GOSICK ―ゴシック― (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 4737
レビュー : 506
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044281069

感想・レビュー・書評

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  • 中学校の司書としては、桜庭一樹を一度は読まなければ思っていました。
    これはどう言う意味?どう言うことと思いながら、どんどこ読みました。面白かったです。
    主人公の少年一弥は真面目で正義感に溢れ、相方の少女ヴィクトリアは天才ゆえか美少女ゆえか貴族ゆえか、容赦なく一弥を振り回します。そんな二人のやりとりも伏線がある構成も、怖くてグロい話も中高生が大好きだと思います。
    誰にも読まれないで、ひっそり本棚に収まっているのは勿体無い。
    先ずは文芸部の男子に薦めようと思います。

  • 時代設定は第一次世界大戦直後。
    舞台はスイスやフランスと国境を接する架空の王国。
    貴族の子どもたちが通う名門校に留学した日本人の男の子と、そこの図書館にいる謎の美少女の謎解きの物語。

    ゴシックってゴシック&ロリータのゴシックかとなんとなく思ってたけど(表紙もそんな雰囲気だし)綴りが違うんですね。
    って解説読んで知ったんですが。
    でもどういう意味なのかは不明・・・。

    ライトノベル風味でさくさく読めます。
    探偵役の女の子がいわゆるツンデレ美少女なんだけど、萌え系じゃなくて露出度ゼロの超頭脳キャラ。
    ワトソン役の男の子も、可愛くて好感が持てます。
    二人の間にある奇妙な友情のような距離感もいい。

    会話のテンポとかキャラだけじゃなくて、話もしっかり作りこまれてるので面白いです。
    さすが直木賞作家。

    謎解きはすっかり騙されて、終盤になるまで過去と現在の人物がつながりませんでした。
    いつも推理もののミスリードにすぐ引っかかる私。
    我ながらいい読者かもしれない・・・。

    最後になって時代設定がしっかり意味を持ってきたのにもオドロキでした。
    作家さんは雰囲気だけで舞台を設定してるわけじゃないんですねえ。
    シリーズたっぷり出てるので、これから続けて読む楽しみができました。

  • 舞台は前世紀初頭、ヨーロッパの小国ソヴュール。
    日本から留学した久城一弥は、聖マルグリット学園の図書館塔で奇妙な美少女・ヴィクトリカと出会ったことで、様々な事件に巻き込まれていく。

    初めて読んだ桜庭作品。
    ライトノベルでとても読みやすく、すいすい進みます。
    本格的なミステリが好きな人にはお勧めできないけど、ミステリ入門者にはいいかも。
    舞台も架空の国でファンタジーっぽいので、そういうのが好きな人にお勧めです。

  • 本屋で平積みになっているのを見かけていたので、いつか読みたいと思っていました。

    ヴィクトリカと久城のコンビが絶妙で、少々ヘタレ気味だけど真面目で優しい久城に対しツンデレなヴィクトリカが見せる信頼につい微笑んでしまいます。

    事件は若干おどろおどろしい感じですが、このコンビの活躍で思ったよりさわやかに読めた気がします。

     ヴィクトリカにはまだまだ謎がありそうです。コンビの今後の活躍に期待してシリーズを読んでいきたいと思います。面白かったです。

  • アニメでも見た事があるエピソードだった。
    ただ、事件の内容までは覚えていなかったから、かなり楽しめた。
    [more]
    アニメは最初の出会いもアニメ化していたが文中に書かれていたエピソードを採用したのかな?
    途中でヴィクトリカが見せる素の様子が可愛いな。

  • ヴィクトリカ可愛い。。こういう、さらふわーと読めるミステリーは良いですよね。しかも面白い。アニメはみたことないですが、脳内ヴィクトリカが可愛すぎて見るのを悩んでます。。ゴシックエスを間違えて先に読んでしまって、この物語はずっと学園が舞台なのかなぁなんて思ってたので本当に面白かった。続きも読みたいと思います

  • 最初の方はノリに着いていけないところも多々あったんだけど、中盤あたりからどんどん引き込まれてドキドキハラハラさせてもらった。

    ヴィクトリアの印象が読み始めと終盤で随分変わった。
    ツンデレでかわいい。
    一弥の強さや優しさも気持ちがいい。
    キャラクターもみんな深みがありそうで、シリーズを通して見えてくるものもあるのかな。

    情景が鮮やかに浮かんで、なんだかイラストを描きたくなりました。

    人気シリーズなのも納得!続きも気になる。

  • どちらかといえばキャラ読み派なのと、
    軽めのミステリーが読みたかったので、
    前から目をつけていたこの本を開いてみたら、
    案の定はまりました。

    ヴィクトリカという少女の声がしわがれているという
    設定は何度読んでも違和感が残りますが、
    内容が意外とダークなのに登場人物たちの“抜けてる感”
    のおかげで全体的に軽く読めるのがやっぱりいいなと。

    舞台が外国なのも現実感が乏しくてすごく好きです。
    謎解き率とどんでん返し率は低いですが、
    収まるところにちゃんと収まってくれる安心感も好きです。

  • ストーリーの章と交互に展開されるモノローグは、その意味がつながった瞬間に鳥肌が立つ。
    こんな手法もあるのかと驚いた。

  • 頭脳の優秀さはさておき
    14歳の子供ですから
    実際に体力勝負の捕り物になると
    とたんにピンチになるので
    結構はらはらします

    そうそう 武器を持った
    大人相手に
    いくら主人公でも
    簡単にはいかないですよね

    ミステリーアンテナが
    低い私ですら
    意外に犯人の目星は
    付いてしまうのですが

    目星だけじゃなく
    裏の背景や動機まで
    ちゃんと回収されているので
    気持ちよく読めました

著者プロフィール

桜庭 一樹(さくらば かずき)
1971年、島根県生まれの小説家。
1999年「夜空に、満点の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。
『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編部門)、『私の男』で直木賞を受賞。他の代表作に『GOSICK -ゴシック-』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』『赤朽葉家の伝説』などがある。
ゲームのノベライズやライトノベル作品や、山田桜丸名義でゲームシナリオを手がけるなど幅広く活躍している。

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