クドリャフカの順番 (角川文庫)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044271039

感想・レビュー・書評

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  • 文化祭本番、トラブル解決に校内を奔走する古典部メンバー(省エネ氏は除く)の前に立ち塞がるのは、怪盗!? 古典部四人それぞれの一人称で綴られる文化祭風景がとても楽しくて、一緒にお祭に参加している気分になる。謎が解き明かされる瞬間、ぐるん、とひっくり返る視点に、鳥肌が立った。

  • えるたんが入須先輩に上手な依頼の仕方を聞いた後に、ちょうどアニメの愚者のエンドロールのあのお茶屋さんの場面を見ました。
    そ、そうか・・・ホータローちょろいね。。。

  • 氷菓シリーズ順番に読んでますが、これが一番面白かった。一人語りで多視点の小説はわかりにくいことが多いのでが、シリーズ3作目なのこともあって、4人の性格、考えたかはもう分かってるので、すんなりと読み進められました。順番のトリックには…やられました。そういうことだったんですね。劣等感という青春期のハードルを、4人それぞれに与えていますが、その意味での今回の主役は伊原摩耶花でしょう。彼女はまだ克服できていない印象ですが、実際的なことを確実に出来るその能力を彼女自身が認識し、劣等感を克服していければと思います。父親の心境だなぁこりゃ(^^ゞ

  • 折木奉太郎と仲間たちシリーズ三作目。

    前作では文化祭までに解決しなければいけなかった事件が主たる内容だったが、本作はその文化祭最中の出来事。

    相変わらずミステリーなのに人は死なず、どちらかと言えばほっといても問題ない謎解き。

    でも「わたし気になります」と主人公の取り巻きの一人、千反田えるの一言で事件を追わなければならなくなる、いつもの展開。

    でもこのえる嬢が妙に気になる存在で、自分的には高感度が高い。

    題名の「クドリャフカの順番」に謎解きの鍵が隠されているのではと、何回も考えたが全く関係なかった。

  • 夢中で読みました!面白かった!!推理の過程は予想できても、結末には驚かされました。殺人事件とか絡んで来ない、普通の高校の等身大の高校生の話なのがいいです。

  • 朝持ってきた本をうっかり朝の通勤時間に読み終えてしまい、昼休みに買ってきました。古典部の2作目がほしかったのですが売ってなかったので3作目を購入。つい結末が気になり、夜更かしして読んでしまいました…。

    学園祭と言う日常が非日常になるあの独特の感覚を思いだしました。そうそう。いつもと同じ場所なのになぜか違う異空間にいるような感覚だよなあ~と。そこで起きる事件と言うには些少ではあるけれども解決してみるとなかなか心に刺さる物語でした。
    確かに才能がある人っているんですよねえ…。
    特にそのことをやりたいわけでもないのにやってみるとこれは逆立ちしたってかなわないと思い知らされると言うか。そう言うこと、たくさんあったなあ。自分は結構逃げたな、と昔のことをほろ苦く思いだしてみたりもしました。

  • 語り手が古典部4人で回っていくのが興味深かった。
    それぞれの考えていること、思惑なんかが垣間見えて。
    2日目のワイルドファイア(お料理研究会)からの展開が面白いね。

    最後は文集が完売で、ずっと読んできたこちらからしても感慨深いものがあった( ´∀`)

  • <古典部>シリーズの3冊目。
    ようやく文化祭になった。
    で、古典部と言えば、文集「氷菓」を刷り過ぎて、どうやって売り捌こうかとどんよりしたところからお話がスタート。
    色々なイベントに参加して古典部をアピールする里志。
    古典部を気にしながらも漫研に居続けなければならない摩耶花。
    何とか色んなところに文集を置いてもらおうと頼みに行くも捗々しくない千反田(彼女だけはえるって呼ぶ雰囲気じゃないな)。
    そして、店番に勤しみながらわらしべ長者を地で行くホータロー(こいつは片仮名だ)。
    なかなか賑やかな文化祭の様子が映し出され、それだけでも青春そのものの風情が醸し出されてGoodだが、そこにアカペラ部からアイウエオ順にそれぞれの部活で些細なものが盗まれるというプチ事件が絡まる。
    これまでとは違う摩耶花や千反田の姿も見られ、なかなかに楽しめた一品。

  • 学校祭というだけでワクワクしてしまうのに、
    わらしべプロトコルというワクワクしてしまう展開。

    ワイルドファイヤは、ずっとほわほわほわほわして仕事ができていなかった千反田が活躍するシーンで、気持ちよく読めました。
    (それまでがおろおろフラフラしていて「ん゛んん!!」となってしまいがち←短気です)

    アニメも見ていたので、映像というか、位置関係を想像しやすく、改めて読むと分かりやすかったです。

    終わりもなんだか青春ぽくて、気持ちよくて好きです。

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著者プロフィール

米澤 穂信(よねざわ ほのぶ)
1978年、岐阜県生まれの小説家、推理作家。金沢大学文学部卒業。
大学在学中から、ネット小説サイト「汎夢殿(はんむでん)」を運営し、作品を発表。大学卒業後に岐阜県高山市で書店員として勤めながら、2001年『氷菓』で第5回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞し、デビューに到る。同作は「古典部」シリーズとして大人気に。2011年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)、2014年『満願』で第27回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。『満願』は2018年にドラマ化された。直木賞候補にも度々名が挙がる。
その他代表作として週刊文春ミステリーベスト10・このミステリーがすごい!・ミステリが読みたい!各1位となった『王とサーカス』がある。2018年12月14日、集英社から新刊『本と鍵の季節』を刊行。

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