氷菓 (角川文庫)

著者 :
制作 : 上杉 久代  清水 厚 
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 13133
レビュー : 1687
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044271015

感想・レビュー・書評

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  • この小説は10年以上前に上梓されたものですが、シリーズのアニメ化もあり根強い人気が続いているようです。今まで手に取ってみなかったのですが、今回読了してみて内容の誤解に気づきました。「古典部」というのを主人公の探偵?の苗字だと思い込んでいたのです。しかし、古典部は主人公の所属することになる高校のいわゆる部活だったのでした。
    登場人物たちのキャラクターと文体に少々癖があるようで慣れるのに時間がかかりました。しかし、残された断片的な手がかりを元に論理的に過去の事件を解き明かしてゆくスタイルがこの小説の魅力なのだろうと分かりました。次を期待することにします。
    今回は1970年代の頃の文化祭のことが事件の中心に取り上げられていたので、懐かしい気持ちになったのと、作者の米澤さんの年齢が気になりました。(1978年生まれとは
    意外に若いんですねえ)

  • 開始数ページ … 早くも挫折気味。奉太郎と里志の会話がかったるい。これは★1か2だなと予想する。

    3分の1が経過 … 女子二人を頼みの綱に、放棄せず何とかここまで辿り着いた。千反田のおじさんの話が出てきておもしろくなってくる。

    読了した結果 … 満足度が高い! 投げ出さなくてよかった。米澤さんのほかの作品も是非読みたい。手紙と電話だけの登場だったけど、奉太郎のお姉さんが好きだわ~。あとがきに史実に基くとあって驚きです。

  • アニメ見終わってから小説に入ってしまい、順番を逆にすればよかったと少し後悔。キャラクター像が固定してしまった。悪くないけど。

    アニメには描かれなかった奉太郎の細かい心情描写を、自分なりの解釈で読み進めていけて楽しかった。若干のラノベ感という評価も否めないが逆に特徴的な知らない語彙が出てきて国語の勉強にもなった。推理力ほしい。

  • 物語の設定は普通です。面白かったのかもしれませんが、余りにも文章自体の苦痛が強く、とても冷静な判断はできませんでした。
    謎解きに関しては、私の大嫌いな「重要な手がかりに気付いているが今は確認しない」「何かをきっかけに突然思い出す」という二つの行為で謎が引き伸ばされていますので、ミステリー小説としては強引です。この二つはバレないようにやらないと全てがゲームに見えちゃいますね。「この部屋に入る前に今は他にやることがあるようだ・・・」みたいなね。

    この小説は、アニメなら全てが許されます。アニメなら全てお約束の設定なんですよ。だからアニメのノベライズなら全く何の疑問も抱きません。えるたそが可愛ければもう何も文句言わない。でも逆なんですよ。小説がアニメの原作なの。私にはこの本は合いませんでした。

  • 折木奉太郎の灰色から薔薇色?にかわる青春物語序章。個人的にはもっとがっつり論理的な推理スタイルが好み。

  • 読みやすい本です。
    古典部シリーズ第一弾です。
    私には青春ミステリーは退屈でした。

  • I scream.

    この一言がすべて。
    関谷純は決して“優しい英雄”や“犠牲”になりたかったわけではないのに

  • 伏線の置き方やら章の繋がりがまだまだ甘いかなぁ…という印象を受けました。読書にはまり始めた時期に読んだ時の印象です。

  • 久しぶりに読んだミステリでした。
    ぽんぽん謎解きが進んでいくので、中だるみすることなく、さらっと読み終えることができました。キャラクターの個性がちゃんとありアニメでも見てみたくなった。

  • ネタバレ含みます。ガチガチに力が入った作品。高校生四人組のうち、伊原は本当に存在意義がない。キャラも立ってないし、物語の運営にも代役が立てられる。その代わり、他の三人が濃ゆい。言葉遊び、ロジックがテーマかな。氷菓という表題が、アイスクリーム→i screamと解釈され、亡き伯父関谷の心の裡が吐露された文集だと結末。そこに、読者がしっかりと行き着くように米澤穂信は遊び心満載の副題をつけている。なぜ、伯父なんていう中途半端な関係性なのだろうか?伯父でなければ、姪が引き出せないからである。姪を引き合いに出したいのは、英語のnieceを副題で使いたいから。the niece of time、無茶苦茶だか、時の姪とでも訳そうか。姪、時だ。変換すると明治。つまりアイスクリームだ。違うかな?

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著者プロフィール

米澤 穂信(よねざわ ほのぶ)
1978年、岐阜県生まれの小説家、推理作家。金沢大学文学部卒業。
大学在学中から、ネット小説サイト「汎夢殿(はんむでん)」を運営し、作品を発表。大学卒業後に岐阜県高山市で書店員として勤めながら、2001年『氷菓』で第5回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞し、デビューに到る。同作は「古典部」シリーズとして大人気に。2011年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)、2014年『満願』で第27回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。『満願』は2018年にドラマ化された。直木賞候補にも度々名が挙がる。
その他代表作として週刊文春ミステリーベスト10・このミステリーがすごい!・ミステリが読みたい!各1位となった『王とサーカス』がある。2018年12月14日、集英社から新刊『本と鍵の季節』を刊行。

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