幽霊は行方不明: Dear My Ghost (角川スニーカー文庫 902-1 スニーカー・ミステリ倶楽部 2)
- KADOKAWA (2001年10月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044264017
作品紹介・あらすじ
「自分の霊感を生かした仕事を始めるわ。霊感探偵ってかんじ?」と言いだした姉の咲子に、真人や幼なじみの幽霊・美海は大慌て。不安は的中し、怪しげな占いを始めた咲子の、最初にして唯一の依頼人が失踪してしまう。和服刑事・金山に協力して依頼人の行方を捜す真人と美海だが、咲子の占いは、彼らを埋められた死体へと導く。そのうえ死体とともにいるはずの幽霊も消えていて-!?笑って泣けるファンタジック・ミステリ登場。
感想・レビュー・書評
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悪くはないけれど、所々日本語に疑問、あまりどきどきもせず。
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自分には霊感があると信じ、それを生かそうと頑張る姉と
その後片付けを余儀なくされた、可哀想な弟…のお話。
もう一人、協力者はいるにはいるのですがw
こんなポジティブにしか考えない生き物は要りません、という感じですが
最初から身近にいれば、まぁなれるかも…というか、諦める?
騙されている、というか信じているキャリアさんが
何だか哀れな感じもします。
職業が職業なだけに!w
しかしまぁ、事件が解決してよかったと思いますし
宣言撤回するような事にならなくてよかったとは思うのですが
犯人にされていた男性の娘さんは、一体どこがよくて
悪態しか付かない少年を彼氏にしたのか…。
そこが知りたい、と思ってしまいました。 -
「自分の霊感を生かした仕事を始めるわ。霊感探偵ってかんじ?」と言いだした姉の咲子に、真人や幼なじみの幽霊・美海は大慌て。不安は的中し、怪しげな占いを始めた咲子の、最初にして唯一の依頼人が失踪してしまう。和服刑事・金山に協力して依頼人の行方を捜す真人と美海だが、咲子の占いは、彼らを埋められた死体へと導く。そのうえ死体とともにいるはずの幽霊も消えていて―!?笑って泣けるファンタジック・ミステリ登場。
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2005年10月23日読了
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高校時代に読んだ小説。
昔に、現実的に行方不明に似通った状況に陥った自分の境遇を考えて思い出した1冊。 -
普通に面白い。ちょっともどかしい気もした。ラスト泣けてきた。うう。シリーズらしいので他のも読んでみよう。
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矢崎さんって、なんだろう。日常の中の非日常(ただし非日常であることを意識しない)がうまいのな。
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霊感があると信じ込んで占い師になった美人の姉に振り回される霊感少年の話。
姉の占いはいつもなんだか違うところにかすって結果オーライ。
霊感少年の守護霊はかわいい女の子美海ちゃんです。
常に着物を着ている変な刑事も出てきて、不思議におかしくちょっぴりオカルトなミステリです。
さくっと読めます。スニーカー文庫だし。
カバーイラスト・扉イラスト / 白亜 右月
カバーデザイン・扉デザイン / 岩郷 重力+WONDER WORKZ。