GOSICKs III ゴシックエス・秋の花の思い出 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1427
レビュー : 99
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044281144

作品紹介・あらすじ

闇の修道院を脱出し、暴走する殺人列車から逃れ、懐かしい学園に戻ったヴィクトリカと一弥に、つかの間の安らかな日々が訪れた。季節は、秋。2人がひもとくのは、あざやかな花々と、歴史のうねりに負けず懸命に生きた人々の物語。次なる嵐の予感をはらみつつも、今、このとき、世界は確かに美しい-静かに、ひそかに深まってゆく名探偵コンビの絆-直木賞作家がおくる大人気ミステリシリーズ、珠玉の外伝連作集。

感想・レビュー・書評

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  • 個人用読書メモ



    ・オールドマスカレード号から帰還して、ヴィクトリカが静養している時のお話。
    ・花や食べ物にまつわる不思議な御伽噺の謎を、ヴィクトリカが解いていく。
    ・次の嵐が吹き荒れる前の、静かな時間。

  • GOSICKS3
    次なる嵐の予感をはらみつつも、今、このとき、世界は確かに美しい
    ぐじゃっと風邪をひいたヴィクトリカ。お見舞いにお花と本を持っていく久城。
    久城が語る男女にまつわる物語をきいて推理し言語化するヴィクトリカ。ふたりの関係が密ってくる気配。
    最後の章のみ、母コルデリアと赤毛のブライアンが出てくる。不穏な前途が見える。
    ちなみにコルデリアは娘と違って身体能力が高い。

  • ずっと放置してた続きを読書再開。
    今回は短編集。お花に因んだお話の真実をヴィクトリカが解説。エーデルワイスはピンときたがね(笑)

  • 今回の短編はすべて花にまつわる男女の不思議な話。
    体調を崩してしまったヴィクトリカのために、一弥が本と花を持っていき、物語を読み聞かせてあげる姿はなんとも微笑ましい。また、一弥からもらった花をこっそりと大事にしているヴィクトリカもかわいい。
    一見すると、謎などないような物語からヴィクトリカが謎を見つけて解き明かしていく。すると、物語は違った展開になる。なかなか変わった趣向で読んでいて楽しかった。
    GOSICKsの本編に付随した短編集なので、さらっと読めてしまうところが良い。いつものことながら、最後は本編の続きを匂わせる終わり方になっているので、自然と次を読みたくなってしまう。

  • 再読。ちょっと変わった趣向です。久城が花と本を手にヴィクトリカを訪ねて読み聞かせ、ヴィクトリカが謎を解く。花の贈り物をこっそりと大切そうにするヴィクトリカが可愛らしい。

  • ヴィクトリカと一弥が謎に満ちた事件を解決するGOSICKのスピンオフシリーズ第3弾。今回は、一弥が選んだ本の数々をヴィクトリカに読み聞かせる4編がメイン。それぞれの本の内容は、いずれもヴィクトリカに似た美しい少女が中国やアメリカなど異なる国で異なったかたちで運命を切り拓いていくもの。謎など一切ないはずだが、ヴィクトリカはそこから謎を見つけ、解き明かし、一弥を驚かせてしまう。本の少女たちの波乱万丈な人生の数々は楽しめたし、ヴィクトリカと一弥が本編とは違ってのんびりと謎解きを続けるのもかえっていい。

  • 今回の舞台は図書館ではなく特別寮。
    あの図書館の迷宮階段を想像するが中々上手いビジュアル化が出来ずにいる。アニメは未見なので、その画像をあさってみると迷宮とは言い難い階段が出てくる。イマイチ自分の漠然とではあるが想像しているものとは違うな。もっとこうエッシャーの画のような雰囲気を持ちつつ複雑に絡み合いしかも重厚で落ち着いた感じの階段。
    最近は暇あればそのことを考える日々。
    そりゃ、強度を考えなければ簡単なのだが…。

    本編の持っていたほのぼのしつつどこか陰鬱な雰囲気は感じられず常にほのぼの。
    こんなのもたまにはええね。

  • 薔薇、チューリップ、マンドラゴラ、エーデルワイス、デイジー
    花にまつわるふしぎなお話。

  • 読んでる間、自分の顔が優しくなっている気がするほどホッとする。花を運んでくる男の子とその花を飾る女の子。理想の関係だわね。

  • 自分だけのお姫様のために、毎回違う花を摘んで会いに行くとは。なんともロマンチックだなぁ。これも"花にまつわる謎"のひとつ?

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著者プロフィール

1999年デビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞、08年『私の男』で第138回直木賞を受賞。21年2月、小説『火の鳥』刊行予定。

「2021年 『東京ディストピア日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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