GOSICK IV-ゴシック・愚者を代弁せよ- (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.86
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  • (4)
本棚登録 : 2140
レビュー : 148
  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044281106

作品紹介・あらすじ

季節は初夏。今日も図書館塔最上階、秘密の小部屋で読書にふけるヴィクトリカの頭上に、金色の書物が落ちてきた。そこには"未来の汝よ。我は愚者なり。そして汝、愚者の代弁者となりて、我が愚かなりし秘密を暴け!"とメッセージが。時を同じくして学園にやってきた謎の人物。そして、時計塔で起きた密室殺人…知恵の泉のもと、すべての謎がひとつになるとき、王国の禁忌が白日のもとに!?人気ミステリ、急展開の第4巻。

感想・レビュー・書評

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  • なんだかブリッジの様な巻。
    殺人事件が起きているのに安定のほのぼのミステリー。

  • シリーズ4作目。すっかりとファンになってしまった。
    今回は学園内で事件が発生。図書館から出てきたヴィクトリカがアブリルと出会い、一弥をめぐっての三角関係は面白かった。ヴィクトリカが初期の頃からずいぶんと感情的で人間的になったなとしみじみ。そして、一弥との仲もどんどんと距離が近づいていて微笑ましい。ミステリーというよりも、2人の成長が楽しみになっている。
    今後の展開に不吉な予感を残しての終わり方だったので、続きが楽しみだ。

  • 再読。第1次世界大戦と第2次世界大戦の間のヨーロッパの架空の小国に舞台が設定されている意味がそろそろ発揮されてきた。謎解きも魅力だが、ヴィクトリカを巡る物語が大きく進んでいく予感。

  • 学園にある時計塔で死者がでた。
    しかも20年で5人目。
    リヴァイアサンと呼ばれた錬金術師からの挑戦状を受け取ったヴィクトリカが珍しく積極的に謎を解く話。

    及び、三角関係っぽくなったり、ちょっとずつ変化し始めている。
    女の子達がうん、はちゃめちゃすぎてちょっとな、って所以外は楽しめる。

  • 今回は学園でおきた事件を解決しているけど、ヴィクトリカが積極的に行動しているのが印象的だったな。それだけ過去からの挑戦状に興味を持ったという事かな?
    それにしてもヴィクトリカが図書館外にでたからアブリルと接触して、ヴィクトリカ、久城、アブリルの三つ巴が発生しているのが印象的だったな。ヴィクトリカに物怖じしないアブリルも相性は結構良いのかもしれないな。
    [more]
    事件解決も面白かったがこれから訪れるであろう嵐が迫ってきた事を示す描写が増えてきたのが印象に残っているな。久城もヴィクトリカが普通の存在ではなく、今後に何か起きるのではないかという不安が出てきて、2人の関係も気になる事だな。
    それと久城が結構動けるのが意外だった。以前に動けなかった事を悔やんでいたのかな?

  • 2010-07-00

  • 不穏な空気を感じる第4弾。

    金の書物の謎を解きに、
    ヴィクトリカが大図書館から出て
    学園内で思索に耽る姿が新鮮だった。

    アブリルといいセシル先生といい、
    このシリーズに出てくる女性たちは
    いい意味で鈍感でとてもタフでとても優しい。

    二人を引き裂く嵐が来なければいいと
    なんだか切なくなります。

  • 今では考えられないけど、非科学的な錬金術を信じる人たちが、過去にはたくさんいたんでしょう。そして、ソヴュール王国にもまた…。今回は王国の歴史の一部と、聖マルグリット学園の持つ別の顔を見ることができた。一弥とヴィクトリカの距離が縮まれば縮まるほど、灰色狼の村で言われたことが気になって素直に喜べないのだけど、物語は確実に動き出しつつある。別の場所に同時存在できるというブライアン・ロスコーの存在も気になるし、この王国の持つオカルティックな部分が、今後にどう影響してくるのか楽しみ。

  • 【あらすじ】
    季節は初夏。今日も図書館塔最上階、秘密の小部屋で読書にふけるヴィクトリカの頭上に、金色の書物が落ちてきた。そこには“未来の汝よ。我は愚者なり。そして汝、愚者の代弁者となりて、我が愚かなりし秘密を暴け!”とメッセージが。時を同じくして学園にやってきた謎の人物。そして、時計塔で起きた密室殺人…知恵の泉のもと、すべての謎がひとつになるとき、王国の禁忌が白日のもとに!?人気ミステリ、急展開の第4巻。

    【感想】

  • ヴィクトリカがついに下界に下りてきた。
    灰色狼と言ってしまったアブリルに対して、ヴィクトリカは悪い印象を持ってしまったけれど、何だかんだで2人は仲良くなれるんじゃないかな。

    錬金術師リヴァイアサンがマントを被っていた理由は本人が黒人だったからというのが、その時代の背景を活かしていて良かった。
    前作に引き続き、ブライアン・ロスコー登場。まだまだ謎に包まれたままなので、今後どのように話に関わってくるか楽しみです。

  • 季節は初夏。今日も図書館塔最上階、秘密の小部屋で読書にふけるヴィクトリカの頭上に、金色の書物が落ちてきた。そこには“未来の汝よ。我は愚者なり。そして汝、愚者の代弁者となりて、我が愚かなりし秘密を暴け!”とメッセージが。時を同じくして学園にやってきた謎の人物。そして、時計塔で起きた密室殺人…知恵の泉のもと、すべての謎がひとつになるとき、王国の禁忌が白日のもとに!?人気ミステリ、急展開の第4巻。

  • GOSICKも4話
    毎回登場人物欄に出てくるアブリル・ブラッドリー 
    3話までなんとなく影が薄かったが、今回は活躍するのか?
    読み始める前にパラパラめくるとアブリルがけっこう目立つ。
    それでは早速参りましょうか 20160831

    19世紀末の世の中を取り込みながらも、桜庭一樹流のまったくのフィクション
    おもしろく読みました。
    20160904読了

  • 学園の時計塔の謎。
    ヴィクトリカの父親の世代が隠した秘密。

    学園は武器庫、ヴィクトリカは武器。

    ブライアンの謎は深まるばかり。
    同時に存在する?

  • 『GOSICK』IV、読了。
    読むにつれて面白さが増していった。ちょっとつまらないとか思ってた自分、反省してます。おもしろかったのでさっそく次の巻も読みたいけどsシリーズを絡めながらどういう順番で読むかで悩む。

  • ヴィクトリカが下界(笑)に降りてきた。アブリルとの何だかけんか腰のやりとりも、久城くんが原因なんだよ~って当の本人、帝国男児は全くわかってないけど。学園内の時計塔で殺人事件が起きて、昔の忌まわしいこの国の記憶が掘り起こされてきて、だんだんヴィクトリカの周りがザワザワしだしてきた感じ。そんな中で今回はヴィクトリカが同級生と関わりが出来てきてうれしいなぁ。そう思うんだけど、この後が怖いよ。世界大戦の足音が近づいてきて、久城くんとの別れちゃう占いも以前に出てきてるし、ヴィクトリカが武器とかなんとか、何だか苦しいよ。でも久城くんが何とかしてくれると願って。。。最後まで読もうと思ってる。

  • 4冊目。

    今回はかつて錬金術により金を生み出して国の中枢に関わったというリヴァイアサンと、学園内で発生した変死事件の謎に挑む話。
    解決する謎も少しずつ規模が大きくなっていき、そこかしこに散りばめられる伏線も増えてく感じ。

    ついつい外に向けて足が動いてしまったヴィクトリアの描写は少し寂しいものだった。

    そして初の角川版でのゴシック。
    挿絵とあとがきがないのは物凄く寂しいものだなあ。

  • ヴィクトリカと学園の過去が色々と見え出した今巻
    ヴィクトリカの周辺環境にも僅かながら変化が現れだしたのか?!

    いつも通り史実を絡ませながらソヴュールという小国家の歴史に隠された謎が(作中の)現代に謎の嵐を巻き起こす。
    いつもよりもなんとなくだけどどのキャラもいい働きしてましたw

    で、今回何を一番思ったかっつぅと、やっぱりアブリルはいい娘って事です

  • 201504 完読

  • 2016.2.11 読了

  • いつものように退屈をかこちながら図書館の本を読んでいたヴィクトリカは、かつて聖マルグリット学園の時計台に潜んでいた錬金術師リヴァイアサンの回顧録を見つけます。その回顧録は、本を手にした者への挑戦状となっていました。

    一方一弥は、奇妙な噂のある時計台に好奇心を抱いたアブリルに引きずられて、時計台の中に潜入します。やがて2人はセシル先生に見つかって、時計台に立ち入ってはいけないと釘を刺されることになるのですが、時計台が立ち入り禁止になった理由は、この場所で過去に何度も人が死ぬ事件が発生していたためでした。そして今、新たな死者が生まれてしまいます。

    さっそくブロワ警部が学園に駆けつけますが、彼はなぜか捜査に消極的な様子を示します。この事件には、ヨーロッパの闇の歴史が関わっていて、事件に首を突っ込むと必然的にそうした闇の部分を掘り返すことにつながるからです。しかしヴィクトリカは、事件を解決して、彼女自身がその一部である、ソヴュールの闇を光で照らし出してみせようと、ブロワ警部に告げます。

    この巻では、ヴィクトリカが、初めてアブリルたちのいる教室に姿を見せることになります。一弥を間に挟んでおこなわれる彼女たちのやりとりが軽快で楽しめます。

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著者プロフィール

桜庭 一樹(さくらば かずき)
1971年、島根県生まれの小説家。
1999年「夜空に、満点の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。
『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編部門)、『私の男』で直木賞を受賞。他の代表作に『GOSICK -ゴシック-』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』『赤朽葉家の伝説』などがある。
ゲームのノベライズやライトノベル作品や、山田桜丸名義でゲームシナリオを手がけるなど幅広く活躍している。

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