GOSICKIV-ゴシック・愚者を代弁せよ- (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.88
  • (177)
  • (265)
  • (224)
  • (11)
  • (4)
本棚登録 : 2604
感想 : 154
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044281106

作品紹介・あらすじ

季節は初夏。今日も図書館塔最上階、秘密の小部屋で読書にふけるヴィクトリカの頭上に、金色の書物が落ちてきた。そこには"未来の汝よ。我は愚者なり。そして汝、愚者の代弁者となりて、我が愚かなりし秘密を暴け!"とメッセージが。時を同じくして学園にやってきた謎の人物。そして、時計塔で起きた密室殺人…知恵の泉のもと、すべての謎がひとつになるとき、王国の禁忌が白日のもとに!?人気ミステリ、急展開の第4巻。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • なんだかブリッジの様な巻。
    殺人事件が起きているのに安定のほのぼのミステリー。

  • リヴァイアサンが窮地に立たされてもなお仮面を外さず自分がアフリカ人であることを隠し通そうとしたことで、アフリカ人への差別がどれほどだったのか、それによってどれほど苦しめられていたのかが垣間見え、なんと言ったらいいかわからなくなった。リヴァイアサンが国王に近寄り、錬金術というありもしないものを信じ込ませてまで国の政治に携わり、方針を変えようとするくらいの思いがあったと思うと苦しくなった。

  • 王族や貴族の思惑とは裏腹に、仲のいい2人がかわいい。構成もよくできてて、続きが気になる。

  • GOSICK、ミステリーの内容もダークファンタジーな感じで好きだけどそれ以上にヴィクトリカ 一弥 アブリルらのやり取りが可愛くて大好き。
    今回はそれが特に可愛いなと感じられる回だった

  • 面白くなってきた!

  • 長編のシリーズでは初めての、ほとんど校内で話が展開される。謎や伏線はいままでよりは小規模で、シリーズを先に進めるための物語という印象が強い。

  • 可哀想なアブリルがそれでもアブリルでとても良いです

  • 感想はまとめて最終巻へ!

  • 次の作品への布石感が強いので、ちょっと面白さ少なめ。

  • シリーズ4作目。すっかりとファンになってしまった。
    今回は学園内で事件が発生。図書館から出てきたヴィクトリカがアブリルと出会い、一弥をめぐっての三角関係は面白かった。ヴィクトリカが初期の頃からずいぶんと感情的で人間的になったなとしみじみ。そして、一弥との仲もどんどんと距離が近づいていて微笑ましい。ミステリーというよりも、2人の成長が楽しみになっている。
    今後の展開に不吉な予感を残しての終わり方だったので、続きが楽しみだ。

全154件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1971年島根県生まれ。99年、ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞を受賞。著書『少女を埋める』他多数

「2023年 『彼女が言わなかったすべてのこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

桜庭一樹の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
米澤 穂信
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×