殺人鬼の放課後―ミステリ・アンソロジー〈2〉 (角川スニーカー文庫)

制作 : 藤田 新策 
  • 角川書店
3.20
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本棚登録 : 371
レビュー : 44
  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044269029

作品紹介・あらすじ

殺人鬼こそ本格ミステリの主役!?湿原に建つ全寮制の学校。悪意のゲーム『笑いカワセミ』に挑むのは、美貌の少年ヨハン!(水晶の夜、翡翠の朝)。恵美が僕に語る、誘拐された少女3人の運命(攫われて)。新しい受講生は、死んだあの娘とあまりにも似ていた(還って来た少女)。コンクリートで固められた7つの立方体を支配する、恐るべき死の法則(SEVEN ROOMS)。恐怖とサスペンスに満ちた、書き下ろしアンソロジー第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • ミステリと言われればそうだけど、とにかくグロいので読んでいて気分が悪くなった。正直悪趣味。
    水晶の夜、翡翠の朝(恩田陸)→麦の海に沈む果実は読んでいたが、あまり思い出せなかった。雰囲気はレトロでいい感じ。
    さらわれて(小林泰三)→早い段階で落ちがわかる。この人の作品はいつも落ちが似ているような。グロい。
    還ってきた少女(新津きよみ)→まぁそうかもね、という新装。個人的には綾子先生はあまり悪くないと思う。
    SEVENROOMS(乙一)→スリルがあり面白い。最後も切ないながらしてやったり感はある。が、グロい。

  • 2004年2月16日某掲示板にて
    乙一ショック……まさしくあれはショッキングな出来事でした。
    角川スニーカー文庫が出しているミステリ・アンソロジーに収録された「SEVEN ROOMS」というのが私の乙一初体験だったのです。
    怖かった……そしてあんまりにもせつなかった……
    うまいと思います。話題の人になるのもうなづけた。
    けど怖いんだよ〜〜っっえ〜〜んっっ。
    というわけでいろいろ(面白いという)噂を聞きつつもそろそろ2年くらいたちそうな勢い。

    カバーイラスト・扉イラスト / 藤田 新策
    カバーデザイン・扉デザイン / 岩郷 重力+WONDER WORKZ。

  • 奇才・乙一の短編「SEVEN ROOMS」が掲載されているアンソロジー。この作品はけっこう凄い。

  • ■「水晶の夜、翡翠の朝」恩田陸。
    シリーズものの一遍。
    ヨハンの話です。
    ワライカワセミの歌の見立て殺人自体はなかなかですが
    このシリーズ、リアリティに欠けて、大人が読むにはちょっと
    恥ずかしい。

    ■「攫われて」小林泰三。
    誘拐もの。なんとなくオチが見えてしまって・・・・

    ■「還って来た少女」新津きよみ。
    「そっくりな人」もの。
    女子高生って怖っ!!
    東野圭吾「分身」よりはシャープにまとまっていて面白かった。

    ■「Seven rooms」乙一。
    日記形式。
    閉じ込められた姉弟。せまる死期。
    昨日読んだ、奥泉光「滝」の世界と通じるものがあった。
    緊張感に最後までひっぱられます。
    この人、荒削りですが、先がとても楽しみです。

  • 4話ともとても面白かった!!
    全部好み!!ホラーとサスペンス。
    小林泰三作品が入ってたのと、乙一を読んでみたかったので図書館で借りてみたが、大正解。
    他2名の作家の作品もこれから漁ってみよ〜大収穫♪( ´▽`)

  • これを読んだのは10年も前なんだけど。
    「初めて読んだ乙一作品ってなんだったっけ?」と記憶をひっくり返していたら、たまたま思い出せたので、忘れないうちにブクログ本棚入りさせておく。

    元を辿れば恩田陸のファンだから手にとったアンソロジーだった。
    その時ついでに読んだ乙一の「SEVEN ROOMS」が、当時中学生だった私の中二病まっしぐらな心を鷲掴みに。今でも内容を覚えているくらい何度も読んだし、どうやったら結末を変えられるのか何度も何度も妄想してた。
    思い出すだけで恐ろしくて切なくて胸が苦しくなる話。

  • 何故か全編既読という事態のアンソロジーでした。
    ジャンルはミステリー?ホラー?サスペンスホラー?
    とにかくそういう系統の短編4つが収録されているお話です。
    殺人鬼について期待した方は(全編そうという訳ではないので)少しがっかりしてしまうかもしれません。
    ちなみにこの内、私の記憶通りだったら2・3編は「青に捧げる悪夢」に収録されていたと思うのですが……
    こちらの方が手軽ですね。

  • 有名どころの方々が書いた短編小説集。
    全部ただのミステリじゃなくて、オシャレというかなんと言うか・・・
    とにかくおもしろく読めました。
    乙一だけちょっとホラーよりの内容かな。

  • 有名どころの方々が書いた短編小説集。
    全部ただのミステリじゃなくて、オシャレというかなんと言うか・・・
    とにかくおもしろく読めました。
    乙一だけちょっとホラーよりの内容かな。

  • 高校生の頃に短編小説にはまって読みあさっていた頃に出会った一冊。図書館で見かけ、恩田陸目当てで借りた。ここで初めて乙一を知った。
    seven rooms グロくて怖くて、そして切なくて泣いた。

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著者プロフィール

恩田 陸(おんだ りく)
1964年、青森市生まれ。幼少期は名古屋、長野、富山、仙台などを転々とする。高校時代は茨城県水戸市に在住。水戸第一高校を卒業し、早稲田大学進学・卒業。
1991年、第3回日本ファンタジーノベル大賞最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。2004年刊行『夜のピクニック』で第26回吉川英治文学新人賞及び第2回本屋大賞、2007年『中庭の出来事』で第20回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。
2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木三十五賞と第14回本屋大賞を受賞した。同作品による直木賞・本屋大賞のW受賞、そして同作家2度目の本屋大賞受賞は史上初。大変大きな話題となり、代表作の一つに挙げられるようになった。2019年秋、石川慶監督、松岡茉優・松坂桃李らのキャストで映画化。

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