GOTH 僕の章 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 9692
レビュー : 803
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044253059

感想・レビュー・書評

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  • ミステリーはあまり詳しくないが、この作品は所謂叙述トリックに入るのかな?
    ところどころ会話の流れとかで無理なところはあるけれど、それでも全体的に見ればさほど違和感なく読み進めることができた。

    「夜の章」よりも犯人側に寄ってる作品。どれも犯人視点で話が進む。
    好きなのは「土」。この短編だけ犯人がとても人間らしいというか、犯人の心情が細かく描写されているので異色。他は単純な妖怪モノとして楽しめたが、これはともすれば純文学的な楽しみ方もできるかも。ラスト付近で犯人が土を掘り返す場面は秀逸。
    ラノベ×エンタメ(ミステリ)×純文学、ジャンルの垣根を越えた多角的な小説の面白さが詰め込まれた作品。

  • 読んでて、ドキドキする。
    読んでて、期待に胸膨らます。
    読んでて、不快になる。

    けど、こういう殺しとか、
    残忍とか、
    虐げるとかを
    自分が求めてるのにも気付く。
    ちょっとキモチイイ。

    思いこみ。
    語り手。ちょっとズルイ。
    けどだまされてキモチイイ。

    ライトノベル。
    ちょっと偏見があった。
    ちょっとだけ反省します、
    他のライトを読んでみてから。

    「夜の章」 「僕の章」
    ○暗黒系  ○リストカット事件
    ○犬    ○土
    ○記憶   ○声

    乙一。
    ミクシィをまわって知った人。
    教えてくれたページに感謝。

  • 再読なんだがやっぱり面白い。たんに不気味だったり猟奇的なだけではない描き方がうまく為されていると思う。そういうところで「土」はとても引き込まれた。「声」は、前に“えっ”と思った部分は覚えていたのに、エピローグの部分は覚えていなかったんだが……こんなせつなかったっけ。読む側の変化なのかな。この二人らしいシーンだなと思った。

  • 夜の章に続き再読。のはずがまたしても全く覚えていませんでした。

    この世には殺す人間と殺される人間がいて、自分は前者なのだと自覚する少年「僕」に焦点があてられたお話です。
    殺人鬼の足跡をたどり、その心に想像を巡らせることが趣味な彼はまさに妖怪か。
    夜の章と同じく3つの短編集ではありますが、こちらの方が少し厚く読み応えもあります。ミステリーとしても良質!各話のどれもどんでん返しがすごいです。まさにアッと驚く展開が待ち受けています。

    今回もグロ要素は多々ありますが、それが憎悪からくるものではなく純粋な興味からくるものだからか、あまり恐ろしくは感じません。
    でもこんな人間が街中に息をひそめていて、心の奥底でドロドロと黒いものを飼っているとしたらそれはそれで怖いかも。
    「リストカット事件」は、"手"に対して異様に執着を持つ犯人によるものだし、
    「土」は人間を生き埋めにしたらどうなるのだろうと日々考えている犯人、
    「声」は人の死こそが唯一存在を感じる手段であると言う犯人。どれも自覚ある異常。

    前回の「犬」につづき今回もまた「声」でしてやられた。
    普通に犯人が彼なのかと思いきや、、あれと言うことは彼の名前は神山君で~あれあれ?と頭にはてなマークが並んでしまいました。
    これはもう一度読み返さないとだめかも。
    ライトノベルというだけあって、キャラクターはアニメっぽい。
    僕の性格や性癖はたしかに異常ではありますがなぜか魅かれてしまいます。
    結構こういうキャラは嫌いじゃないです。いえむしろ好きですはい。
    夜も天然ぽくて鈍感なところが好きですはい。
    本格ミステリーとしても楽しめますが、恋愛要素もちょっぴりありさらにおいしいです。
    どうやら番外編というものが最近出たようなのでそちらもチェックしてみたいですね!

  • 面白かった。
    最後の「声」はとてもよかったです。
    黒乙一と白乙一がまざりあったような感じ。

    うまくまとめた感じがしました。

  • ふふっ・・・
    GOTHはみんな一回は読んだほうがいいくらいの
    お勧めかな・・・
    これも友達から借りたのに
    わざわざ買い直したから♪

  • うまいよなあ。つかず離れずな二人の関係が好き。そういう尺度でもないところも

  • 面白かった。
    あっという間。
    土は怖すぎる。
    読んでいるうちに
    どんでん返しがあるってこっちも分かってたから
    最後の話はわかった!て読み進めていたら
    また騙された。この展開読める人いるの!?笑
    追いつかず二度読み直してしまいました。
    内容は重いものを取り扱ってるから分かれると思うが
    どんでん返しは誰が読んでもすごいと思う。

  • 本友でビア友のおススメ!第2弾w
    「夜の章」よりダークな空気感が、またまたたまんない!ww
    いやー、これは手元に置いて読み返したいやつだーな!ww

  • この関係性興奮する

著者プロフィール

乙一(おついち)
1978年福岡県生まれ。山白朝子(やましろ あさこ)、中田永一(なかた えいいち)の別名義で執筆する小説や、安達寛高(あだち ひろたか)という本名名義で脚本を記すこともある。
1996年に『夏と花火と私の死体』で、第6回集英社ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞してデビュー。
2003年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞受賞。2012年、『くちびるに歌を』(中田永一名義)で第61回小学館児童出版文化賞。
代表作として、映画化もされた本屋大賞ノミネート作『くちびるに歌を』のほか、『暗いところで待ち合わせ』『きみにしか聞こえない CALLING YOU』『失はれる物語』などがある。作品の多くが漫画化、映画化された。

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