アウトニア王国人類戦記録4 でたまか 群青黎明篇 (角川スニーカー文庫)
- 角川書店 (2005年8月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044257163
作品紹介・あらすじ
異種生命体ザナックスの侵攻により絶滅寸前のローデス領。チャマーは「でたまか」メンバーの助けを借りつつ、取り残された人々の救出に奔走する。しかしザナックスが帝国に押し寄せてくるのも間近。対抗策を講じるべく「総力戦研究所」に召集されたマイドは絶望的な現実を突きつけられる。「データに明らかだ…絶対に人類はザナックスに勝てない。絶滅する-!」無敵艦隊提督に起死回生の策はあるのか!?人気シリーズ最高潮。
感想・レビュー・書評
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もーずっとつらいい
戦争なんかしちゃいけないよねーやっぱ
生き延びるための努力と生き延びたあとのことを考えるのをいっしょにやるのは難しそうだ
でも何がなんでも生きる
しかしマイドが初めて闇に落ちたのがメイの前でよかった
一緒に立ち直れてうれしい~詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
遂にでたまかもあと最終巻を残すのみとなりました。
(…て前のほうの巻は未読の巻があるといういかん読み方なので前半の巻も今後読んでいくと思いますが)
今回の巻は短編集に近い感触もあり、凄く面白かった。
ストーリーももの凄く重かったのですが。
自分の星=人類を護るために、最前線で戦う少年少女達が主役と言っていいほどスポットが当てられていて、「民間人=護られる者」は戦いの「当事者=護る者」なんだというコトが痛いほど伝わりましたね。
でも、主人公マイドさんが積極的に出てくるとそれだけで物語が明るくなったように感じるのが何とも(笑)。
むしろ戦況は恐ろしくなっているのに。読者もマイドの「魔法(オイ)」にかかってます。
彼にはこれ以上ない心強いパートナーがいますし。前巻で登場した超重要人物です(笑)。
きっと解る読者は前巻で解ったんだろうなー。
自分はうっかり先に4巻を立ち読みしてしまいまして(オイ)。
この話って、人間の「火事場のバカ力=全力」は「大切な人」の存在あってこそってツボが抑えられてるのが大好き。
今まで第3部(人類戦記録編)の表紙を飾っていた方々ですね(笑)。
大切な人の前でだけ、弱みを見せられる、自分を見せられる、そして立ち上がれる。
今回の2人は微妙だけど…どうなるんでしょ? -
異種生命体ザナックスの侵攻により絶滅寸前のローデス領。チャマーは「でたまか」メンバーの助けを借りつつ、取り残された人々の救出に奔走する。しかしザナックスが帝国に押し寄せてくるのも間近。対抗策を講じるべく「総力戦研究所」に召集されたマイドは絶望的な現実を突きつけられる。「データに明らかだ…絶対に人類はザナックスに勝てない。絶滅する―!」無敵艦隊提督に起死回生の策はあるのか!?人気シリーズ最高潮。