総理大臣のえる彼女がもってる核ボタン (角川スニーカー文庫 146-1)
- KADOKAWA (2001年6月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044262013
作品紹介・あらすじ
健太は5年ぶりに会った婚約者・のえるに叫んだ-。「お願いだ。マクドナルドに戦車で乗りつけるのはやめてくれ。法律を勝手にかえるのは、やめてくれ。核ボタンのスイッチなんかで遊ぶのはやめてくれ。頼むから、総理大臣なんかやめてくれーっ!!」折原のえるは、誰もが目で追わずにはいられない、キョーレツな存在感をもつ美少女。しかし!彼女は本能のおもむくままに国家権力を振り回す第90代内閣総理大臣だった…。超破壊法治国家支離滅裂七転八倒活劇開幕。
感想・レビュー・書評
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まずは見てわかるとおりのぶっ飛び設定。そしてヒロインの性格もぶっとび設定。でも、それでものえるが国家権力を好き放題に使って悪の政治家を打ち負かす(でもこれじゃあどっちが悪だかワカリマセンがw)姿にスッキリする自分がいる。
誰もが1度は夢見たような素敵な新法や法律改竄シーンがあるので自分は好きですw
マイナス消費税とか夢過ぎてもうね。
とはいえなかなかシリアスな場面も。シリーズを通して、シリアスとコメディの書き分けが上手くできているように感じました。特に3巻は非常にヤバイ話題に触れている気がする…ま、ぶっちゃけてしまうと911テロなのですが。ってかよく出版できたな~と思ったり。
なにはともあれ読んだ後はスカッとすること間違いなし。気持ちのいい作品です。 -
14歳の少女が日本国総理大臣に!「世間の常識」は作られたものだった!?老若男女に必読の書!
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改行多数で余白が多いため、ページ数ほどの文章量はない。
文学とやらを尊重する輩にとってこれは“本”とは認めがたいでしょうね。
主人公と同じ中学生レベルでもわかるように、世の中の仕組みを非常にわかりやすく解説してある一方で、マイナス消費税とか現実的にも面白いアイデア有り。