お・り・が・み 外の姫 (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044266066

作品紹介・あらすじ

正義の味方、神殿協会の勇者・長谷部翔希は魔殺商会の魔人みーこを拾う。彼女の記憶を利用しようとする神殿協会に引き渡す事にためらいを感じた翔希に声をかけたのは魔人組織ゼピルム。彼らの甘言に乗り上空へ避難したが、そこへ神殿協会の空中戦艦が襲いかかる。次々と乗り込んでくる神殿協会の重甲胄部隊。迎え撃つ最強の魔人たち。甲板が咆哮と流血の惨劇と化した時、みーこの絶叫が響き渡る。翔希は真の勇者として目覚めるか。

感想・レビュー・書評

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  • 今回の物語はこの作品のターニングポイントになるのかな?
    今まで、基本的には流されっぱなしだった鈴蘭が自らの意思で行動していた。
    それに翔希も自ら考え、行動していた。この2人が主体的に動いたのは大きいと思う。
    しかし、それだけに今後に関わりそうな新たな事実が示されていた。どうなんだろ…
    [more]
    それにしてもみーこ覚醒か… とはいえ、何かの行動を起こすと言うわけではなく、今までに伊織から受けた鬱憤を晴らすぐらいみたいだから、あんまり変化は無いだろうな。
    後は鈴蘭が魔王候補としての力を示した事かな?絶対に厄介事が発生するに違いない。
    翔希の方はどうなるんだろうね。覚悟を決め、貫き通したからどうなるんだろ?変わらないか?

  • みーこさんの話.
    記憶を失い,おとなしい感じのみーこさんが
    色々取り戻して
    尊大で強大なみーこに戻る回.

  • 3巻 外の姫の巻
     みーこさん争奪戦。
      地下の3バカトリオ登場
       神殿協会の人たちも登場
       魔人さんたち退場
      キャラ増えすぎ。
     勇者は相変わらずヘタレ君
     鈴蘭はちょっとパワーをゲット

     ストーリーは楽しいからいいか。

  • みーこと翔希の巻。此方より彼方、世界の裏側に近くなった。シスター・クラリカをカッコいいと思うようじゃおしまいだね。なんという厨二病的カッコ良さ!鈴蘭も1巻の頃に比べたら大分頼れるようになった。
    ミスマルカを先に読んじゃったから、預言者様の招待に驚きはしなかった。ああ、あの預言者か……って感じ。
    固定ファンがやっとついてきた頃なんだろうか。この本が出た頃、筆者はまだ20代だったんだね。

  • 外の姫から面白くなるとか、何かで読んだことがありますが、
    納得です。

  • 鈴蘭が覚醒しつつありますね。次が楽しみです

  • いろんなインフレが止まらない。強さの相関関係表とかあったら面白そうだけど、そんなのあっても分からないんだろうな。でもこの勢いのある感じは好きです。あと、主人公なのに鈴蘭があんまり目立たないですね(笑)

  • 今回は、みーこさんのお話です。
    のんびり萌えっこメイドさんだったみーこさんの覚醒話。
    みーこさんの為に頑張る翔希に注目です。

    魔人組織ゼピルムというのも出てきて、ここのエスティがね。うん。

    あとは、これといった技も何もなかった鈴蘭ですが、魔王らしい技登場です。
    魔王候補として影の薄かった?彼女ですが、今回で変わります。

    覚悟を見せて伊織家地下に居た魔族を引き連れ、(騙されてゼピルムと)逃げるみーこさんと翔望を追いかけるところなんて爆笑ものです。

    終盤は、みーこさんも記憶が戻り、みーこさまとしてご降臨するわけなんですけど、やっぱり前巻までのみーこさんが居なくなってしまったのは寂しかったです。
    伊織にどついてどつかれて、みたいな感じでよかったんですけどね…。

    そして最後には、預言者マリーチ登場。
    この人についての詳しいことは伏せますが、可哀想な人ですね。

    とにかくこの話はそれぞれのキャラが格好良くて、そして抜けていて、でも強いです。
    ギャグも面白かったです。

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著者プロフィール

新潟県出身。第5回角川学園大賞にて『ばいおれんす☆まじかる!~九重第二の魔法少女』で優秀賞を受賞、同作でデビュー。著作に「お・り・が・み」「戦闘城塞マスラヲ」「レイセン」「ミスマルカ」シリーズ(全てスニーカー文庫)があり、スニーカー文庫を代表する作家の一人。

「2019年 『ヒマワリ:unUtopial World8』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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