GOSICK ―ゴシック― (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.63
  • (290)
  • (551)
  • (586)
  • (113)
  • (20)
本棚登録 : 4736
レビュー : 505
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044281069

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 謎解きホラーゴシックロマンス。
    桜庭一樹はこういうラノベチックなものも書けるんですね〜。この人も多才だは。
    中高生の頃に読んでたら間違いなくどはまりしてました。中二な方にお勧めな一品です。

  • 前から友達に勧められていたのですが、その表紙からか美少女探偵と普通の少年のラブコメミステリーなのかなと思い読んでいませんでした。
    しかし、いい意味で裏切られました。
    ページをめくる手が止まらない。
    続きが楽しみです。

  • 安楽椅子探偵ということで、謎ディナーのように家にいながら謎を解く連作短編かと思っていたら、後半の展開に置いていかれそうになった。
    たしかに最初の章は安楽椅子。
    日常推理からはじまり、刑事が持ってきた事件についてささっと推理してみせる。
    その内容が比較的簡単なものだったから、こんな感じですすむのだろうと安易に構えていたところ、血なまぐさい事件に巻き込まれてしまったのだ。

    元がライトノベルなせいか、登場人物は個性的な面々。
    会話はおもしろく、推理もわかりやすい。
    絵と登場人物の可愛さと比べると、事件の陰惨さが目立つ。
    今後もこんな感じのホラーテイストが続くのだろうか。
    最終的にはどう終わるのだろうか。
    アニメも気になるところだ。

  • 桜庭作品読了二作目。
    始めに読んだのが『赤朽葉~』だったせいもあるが、桜庭一樹としては軽いかなと思う。
    ミステリではあるが、謎解きが優しすぎると思う。
    かなり分かりやすいように書かれている。
    もともとライトノベルとして刊行されたこともあって、文体も軽い。内容のグロテスクさがあまりおどろおどろしく書かれておらず、最後の事件背景部分がかなり奇抜だと思うのに、もったいないな、と思ってしまう。

    ただ、ライトノベルらしいキャラクターたちの軽快さはこの作品の魅力だと思う。
    主人公も脇のキャラクターも、いい意味でアニメのような極端なデフォルメがされていて、面白い。

    どうしても萌えイラストが苦手でライトノベルには手を出せなかったので、角川文庫で刊行されたことはとてもありがたい。

    読後に若干物足りなさがあるが、世界情勢を取り入れたところ、読者にはっと気付かせる部分を残してうまくだまして話を進めるところなど、プラスマイナスで評価は★3つにしてみた。
    解説にシリーズ5作目がすごいとあったので読んでみようと思うシリーズである。
    かなり前に書かれた作品なので、シリーズの後半に向けて、作者の変化があるか楽しみ。

  • ようやく手を付けました(笑)ラノベ発だから軽い感じで読めるかなーと思ったら、割としっかりした古典的ミステリな骨格。10年前の事件とリンクして船で起こる惨劇。やや大雑把に片づけた部分もあったけど、読みやすかった。あと所々で登場する、常に手をつなぐ警部の部下二人が気になります。

  • 時は一九二〇年代、舞台はヨーロッパの架空の小国ソヴュールの首都ソヴレムにある聖マルグリット学園。主人公は極東の島国からの留学生、久城一弥。軍人一家の三男にして末っ子……のくせにどこか天然が入っていて、感受性豊かなくせに鈍感なところも多く、女の子に優しく、女の子にしょっちゅうからかわれている……くせに、いざというときには、あまり凛々しくないけどそれなりにそれっぽい気骨を見せてくれる……という絶妙なキャラ。その相手役、というか、このシリーズの探偵役は、聖マルグリット大図書館の最上階に軟禁されているヴィクトリカ。全身が知性と理性と分析力のかたまりのような才媛で、舌鋒鋭く、皮肉屋で、攻撃的で、まるでかわいくない……くせに、容姿はとてもかわいくて、ごくたまに見せる弱気なところもかわいい……という、これまた絶妙なキャラ。このふたりがくり広げる、ワクワクハラハラをはるかに超えた恐怖探偵小説。――解説(p.299)より

    お約束の展開とキャラクター、ラノベっぽいノリ、微妙……と思ってたのに後半割りと面白く読めてしまった。不覚。
    しかしあのミスリードはやはり微妙ではないか……?
    続編を読むか考え中。

  • 再読。探偵&助手のコンビはミステリー作品に数多登場するが、何といってもそのキャラクターと組み合わせが物語をより面白くしてくれる。設定された時代背景と相まってその造形が魅力的。シリーズものになるべく仕掛けもあって、久しぶりに読んだけどやっぱり面白い。

  • ラノベと小説の中間、ラノベ寄り。
    ミステリーかといわれたらミステリーなんだけど、全然驚きはなかったなぁ。
    古い作品だから?展開も読めるし、トリックも使い古されたものだし…
    あまりにもあからさまなヒントも多かったので、本来はもっと対象年齢低めの始めてミステリーを読む人向けなのかも。
    また探偵役の子が天才という設定なのに凄く当たり前のことしか言わず、かつ補佐役の子がいちいちそれに驚くというのもあからさま過ぎて…
    つまらなくはなく、たしかに面白かった。でも稚拙でした。

    ラノベ好きの、または小・中学性でミステリ初心者だったらはじめて読むには面白いし、自信を持って薦められるかと。
    本好きの大人にはあまりお薦めしません。

  • 厨二病に罹患すると好きすぎて危険ないいとこどりなお話。
    貴族系学校に留学した少年の周りにいる個性的で可愛らしい面々と殺人と冒険と謎解き。

  • ゴジック

    190601読了。
    今年55冊目今月1冊目。
    #読了
    #桜庭一樹
    #ゴシック

    積読解消キャンペーン。

    サクサク読める。真相が見えやすいのは元々のレーベルを考えれば当然か。

    事件を時代設定と絡めているのが面白い。

    出生の秘密や登場人物の布石など、
    このリーダビリティなら読んでいきたいな。

    時代設定上、切ない結末にならなければいいが。


  • アニメを先に見ているから完全に悠木碧で再生される/ キャラもアニメのままだ/ 後の直木賞作家とは言え文章は稚拙だ/ ラノベの客層にあわせてるのかも知れないけど、スカスカだ/ 巻末解説の金原瑞人の文章が読みやすく丁寧で砕けて、こっちの方が全然レベル高い/ 秋山の先生だけある/ 必読

  • 20世紀初頭のヨーロッパが舞台のライトノベルミステリーです。

    日本から留学してきた少年・一弥と、西洋人形のような美少女・ヴィクトリカがいろいろな事件に巻き込まれていきます。

    それぞれの事件の謎解きや、ヴィクトリカと一弥の会話のやりとりが、ホームズとワトソンのそれを彷彿とさせたりして面白いのですが、一弥とヴィクトリカの距離の変化、そして事件を通じてヴィクトリカの周辺の人物と国の謎が徐々に明らかになってくるところがこの作品の一番の見どころではないかと思います。

    図書館スタッフ(学園前):めて

    ----------
    帝塚山大学図書館OPAC
    http://opac.tezukayama-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&category-mgz=1&materialid=2410002076

  • 本格ミステリーではないけど、少し怖いなぁと思いながら、読み進めることができた。キャラクターの個性が面白いので、次回作に期待です。

  • 思っていたよりラノベ風味が強かったです。アニメになるのも納得。

    海外の名付けはよくわかりませんが、ヴィクトリカって男性の名前なんですね。女性の名前だと思い込んでいたので、最初にアブリルが男の子と言ったときには、「あれ、これって少年二人が主人公の話なんだっけ?」と裏表紙を確認してしまいました。アレックスも…これは読者が男性と思い込むように狙って名付けた気がするのですが、女性でも使う名前なのでしょうか。同じ綴りの名前でも読み方の発音が違えば男性名だったり女性名だったりすることがあるので、難しいですね。

    学園の特定の場所にしかおらず、外に出るのに特別な外出許可が必要なヴィクトリカは、さぞ高貴な人のご落胤かと思えば…そこまで高い身分ではないのかしら。外交部のモーリスが言葉を改めるほどに高貴なのかと思ったけれど、長男が貴族だというのに随分と俗っぽい仕事についているので、何か違和感がありました。家の事は今後の重大なストーリーに繋がる…と勝手に思っているのですけど。それとも母親の方が重要な意味があるのでしょうか。気になります。

  • 友達の薦めでシリーズ大人買い。
    フリフリフリル 意外にダーク 豪華客船が舞台。
    201502 完読

  • ヨーロッパ、占い、幽霊という素材が
    ゴシックな雰囲気を出していて、
    そしてそんなに重々しくないので読みやすい。
    ホームズ、ワトソンコンビとみればなるほど。
    人形のようなミステリアスな少女もいいと思います。
    ワトソン役の言動がちょっと幼すぎるのが違和感でした。
    今後成長してもらえればと思います。

  • 【内容】第一次世界大戦が終結して数年、ヨーロッパのソビュール王国(架空)にある聖マルグリッド学園を舞台に、日本からの留学生の久城一弥と小さな身体に天才的な頭脳を持つ少女ヴィクトリカとが、ホームズとワトソンのように、怪談めいた謎の事件を解決してゆく。
    【感想】
    ゴシックとゴシックスで各何巻か発売されている。ゴシックの6、ゴシックスの3の途中まで読んだ状態での感想。ゴシックを最初に読んだとき、その怪談めいた世界観とストーリー展開、キャラクターに魅了され、むさぼるように読み進めた。
    本当に面白く、ヴィクトリカのキャラクターも今までにないもので、ハマった。しかし、読み進めていくうちに、少年少女の淡い恋物語に内容が移行してきているように感じる。
    ゴシックスシリーズはまさにそこに焦点を当てた内容なのでちょっと私には面白さが半減している。また、ゴシックシリーズも何がとは言えないが、シリーズが進むごとにパワーダウンしているように感じちょっと残念。

  • あらすじ(背表紙より)
    前世紀初頭、ヨーロッパの小国ソヴュール。極東の島国から留学した久城一弥は、聖マルグリット学園の図書館塔で奇妙な美少女・ヴィクトリカと出会った。彼女の頭脳は学園の難事件を次々解決してゆくが、ある日ヴィクトリカと一弥は豪華客船に招待され、そこで本物の殺人事件に遭遇してしまう。やがて彼ら自身に危機が迫ったとき、ヴィクトリカは―!?直木賞作家が贈る、キュートでダークなミステリ・シリーズ。

  • 3巻まで。

    20世紀初頭の外国を舞台にしたミステリ
    日本人の青年と金髪少女が出てくるミステリ。

    設定は実にラノベ的。
    文も内容もライトですね。
    ミステリ要素もライト。

    挿絵つきの富士見版があるんですね。

    キャラクター小説なので金髪少女が可愛いと思えるかどうかでこの小説の価値は変わるかと。

    可愛いので★3

    文章量も暇つぶしに読むのに調度良いです。

  • 最初は微妙だと思ったけど、読み進めるとおもしろかった。 子供集団パートはちょいわかりにくい。何回か前に戻って読み直した。

著者プロフィール

桜庭 一樹(さくらば かずき)
1971年、島根県生まれの小説家。
1999年「夜空に、満点の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。
『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編部門)、『私の男』で直木賞を受賞。他の代表作に『GOSICK -ゴシック-』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』『赤朽葉家の伝説』などがある。
ゲームのノベライズやライトノベル作品や、山田桜丸名義でゲームシナリオを手がけるなど幅広く活躍している。

GOSICK ―ゴシック― (角川文庫)のその他の作品

桜庭一樹の作品

ツイートする