- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044266073
作品紹介・あらすじ
神殺しの一族「名護屋河家」にもう一人の巫女がいた!?突如あらわれた妹・睡蓮の存在に鈴蘭は嬉しいやら照れくさいやら。魔殺商会の一行はそんな鈴蘭たちを連れ夏の海へ。しかし世俗にまみれた姉を認めようとしない睡蓮の心に魔人組織ゼピルムが妖しく囁きかけ、楽しいはずのバカンスは悲しい姉妹の死闘へと変わる。生き残るのは神の弓矢か魔王の拳か!?怒りに燃える神殺しの一族たちが覚醒するフルバトルメイドシリーズ第4弾。
感想・レビュー・書評
-
いや〜、前巻と今巻で鈴蘭の性格が大きく変わっているね。しかも、前巻に覚悟を決める出来事があったおかげで違和感無く、好ましい変わり方をしていると思うよ。
根幹は変わっていない事が読める描写も所々に存在しているしね。
[more]
今回は名古屋河の業を受け継いだ妹の睡蓮も登場し、自分の不幸な境遇に嘆くばかりだった鈴蘭が完全に覚悟を決める成長物語だったよ。1巻とは見違えるようだし、好ましく感じるよ。
話が一区切りしたから次から最後までが一区切りかな。
鈴蘭と睡蓮が和解する場面は感動的だったな…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
水着回。
巻を追うごとに鈴蘭が普通の女子ちっくになってゆく。もっと大人しい子かと思っていたが、カッコの言う通り、本当は「ワタシの知ってる鈴蘭は、いつもあんな顔で笑ってる」(p.140)のか。 -
鈴蘭の妹,睡蓮登場.
融通の利かない所は昔から変わらないようですね.
「むっ.悪しき気配!」
みたいな?
あとはアレだ.
鈴蘭が魔王になって君臨(?)する決意しましたよ.
先にマスラヲ読んでるから魔王になることは既に分かってるんだけども.
まぁ過程がね.
次はどんな展開でしょうかね.
そろそろ天界勢が出張ってくるのかどうかってところかにゃ? -
いやぁ、面白くなってきた!鈴蘭の妹・睡蓮登場。可愛い性格をしている。鈴蘭も頼りなさげなところがなくなって、いい感じの厨二病を患い中。ふざけたことばかり言ってるのに、最強に近い強さ!鈴蘭の「お前」「~だな!?」口調が気持ちいい。
文章が読みやすくなったのだが、こなれてきたんだろうか。全7巻だから折り返し地点を過ぎたわけだ。いやぁ、クーガーとショーペンハウアーの正体も分かって楽しいですwわくわく♪ -
獄の弓では鈴蘭の妹、睡蓮登場。
鈴蘭がエスティと決別する場面が好きです。
魔王な鈴蘭が楽しい。 -
ほんとに着々と鈴蘭が覚醒・・・。個人的に、鈴蘭の口調が前よりも乱暴になってきてる気もしますね。覚醒してるからなのかな?
そして、無敵と言われている高瀬が弱く見える辺り、基準が壊れてきてます -
最初は?だった睡蓮だけど最後は姉強し(まさに文字通りの意味で)ということで。しかし読んでて明確な敵が後半まではっきりしないですね。そういう風に書かれてるんだろうけど。まぁ今回は色んな勢力がごった煮でバカンスしてるくらいだから仕方ないか(笑)
-
鈴蘭に巫女さんの妹登場、ですね。
一族命、使命命な古風少女な妹・睡蓮と現代っ子で神殺しの一族である自覚のあんまりない姉・鈴蘭といった感じでしょうか。
現代に馴染んで貰おうとする姉と、それのどこがいいのか分からず、世俗で弛んでしまっている姉を嘆く妹といった感じでしょうか?ツンツンで古風な言い方をする少女ですね。
で、伊織の誘いでバカンスに行くわけですが、まあ色々とあるわけですね。
商会の黒タイツたちの屋台とか、みーこに使われる伊織とか…(笑)
一方、エスティにまんまと唆され、鈴蘭母がエスティと行動を共にします。
ここで新事実発覚。
エスティは鈴蘭の施設時代のお兄ちゃんでした、わお。
でまあ、鈴蘭や睡蓮に幸せに生きて欲しいお母さんの姿に涙。
一方姉妹は意見の相違からシリアス気味な戦闘へと。
しかしお姉ちゃん強し。んで睡蓮も鈴蘭の強さを理解し、自分は死のうとかして助けられて、ちゃんちゃん♪ですね。
で、一緒にお母さんを助けに行こう!おう!みたいな感じになります。
クーガーさんと伊織同行で、飛行船まで向かうわけです、地上から。
どう考えても無理だろう、とか思ってました。が、吃驚。鈴蘭超人的な力発動!
瞬間移動です。そして娘の強さを見たお母さんは、エスティに利用されるくらいなら!と飛び降りようとするわけです、飛行船から。そこを助ける鈴蘭ってどうよ?(笑)強すぎです。
でもまあ今回は、地上から飛行船まで瞬間移動する鈴蘭や、炎を出す鈴蘭など、名護屋河家最強でした。
睡蓮も可愛いですしね!世間知らずなとこや古きよき日本女子な感じも可愛いです。
でもエスティのお兄ちゃん設定にときめいたのは私だけでしょうか(笑