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- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044271039
感想・レビュー・書評
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古典部シリーズ3作目。前作から時間的にあまり経っていない設定で待望の神山高校文化祭が始まった。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file5/naiyou13409.html
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ぁあ鬱陶しぃ~かんや祭に古典部文集・氷菓は間に合ったが,部数30を200と誤って発注し,何とか売らなくてはならない。開祭後,アカペラ部・囲碁部・占い同好会・・・で盗難事件が起こり,犯人は十文字とカードを残していく。あいうえお順だと踏んだ古典部員は最後の標的が古典部の校了原稿だと当たりを付け,販促に邁進する。昨年の文化祭で伊原が購入した同人漫画のあとがきにヒントがありそうだ。犯人は総務委員会委員長,メッセージは転校していった女子の原作を漫画にせよという生徒会長向けのメッセージだった~こうやって視点をころころ変えて書かれると鬱陶しい。まあ色々実験はしてみても良いが,シリーズものでは止めてよね。ま,売れてるシリーズだから読者もやむを得ず読まされるわけだが,どうやら,この実験は失敗と作者も観念したのだろう。次の本では元に戻り,時制もグンと遡る。最後の謎解きは面白かったが,何度途中で眠ってしまったか,そして変な夢を見せられ疲れた。クドリャフカってソ連の人工衛星に酸素が切れるまで乗せられていた犬の名,知るか,そんなの!