アウトニア王国拾遺録2 でたまか 天壌無窮篇 (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • 角川書店
3.37
  • (1)
  • (9)
  • (16)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 82
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044257156

作品紹介・あらすじ

「人類は滅亡に向かう因子をもつ…そして、その時は来た」エリスをかばい兇銃に倒れたチャマーは、死を目前にした昏睡の中、ひとつの予言を受ける。時空を超え活動する"機構"という組織を名乗る老人は、破滅を阻止できるのはチャマーと無敵艦隊提督マイドの2人だけだと宣告した!自分の心を殺し非情の作戦を敢行するアウトニア最後の王子チャマー。彼が胸に秘めた切ない決断とは!?サイドストーリー6本収録の拾遺録第2巻。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • うーつらいつらい
    ロッソの悲しみが辛い
    王らしさはアリクレストにはあったけども、よい王ではなかったのだなあ
    刷り込みの話は、宇宙軍士官学校のオーバーロード的な話になってきたな、と思う

  • でたまか短編集第2弾。
    読むのがちと早かった…人類戦記録2~3(通算11~12巻)あたりに物凄く深く関わるネタバレがあったようで。このあたりでメイの兄・チャマーが恐ろしい作戦を実行するんですがそれに至る話が描かれてます。顛末はまだ未読なので楽しみに出来ますけどね。
    唐突にチャマーの恐ろしい作戦を見たほうがきっと面白かったかも…シャッフル読みはやはりまずいか…。

    でも短編はどれも最高でした。
    アリクレスト主役の「無冠の王」なんかは以前愚君みたいに書いた気がしますが彼は彼なりに名君たろうとした一面が見れますし、「鉄壁男」は微笑ましい!コレで喋ってるコットンちゃんを初めて読みました…スミマセ…ルックスのイメージどおりの子でしたv
    1番好きなのはやっぱりマイドの「ブルーリボン」かなぁ。
    やっぱりマイド大好きだー!

    マリリン姐御の昔がわかる「きっかけはテディベア」もちょっと漫画な展開ですがロマンチックでいいです。表紙のイケイケ姉ちゃん風とうって変わって本編より枯れた印象で登場します。
    人生何があるかわからないなぁ!というお話ですね。
    チャマー主人公の「長い夢」「夢の終り」はまたもっと読んでから感想をば。
    もう上記の2巻所持してるんですよ(笑)

  • 「人類は滅亡に向かう因子をもつ…そして、その時は来た」エリスをかばい兇銃に倒れたチャマーは、死を目前にした昏睡の中、ひとつの予言を受ける。時空を超え活動する"機構"という組織を名乗る老人は、破滅を阻止できるのはチャマーと無敵艦隊提督マイドの2人だけだと宣告した!自分の心を殺し非情の作戦を敢行するアウトニア最後の王子チャマー。彼が胸に秘めた切ない決断とは!?サイドストーリー6本収録の拾遺録第2巻。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

たかみ・かずゆき。1958年静岡県生まれ。元・埼玉県警勤務。00年電撃文庫から『時空のクロスロード~ピクニックは終末に』でデビュー。異世界ファンタジー、スペースオペラ、第2次大戦をベースとした架空戦記、学園コメディなど、幅広い作風で、既刊50冊以上を数える。

「2010年 『飛べ! ぼくらの海賊船 (2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鷹見一幸の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×