特別な面白味はなかった。
    ただ、文章は割と好みに感じたため
    「僕の章」もぜひ読もうとは思っている。


    暗黒系
    → 森野があまりにもド天然、オチ。
    あんな大事な手帳を拾ってしまった、
    且つ、被害者を真似て過ごしていたからには
    人一倍警戒しておくべきだろうと思うのだけれど
    まんまと捕まってしまうなんて…。笑
    凄惨な死体も見ておきながら…お花畑ちゃんで
    それが森野の魅力なんだろうか。


    → 実は「ユカ」が犬で、「私」が人間オチ。
    インパクトのあるオチではあるし
    ストーリー的にもその方が面白いけれど
    そのオチだと若干の矛盾が生じないか…?と
    モヤモヤしていて、腑には落ちていない。
    (「私」には兄弟がいて、その兄弟らと母親に
    抱きかかえられていた時に「ユカ」と出会った、
    というような文章が途中であったはず。
    「私」が孤児であったり「私」に兄弟がいた、
    等の伏線回収が終盤で強引にでもされていれば
    辻褄は合うけれども特に回収されていなかった。)
    下手に叙述トリック要素は入れない方が良かった。

    記憶
    → この章のオチに関してもやはり想像の範囲内で
    特別、驚いたり感動することは無かった。
    が、双子が実は入れ替わって生きてましたという
    ストーリー自体は割と好き。(今作や著者問わず)
    最悪、森野はこの章で死んでしまう…?等も
    考えていたが、流石に無いか。
    「僕の章」での森野も少し楽しみではある。


    ここまで長い感想を残してしまう時点で
    ミステリーやサスペンス的な意味とは別に
    今作には魅了されてしまっているのかもしれない。
    ただ、誰かにオススメしたいかと言われると微妙。

  • 吐き気がする。
    こんなものを読み物として楽しめるのは人ではない。ミステリーとしても全く評価出来ない。
    僕が習近平なら直ぐに作者を粛正するな。
    ついでに読者も。

  • 漫画版を学生時代に読んで面白かった覚えが有ったがコチラはイマイチでした、難しい比喩や単語が無いので読みやすい代わりに文学的表現の稚拙さが伺えたのが残念。若い衆へのウケは良さそう。

  • 読むのがしんどかった…

  • 猟奇的ー。。。
    そして、胸が苦しくなる。
    グロテスクなのは大丈夫なはずなのに、そういう次元の話じゃない꒰꒪꒫꒪⌯꒱
    ちょっと★2つ。

著者プロフィール

1996年、『夏と花火と私の死体』で第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞しデビュー。2002年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞を受賞。他著に『失はれる物語』など。

「2022年 『さよならに反する現象』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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