GOSICKs IV ゴシックエス・冬のサクリファイス (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1576
レビュー : 112
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044281199

作品紹介・あらすじ

クリスマス前日、聖マルグリット学園は、最大のイベント"リビング・チェス大会"の準備で騒がしい。そんな中、いつものように独り読書にいそしむヴィクトリカ、彼女の退屈を追い払うため図書館塔を上る一弥-グレヴィールの初恋、アブリルの思い、ブライアンとブロワ侯爵の静かな戦い、そして-降りしきる雪の中解き明かされるのは、それぞれの"秘密"-名コンビ最後の平穏な日々を描く、大人気ミステリ外伝。

感想・レビュー・書評

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  • ヴィクトリカと一弥が謎に満ちた事件を解決するGOSICKのスピンオフシリーズ第4弾。真っ白な雪に染め変えられた冬のマルグリッド学園。フランス式庭園で、生徒たちがリビングチェスの駒の扮装をしているのが可愛らしい。今回ヴィクトリカが解き明かす謎は、本編で明らかになっていない数々の秘密。なぜヴィクトリカの兄ブロワ警部がドリル頭になったか?その部下二人がなぜ常に手を繋いでいるのか?なぜブロワ警部は豪華なビスクドールを持ち歩くのか?なぜヴィクトリカの父ブロワ侯爵は片眼鏡をしているか?それらの謎が解かれて、とうとうマルグリット学園での二人の活躍は見納めになる満足のエンディング。新大陸編での更なる活躍を期待。

  • 冬休み前のたった一日の朝から晩までの出来事。脇を固めるメンバーのことが知れるショートストーリーの最終章。ほのぼのとして楽しいなぁ。学校という狭い空間でのたった一日の出来事でも物語はたくさん隠れているもんだね! レディズメイドのヴィクトリカと過ごした日々の回想に胸を打たれたなぁ。

  • クリスマス休暇を目前に控えた、聖マルグリット学園では最大のイベント“リビング・チェス大会”が行われました。みんなが賑やかに楽しんでいる中、世界を巻き込む不穏な空気をヴィクトリカは察知してしまいます。嵐が近々来るであろうと杞憂しますが、まだ混沌が足りないこともあってヴィクトリカは胸の内に留めます。でも、今のヴィクトリカなら自分の意志で、みんなが心細くなるようなことを語ることはしないだろうなと思います。
    また新学期に会おうねと別れたアブリル、休暇中学園にヴィクトリカと2人で残る一弥。世話を焼いてくるセシル先生に美味しいケーキを作ってくれるゾフィ。最後の平穏な日々が描かれた外伝です。
    ヴィクトリカはみんなの笑顔をまた見られるのでしょうか。また楽しい学園生活に戻ることが出来るのでしょうか。もう不安でしょうがないです。

  • GOSICKS4
    聖マルグリット学園ではクリスマスに人間チェスをする。
    いつもと同じく楽しむ生徒たち。そして冬季休暇へ。これが最後となることも知らず。
    ヴィクトリカは知っていた。

  • リビング・チェス大会の冬の1日。ブロワ警部の髪型の謎や、ブロワ警部の部下の謎、ヴィクトリカの生まれた時の事などが語られる。そしていよいよ嵐が…って感じの終わりが気になる。

  • 再読。登場人物の過去が少し詳しく語られる。

  • >クリスマスを控えた聖マルグリッド学園は、慌しくも楽しげな雰囲気に包まれている。
    >今日はお祭り。
    >生徒たちが仮装して、「駒」になって行われる、「リビングチェス」が始まろうとしていた。

    という、ゴシックsの4冊目にしてゴシック最後の短編集。

    平和だった最後の一日。
    喧騒の陰で明かされる、グレヴィールの深淵なるドリルの顛末とは・・・?
    ほか3編。


    このあとに、つらい運命が待っていることを知っているからこそ、
    優しい気持ちで読める一冊。

  • このシリーズ中でもっとも本編に近い雰囲気。

    本編では描かれなかったあれやこれやが明るみになる、外伝中の外伝。
    これで学園生活シリーズは終わり。
    大図書館の出番も終わりでちょい寂しい。

    あの植物園には鳥もいたんだなぁ。
    蔵書にフンが落ちてこないか心配で物語が入ってきませんでした。

  • 2011-6-14

  • これまでの隙間をひとつひとつ埋めていくかのような短編集。終わりが近付いていることを感じた。大きなドラマのある巻ではなかったけど、嵐の前の静けさかな…?

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著者プロフィール

1999年デビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞、08年『私の男』で第138回直木賞を受賞。21年2月、小説『火の鳥』刊行予定。

「2021年 『東京ディストピア日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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