GOSICK IV-ゴシック・愚者を代弁せよ- (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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レビュー : 148
  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044281106

感想・レビュー・書評

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  • 再読。第1次世界大戦と第2次世界大戦の間のヨーロッパの架空の小国に舞台が設定されている意味がそろそろ発揮されてきた。謎解きも魅力だが、ヴィクトリカを巡る物語が大きく進んでいく予感。

  • 学園にある時計塔で死者がでた。
    しかも20年で5人目。
    リヴァイアサンと呼ばれた錬金術師からの挑戦状を受け取ったヴィクトリカが珍しく積極的に謎を解く話。

    及び、三角関係っぽくなったり、ちょっとずつ変化し始めている。
    女の子達がうん、はちゃめちゃすぎてちょっとな、って所以外は楽しめる。

  • 4冊目。

    今回はかつて錬金術により金を生み出して国の中枢に関わったというリヴァイアサンと、学園内で発生した変死事件の謎に挑む話。
    解決する謎も少しずつ規模が大きくなっていき、そこかしこに散りばめられる伏線も増えてく感じ。

    ついつい外に向けて足が動いてしまったヴィクトリアの描写は少し寂しいものだった。

    そして初の角川版でのゴシック。
    挿絵とあとがきがないのは物凄く寂しいものだなあ。

  • 201504 完読

  • 2016.2.11 読了

  • いつものように退屈をかこちながら図書館の本を読んでいたヴィクトリカは、かつて聖マルグリット学園の時計台に潜んでいた錬金術師リヴァイアサンの回顧録を見つけます。その回顧録は、本を手にした者への挑戦状となっていました。

    一方一弥は、奇妙な噂のある時計台に好奇心を抱いたアブリルに引きずられて、時計台の中に潜入します。やがて2人はセシル先生に見つかって、時計台に立ち入ってはいけないと釘を刺されることになるのですが、時計台が立ち入り禁止になった理由は、この場所で過去に何度も人が死ぬ事件が発生していたためでした。そして今、新たな死者が生まれてしまいます。

    さっそくブロワ警部が学園に駆けつけますが、彼はなぜか捜査に消極的な様子を示します。この事件には、ヨーロッパの闇の歴史が関わっていて、事件に首を突っ込むと必然的にそうした闇の部分を掘り返すことにつながるからです。しかしヴィクトリカは、事件を解決して、彼女自身がその一部である、ソヴュールの闇を光で照らし出してみせようと、ブロワ警部に告げます。

    この巻では、ヴィクトリカが、初めてアブリルたちのいる教室に姿を見せることになります。一弥を間に挟んでおこなわれる彼女たちのやりとりが軽快で楽しめます。

  • とうとう物語が加速してきた感。
    本筋の時計塔の謎解きの結末は途中で何となく分かった。
    最後に不穏な流れ…。
    近いうちに嵐が来て、ヴィクトリカは武器となる…?
    2巻の占いを思い出した
    久城とは離れ離れになってしまうんだろうか…。
    ブライアン・ロスコーの動向も気になるところ。

    あとアヴリルちゃんうざ可愛い。

  • ちょっとずつ過去の巻の伏線回収か。

    ヴィクトリカがたまに見せる少女の部分がとても可愛いと思う今日この頃。
    錬金術師の謎を追う4人が出くわす事件は、次の巻への導入線にもなっているような気がぷんぷん。
    兄のグレヴィールはただいるだけだけど、今回はアブリルとヴィクトリカの対戦カードが見物です。

    推理もオカルトから科学にべりっと剥がされる感じが面白い。

  • 事件の謎解きもさることながら、登場人物たちについても明らかになってきた巻でした。主人公たちが通っている学校にはまだまだ秘密がありそうで先が楽しみな感じです。今回のなぞも歴史が絡んでおり楽しめました。人間関係においては・・・久城くんは無神経だなと思わずにはいられませんでした。少しはアヴリルのことも考えてほしいなー、て思わなくもなかったです。

  • 一度目に読んだ時レビュー書いてなかった!
    ということで感想は再読のものですが。

    すごく、面白かったです。1巻からどんどん面白くなる。1回目に読んだ時はやっぱり謎解きにばかり目がいってて、でもこの巻は歴史的背景(史実も架空もあわせて)の一端が現在の事件として発覚するってかんじだから、やっぱり2回目読んでこそだなあと思います。
    もしくは続けて読んでるからというのもあるかもだけど。

    ほんとこの世界観の深さや、かといって難解なわけではなく惹きつける描写はたくさん読んでるひとだからこそ書けるんだなー、としみじみ実感します。続刊も引き続き読み直すー。

著者プロフィール

桜庭 一樹(さくらば かずき)
1971年、島根県生まれの小説家。
1999年「夜空に、満点の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。
『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編部門)、『私の男』で直木賞を受賞。他の代表作に『GOSICK -ゴシック-』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』『赤朽葉家の伝説』などがある。
ゲームのノベライズやライトノベル作品や、山田桜丸名義でゲームシナリオを手がけるなど幅広く活躍している。

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