GOSICK VII ゴシック・薔薇色の人生 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.89
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本棚登録 : 1911
レビュー : 143
  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044281151

作品紹介・あらすじ

クリスマス直前の気分に華やぐ聖マルグリット学園。だが、外の世界では「2度目の嵐」が迫りつつあった。父ブロワ侯爵によって首都ソヴレムに召喚されたヴィクトリカ、心配で後を追う一弥。ソヴュール王国最大のスキャンダルにして謎、王妃ココ=ローズの首なし死体事件に挑むふたりに侯爵の謀略が…。豪華劇場に過去と現在が交錯し、大いなる罪が暴かれたとき、世界はその様相を変える。ヴィクトリカと一弥の運命は-。

感想・レビュー・書評

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  • 十年も前に起こった王妃ココ=ローズの殺人事件を説き明かす為にソヴレムへと連れて行かれたヴィクトリカ。
    村を出た後のコルデリアの話もあったり
    はっきりと九条がヴィクトリカに関わり抜くと言ったのが印象的でした。

  • 物語全体に終焉のにおいが漂っていて、久城の台詞が甘ければ甘いほど切なさで胸が苦しくなる。久城は本当に紳士になったと思う。このまま最後まで一気に読みたい。

    謎は初めて種明かしの前に半分くらい仕掛けがわかって嬉しかったです
    コルデリアの過去の話も悲しくて、読み応えのある話だったと思う

  • 「お化けより、超常現象よりもっと怖いのは、現実の世界で、大切な人を永遠に失うことよ」P.138セシルの言葉。 本当にそうだね。失わない為に、皆頑張るんだね。 ヴィクトリカも一弥もお互いを思う気持ちが溢れていて、愛おしい。 このシリーズの登場人物は大切な何かを、誰かを守るために頑張っていて、そこがたまらない。

    • ネオさん
      僕もこの言葉は印象に残りました!その直後の
      「ここに眠っているのは、失われた人たち。死者。そして、彼らを大切に思っている人たちがいる。怖が...
      僕もこの言葉は印象に残りました!その直後の
      「ここに眠っているのは、失われた人たち。死者。そして、彼らを大切に思っている人たちがいる。怖がっちゃ失礼よねぇ」
      という言葉も印象深いです。このシリーズは、こういう心に染みる深い言葉がたびたび出てくるのが、良いですよね。
      2011/04/15
  • 今回のはかなり早い段階で全部の謎がわかっちゃたなぁ。。。
    一番驚いたのは、副題にもなってる『薔薇色の人生』がフランス語で「ラビアンローズ」だったことだ。
    いつも飲んでる、ルピシアのルイボスティーのブレンドの名前にそんな意味があったとは。。
    確かに見た目にも艶やかなお茶だし、ビタミンCがしこたまが入ってるから美容にもいいし、味も美味しいし、ぴったり。
    って、本の感想としてはホントにどうでもいいな。
    このシリーズの最後の最後には、二人が大人になってからの描写がある事を期待をする。

  • 914

  • 2011-3-25

  • 父ブロワ侯爵に召喚されグレヴィールに連れられトランクのセシルに付けられながら首都へ向かうヴィクトリカと、ゾフィと後を追う久城に、人気の王妃の死の秘密。昔劇場で踊り子をしていたコルデリアや鎖に繋がれた出産前後、双子のブライアンによる救出。芝居の舞台裏が賑やかで良い。遠く思い合う母娘も胸に染みる。

  • これからもヴィクトリカにかかわっていくと宣言した久城が眩しい。ある国の人間である前に、誰かの友達である。とても久城らしい考え方だと思う。ヴィクトリカを利用しようとする大人たちとは正反対。危うさもあるけれど、応援したい。
    今回は早い段階でトリックが分かった。意気揚々と読んでいたら、最後にもう1つ仕掛けがあって、、そこまでは見破れなかったなぁ…

  • ラノベならではの謎の開示。偶然乗り合わせるなんて、ね。
    シリーズを通しての謎ってのは特にないだろうし結末はどんな感じになるんだろう?

  • 『GOSICK』Ⅶ 読了。
    ソヴェール王国の王妃が謎の死を遂げてから10年が経ちヴィクトリカは王妃の首無し死体事件の真相を暴くため首都へ召還される…
    ここで今まで登場してきた人物相関図がだんだんみえてきたぞ…笑
    次はどうなることやら
    2016.5.29

  • ずっと前に買ってそのままにした私のばかばかって感じです。最後までわくわくしながら読める小説って貴重。ということで、シリーズの最初から読み直しているところ。

  • 今回は、ソヴュール王国最大のスキャンダルにして謎、王妃ココ・ローズの首なし死体事件です。段々ヴィクトリカが手の届かないところへ行ってしまうのではないかと不安になってしまいます。ラスト、ヴィクトリカと一弥(と爆睡中のグレヴィール)の前であかされた謎は、何人もの命と引き換えに生き残った二人にとってはハッピーエンドなんでしょうかね。ヴィクトリカと父ブロワ伯爵との関係や、母コルデリアの過去。重苦しいエピソードの合間に挟まれるセシル先生の明るさに助けられ、一弥の活躍に心躍りました。

  • クリスマス直前の気分に華やぐ聖マルグリット学園。だが、外の世界では「2度目の嵐」が迫りつつあった。父ブロワ侯爵によって首都ソヴレムに召喚されたヴィクトリカ、心配で後を追う一弥。ソヴュール王国最大のスキャンダルにして謎、王妃ココ=ローズの首なし死体事件に挑むふたりに侯爵の謀略が…。豪華劇場に過去と現在が交錯し、大いなる罪が暴かれたとき、世界はその様相を変える。ヴィクトリカと一弥の運命は―。

  • 面白かった。
    コルデリアの出産は辛い。

    ソヴェール王国の伝説の王妃、ココ・ローズ。
    彼女の首なし死体の謎。

    ココは大人しい女性だった。
    流産したショックからカントリーハウスで暮らすようになり、それからの彼女は性格ががらりと変わり派手になった。

    ニコル・ルルーは踊り子。
    王妃に似ていた。

    ココは出産していたが、生まれた赤子は錬金術師のリヴァイアサンとの間の子ども。
    それが引き金となり陛下はココを殺してしまう。
    それを隠すためにニコルは死んだことにして、ココの変わりをさせていた。
    しかし変わりが続けられなくなりニコルも殺されてしまう。
    ココを知る人物に顔を見られないよう首なし死体に。

    真実。
    似た女性は三人いた。
    王妃ココ、踊り子のニコル、そして王妃の付き人。
    ココの出産のとき、付き人は身代わりになり殺されてしまう。
    ニコルの墓には付き人の遺体が。
    三人のうち、生き残ったのはココ王妃。
    リヴァイアサンの思い出の場所で子どもと共に生きている。

  • 少女は母になる。
    あっという間に母になってしまう。
    では男は?父になっていますか?
    このお話には、母は沢山出てきても、まともな父は誰も出てこない。

  • ヴィクトリカを取り巻く謎から段々と大きな展開へ
    今回はソヴュールの過去を暴く話
    皇室殺しの謎、時代背景もたっぷり含んだ悲しい話だ

    登場人物も勢揃い(グレヴィール若干空気)でいよいよ終わりに向かっているのが分かる

    ただ、今巻も無事に終わって良かったと安堵

  • 10冊目で長編7巻目。
    父によって首都に召喚されて、国の中枢に関わる10年前の謎を解く話。


    今回はいつものメンバーの他、寮母さんやセシルも加わって少し賑やかな感じで(グレヴィール警部は若干空気でしたが)。
    ヴィクトリカはついに国王にまで存在と力を知られてしまってもう抜け出せない感じだなあ。
    それにしても久城はヴィクトリカを守るために強くなってるな。

    一番最後の展開は良かったと思いました。

  • 懐かしいなぁ
    ゴシックはこの作品の途中で読むのやめたんだ
    昔は飽きちゃったんだよな

    今は内容はちょっと眠たいけど描写が綺麗だ
    普通の一樹作品とはまた違う
    それが可愛らしいイメージを強く印象づける
    よくこんなたくさんの表現が思いつくなぁと感心する

  • 今巻の舞台は首都 ソヴレムにある劇場“ファントム“、この場所でヴィクトリカはソヴュールでかつて起きた最大の殺人事件に挑むこととなる。

    ある冬の日、ヴィクトリカの兄 グレヴィール・ド・ブロワ警部が聖マルグリット学園を訪れ、ベルゼブブの頭蓋の時と同様に、再び父 ブロワ侯爵の命令でヴィクトリカは学園から連れ出されることとなる。今回連れ出されたのは首都「ソヴレム」にある劇場“ファントム“、ここはかつてヴィクトリカの母親 コルデリア・ギャロが踊り子として働き、そしてブロワ侯爵によって連れ去られ、ヴィクトリカが誕生するきっかけとなった、灰色狼の母娘にとっては因縁の場所であった。
    ここでブロワ侯爵はヴィクトリカにかつてソヴュールで起きた最大の未解決殺人事件、すなわちソヴュール王国 王妃ココ=ローズ殺人事件を解き、犯人が誰かを明らかにすることを課す。
    一方でヴィクトリカが再び連れ出されたことを知った一弥は寮母ソフィとともにソヴレムへ向かうことになる。
    果たしてココ=ローズを殺した犯人は誰なのか、そしてその真相に迫ったときヴィクトリカは驚愕の真実に辿り着く。
     
    今巻はヴィクトリカの母親であるコルデリアの過去についての記述を含みながら話が進み、今回のココ=ローズ殺人事件と上手くリンクしていて読んでいて次はどうなるのかドキドキした。一弥とヴィクトリカの絆を感じさせる場面も多く盛り込まれていて、この二人はずっと一緒にいてほしいと個人的に願った。また徐々に2度目の嵐への突入を予感させる展開になってきたなと感じる。さらに個人的にはラストの部分で少し裏切られたなと感じられる展開もあり、やはりこの作品面白いなと改めて思った。

    次巻はどんな展開が待ち構えているのか、ヴィクトリカと一弥は果たして最後まで一緒にいられるのか、期待したい。

  • 2016.2.27 読了

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著者プロフィール

桜庭 一樹(さくらば かずき)
1971年、島根県生まれの小説家。
1999年「夜空に、満点の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。
『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編部門)、『私の男』で直木賞を受賞。他の代表作に『GOSICK -ゴシック-』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』『赤朽葉家の伝説』などがある。
ゲームのノベライズやライトノベル作品や、山田桜丸名義でゲームシナリオを手がけるなど幅広く活躍している。

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