アウトニア王国奮戦記 でたまか―問答無用篇 (角川スニーカー文庫)
- KADOKAWA (2001年3月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044257019
作品紹介・あらすじ
カネなしコネなし色気なしの帝国のビンボー貴族。それがぼく、マイド・ガーナッシュ。士官学校を卒業し薔薇色の未来にいざ出陣…のはずが!なぜか!配属されたのは宇宙の果ての惑星国家アウトニアだった。ほのぼのした国民風土にして、その艦隊は宇宙一へなちょこ。しかもぼくは、その最弱艦隊を指揮して強大な敵に立ち向かわなくちゃならないのだっ!痛快ポップビート・スペースオペラ、始動。
感想・レビュー・書評
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やっぱりこの人の話は面白いよねぇ~
涙ーううー詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「宇宙軍士官学校」より筆者繋がりで購入。艦隊での戦闘のあるスペースオペラ。主人公は士官学校を出たばかりの少年。有力貴族の権力により辺境の惑星に配属させられ、平和な日常を過ごすはずが、本物の戦争が起こるようになって……という話。「宇宙軍士官学校」の方が対人間の戦闘であるだけに読みやすかったかな。楽しくなりそうな要素は整っているので、次巻も読んで判断したい。
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壮大なスケールで送られる歴史絵巻。
あまりにも長く途中でねを上げる人もいるかもしれない。それでも最後の最後の「人類戦記」は人の存(以下ネタばれの為割愛) -
【外伝含む全16巻読了】
全巻読了してます。読書記録として1巻のみ登録。
評価はこの巻ではなく、シリーズ総体としてのもの。
作者がネットの意見で濁ってしまったのがひどくひどく残念。最後まで「純朴な勧善懲悪」であって欲しかった。 -
SS含めて全部で16冊にも渡る長編
「でたまか」とは「でたとこまかせ」の略であり、しかしその意味は臨機応変に対応するという由来なのです
鷹見氏の作品ならではの弱い者が強い者にあらゆる手を使って勝つという読み手を楽しませる作品です
大分古い作品なので集めるには苦労すると思いますが損はしないと思います。 -
でたまか、始まりの巻です。
正直、これが店頭に並んでいたのはほんのりと記憶にあるのですが、当時は見向きもしなかった記憶があります。
趣味の問題も多分にありますが、Chiyoko先生の挿絵が第2部以降のほうが格段に素敵なんです。コレ凄く大きいかも。
特にマイドのかっこよさとメイの可愛さのアップが凄いので、それも人気を押し上げたのでないかなと思いますね。
内容のほうも、第2部以降を読んだあとだと正直物足りなかったのですが、ヴァルさんが巻全体を通して大暴れしてくれたのと(マイドの一人称ですが彼が主役だと思った)、マイドとメイのなれそめが見れたのは嬉しいですね。
ただちょっと折角「運命のカップル(大笑)」になっていく二人なのになれそめはやや急な印象だったのが残念。
でも最初はむしろメイがリードしてるのは楽しかったです。初期のマイドって「都会育ちのオノボリさん」で。後の短編での学生時代の彼からは露とも思わなかったのでかなり笑えました。
大体1巻で役者は出揃う感じですが(あ、チャマーさんは直接出ません、あとエリスさんも)、コットンちゃんは23~24歳くらいみたいな描写でしたがもちろんこれより若いんだろうなー。
いくらなんでもマイドやケルプよりだいぶ上には見えない。
あ、マリリン姉御は第2部以降は三十路でした(おい)v
色々と初々しい1冊で楽しめました。 -
宇宙を舞台に戦いを繰り広げるスペースオペラ物語。優秀な成績で士官学校を卒業し、約束されていたエリート街道まっしぐら……な展開になるわけが無く、描いていたものとは大きく違う道に進まざるを得ない主人公。場面毎の心理描写は喜怒哀楽に富んでいる。そして渋いジジイ。やはりこういったキャラは外せない。ただイラストや挿絵に戦艦や機械類の描写が全くなく、イメージが湧きにくかったのが残念だった。自分で補完しろということか…。そして、この小説の最大の不満、、、それはタイトルが言いにくい!『でたまか』。『でまたか』の方が言いやすくないですか?別にどうでもいいですかそうですか。
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スペースオペラで自分好みのイラストレーターさんで自分好みの主人公でってことで気になってたタイトル。ためしに1巻だけ買ったのがまずかった。続きが気になってしかたがありません。
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カネなしコネなし色気なしの帝国のビンボー貴族。それがぼく、マイド・ガーナッシュ。士官学校を卒業し薔薇色の未来にいざ出陣…のはずが!なぜか!配属されたのは宇宙の果ての惑星国家アウトニアだった。ほのぼのした国民風土にして、その艦隊は宇宙一へなちょこ。しかもぼくは、その最弱艦隊を指揮して強大な敵に立ち向かわなくちゃならないのだっ!痛快ポップビート・スペースオペラ、始動。