GOSICKIII ‐ゴシック・青い薔薇の下で‐ (角川ビーンズ文庫)

著者 :
制作 : 武田 日向 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
4.13
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本棚登録 : 230
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044281182

作品紹介・あらすじ

風邪で寝込むヴィクトリカを学園に残し、故郷の姉に頼まれた"青い薔薇"を買うため首都ソヴレムにやってきた一弥は、そこで謎の人間失踪事件に出くわす。食い違う証言。消えた部屋。そして高級デパートに潜む闇の正体とは…!?一方、ひとりぼっちのヴィクトリカは、熱と退屈と、寂しさにうなされていた。「久城、め…ほんとに、出かけたのか…」-離ればなれの二人が事件の真相を紡ぎ出す、極上ミステリー第3巻。

感想・レビュー・書評

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  • 前巻の感想にも書いたけど、ラノベ要素とミステリ要素のバランスが良い。どんでん返しがあるようなトリックではないのに、この世界観とキャラクター達で繰り広げられることで面白さが増している。ヴィクトリカ不在のまま奔走する一弥もなかなか頼もしかった。ちょっと鈍感すぎるけど。
    ブロワ警部の髪型の謎に始まり、シリーズとしての"欠片"も少しずつ明らかになっているから、その辺りの話が語られるのも楽しみに…。ただ今の段階ですでに多くのエピソードが見え隠れしていて、全部覚えていられるか心配、、

  • この辺りから若干うろ覚えだった感じ。
    読み終わってからそう言えばそう言う話だったかとか。
    多分、この次辺りからは見てないような気もするので、
    その辺りも楽しみ。
    でも、その前にGOSICKsが先かな?

  • すれ違いすぎてイライラする。そんなことしてたら、本当にそのうち、お互いを永久に失うよ。
    そうなってからでは遅いのに。いくら嘆いても時はもどらないのに。


    人が死なずに済みました。よかった。
    やっぱりだんだん、だんだんライトノベル的に、マイルドになって行ってる気がします。

  • 険しい山々に囲まれた聖マルグリット学園。その広大な敷地の奥の奥に迷路庭園を潜り抜けた者だけがたどりつく小さな家がある。その童話の世界のような場所で囚われの妖精-少女ヴィクトリカ-は寂しく、想いを巡らしていた。まだ見ぬ書物について。世界のカオスについて。そしてとある少年のことについて。


    GOSICKⅢ
    日本からの留学生久城一弥は風邪をひいたヴィクトリカを置いて、一人ソヴュール王国の首都ソヴレムを訪れる。姉、アヴリル、セシルのお使い-青い薔薇-を手に入れる為に。巨大な高級デパート「ジャンタン」で買い物をする彼は闇の奥に光る人形の瞳を目撃する・・・。


    今回の注目pointは「ヴィクトリカがいないこと」です。ジャンタンに訪れた一弥はこの高級デパートに潜む闇に一人で挑むことになります。電話でヴィクトリカの助言を仰ぐことになりますが、基本その場で起きる出来事には一人で立ち向かいます(ドリルもいますが)。


    また「ヴィクトリカの感情の変化」もpointです。ヴィクトリカは風邪をひいた為に弱気になっているのか一弥に対して素直に感情を示します。これが第3巻までで一番の変化でしょうか。また一弥のヴィクトリカへの変化としては格闘技の本を兄から貰っている点からも推測できます(アブリルにも気を回しなさいw)。


    そして、ソヴレムにおける事件と闇に挑む一弥に関わるキャラクターも印象的。そもそもGOSICKはホラー要素が満載が魅力の一つだと思うんですが、そこに絶妙に関わるアナスタシア、ルイジ、老婆・・・。良いです。またブロワは今回ただの嫌な野郎では無く刑事としての何かを見せてくれます、まあそこには彼なりの意地があるようですが。


    この「青い薔薇の下で」はGOSICK要素抜群な気がします。事件の真相を暴く展開も納得です。


    余談
    しかしセシルは一弥を可愛がっているのに「あの子が犯人」なんて言いますかねw

  • 一弥、やっぱり一言多い。
    マメさも優しさもあるけど、心配も心からなのに、鈍感で一言多い。
    ヴィクトリカが怒っても、黙っても、頭に?浮かべてるし。14歳だから?少年だから?
    ちょっとずつ二人の仲が変わって来たのかなぁ?二つも大冒険をした後だしね。この後もどうなって行くのか楽しみです。

  • いよいよ3巻目。
    ヴィクトリカは今回は安楽椅子に徹するのかな?と思いきや、やっぱり登場。この二人が揃ってこそGOTHICですね。
    キャラの意外な一面も見れたり。
    前回の救出劇の時に負った怪我を、ヴィクトリカが隠すシーンが印象に残ってます。
    一弥に心配かけたくなかったのね。

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  • 「その代償に、わたしはこのヘアスタイルを続けることになった」
    「・・・へんだって知ってたんですか?」
    「こんなの、へんに決まっているだろう!でも、約束しちゃったのだ!」
     ブロワ警部は叫んだ。

  • 風邪をひいてしまったヴィクトリカを学園に置いて一弥が一人ホテルの謎に挑む!
    ・・・という割にはヴィクトリカに電話であれこれ聞いたりしてるけどw
    今回は最強()の相方・グレヴィールを連れてホテルで起こった人が消える事件に立ち向かう。
    ただグレヴィールはいつも通りなんで、ね。期待しないでください。

    今巻は今まで以上に一弥とヴィクトリカの距離感を感じることができる。かなり近づいてるけど、まだ何か一歩足りないというか・・・

    ところで、セシル先生って一体何者なんだろうね。思い込みの激しいドジっ子というのは天然物ではあるみたいだが。

  • 逢えない時間で絆を育む第3巻。
    今回は風邪で寝込んだヴィクトリカをおいて、一弥ひとりで高級デパートの謎に迫ります(ヴィクトリカの力も借りますが)。
    ふたりの電話の会話は関係の変化が見てとれて楽しかったですね。 一弥…電話だと強気なんだね君ぃ。

    カラーイラストの1p目は西洋と東洋の融合という感じで素晴らしく、ストーリーも今までで1番好きな話でした!
    アブリル、君って本当いい子だね。

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プロフィール

桜庭 一樹(さくらば かずき)
1971年、島根県生まれの小説家。
1999年「夜空に、満点の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。
『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編部門)、『私の男』で直木賞を受賞。他の代表作に『GOSICK -ゴシック-』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』『赤朽葉家の伝説』などがある。
ゲームのノベライズやライトノベル作品や、山田桜丸名義でゲームシナリオを手がけるなど幅広く活躍している。

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