GOSICKsIV‐ゴシックエス・冬のサクリファイス‐ (角川文庫)

  • 角川書店 (2011年5月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784044281199

作品紹介・あらすじ

聖なるその日、雪の午後に明かされるそれぞれの「秘密」--警部グレヴィールのせつない初恋、ヴィクトリカの“ライバル”アブリルに向ける思い……名コンビ最後の平和な日々と来るべき嵐の予感を描く連作集。

みんなの感想まとめ

物語は、聖マルグリット学園での冬休み前の一日を舞台に、仲間たちとの平穏なひとときを描いています。リビング・チェス大会の賑やかな雰囲気の中、ヴィクトリカは不穏な未来を感じ取りますが、彼女はその思いを胸に...

感想・レビュー・書評

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  • 冬休み前のたった一日の朝から晩までの出来事。脇を固めるメンバーのことが知れるショートストーリーの最終章。ほのぼのとして楽しいなぁ。学校という狭い空間でのたった一日の出来事でも物語はたくさん隠れているもんだね! レディズメイドのヴィクトリカと過ごした日々の回想に胸を打たれたなぁ。

  • クリスマス休暇を目前に控えた、聖マルグリット学園では最大のイベント“リビング・チェス大会”が行われました。みんなが賑やかに楽しんでいる中、世界を巻き込む不穏な空気をヴィクトリカは察知してしまいます。嵐が近々来るであろうと杞憂しますが、まだ混沌が足りないこともあってヴィクトリカは胸の内に留めます。でも、今のヴィクトリカなら自分の意志で、みんなが心細くなるようなことを語ることはしないだろうなと思います。
    また新学期に会おうねと別れたアブリル、休暇中学園にヴィクトリカと2人で残る一弥。世話を焼いてくるセシル先生に美味しいケーキを作ってくれるゾフィ。最後の平穏な日々が描かれた外伝です。
    ヴィクトリカはみんなの笑顔をまた見られるのでしょうか。また楽しい学園生活に戻ることが出来るのでしょうか。もう不安でしょうがないです。

  • ミステリーじゃなかったのか? このシリーズは。伏線と情報整理だけの 1 冊って感じ。将棋じゃあるまいし、チェスは寝返らないはず...。

  • 謎解きはいつにもましてライトなあじわい。
    シリーズ中で未回収だった登場人物たち(というか主に警部)の過去が語られる。

  • GOSICKS4
    聖マルグリット学園ではクリスマスに人間チェスをする。
    いつもと同じく楽しむ生徒たち。そして冬季休暇へ。これが最後となることも知らず。
    ヴィクトリカは知っていた。

  • リビング・チェス大会の冬の1日。ブロワ警部の髪型の謎や、ブロワ警部の部下の謎、ヴィクトリカの生まれた時の事などが語られる。そしていよいよ嵐が…って感じの終わりが気になる。

  • 再読。登場人物の過去が少し詳しく語られる。

  • >クリスマスを控えた聖マルグリッド学園は、慌しくも楽しげな雰囲気に包まれている。
    >今日はお祭り。
    >生徒たちが仮装して、「駒」になって行われる、「リビングチェス」が始まろうとしていた。

    という、ゴシックsの4冊目にしてゴシック最後の短編集。

    平和だった最後の一日。
    喧騒の陰で明かされる、グレヴィールの深淵なるドリルの顛末とは・・・?
    ほか3編。


    このあとに、つらい運命が待っていることを知っているからこそ、
    優しい気持ちで読める一冊。

  • このシリーズ中でもっとも本編に近い雰囲気。

    本編では描かれなかったあれやこれやが明るみになる、外伝中の外伝。
    これで学園生活シリーズは終わり。
    大図書館の出番も終わりでちょい寂しい。

    あの植物園には鳥もいたんだなぁ。
    蔵書にフンが落ちてこないか心配で物語が入ってきませんでした。

  • 2011-6-14

  • これまでの隙間をひとつひとつ埋めていくかのような短編集。終わりが近付いていることを感じた。大きなドラマのある巻ではなかったけど、嵐の前の静けさかな…?

  • 七巻の後、冬期休暇前日の人間チェス大会の日の学園での本筋の隙間を埋めるような交流。グレヴィールと幼なじみ婦人、ゾフィとセシルの日常、アブリルと穴にはまったヴィクトリカ。ブライアンによる救出前後の彼に秘密の存在を明かすメイド等。繰り返されるどさりと落ちる雪の描写が学園の賑わいを吸い取るようで染み入る。

  • リビング・チェスの裏側で語られていた話。

    前回と違って、そこまで主人公と狼は接触してません。
    時間は繋がっているものの、話はまったく。
    そしてまた、英国留学少女はルームメイトに迷惑かけて
    すごい勢いで遊んでます。

    何故あの警部の髪型はああなのか。
    何故部下の彼らはずっと手をつないでいるのか。
    そんな謎も解けた2話分。
    3話目では、いちいち話の腰を折って
    人を殺して幽霊話にしようとする英国少女。
    そして…狼の母親がちらり、な話。

    皆が皆、荷物を抱えて帰省の支度。
    この後、何が起こるのでしょう…。

  • 『GOSICKs』Ⅳ 読了。
    2度目の嵐が来る前の最後の平穏な日々を描いてる。グレヴィールの初恋からドリルヘアーの真相、ヴィクトリカの出生の秘密から当時起こった出来事まで学園のイベント「リヴィング・チェス」と絡ませながわかっていく

    2016.6.3(1回目)

  • 短編集もこれで終わってしまった…。九条とヴィクトリカ、普通に仲良しじゃん!!
    ブロワ伯爵は好きになれないけど。

  • クリスマス前日、聖マルグリット学園は、最大のイベント“リビング・チェス大会”の準備で騒がしい。そんな中、いつものように独り読書にいそしむヴィクトリカ、彼女の退屈を追い払うため図書館塔を上る一弥―グレヴィールの初恋、アブリルの思い、ブライアンとブロワ侯爵の静かな戦い、そして―降りしきる雪の中解き明かされるのは、それぞれの“秘密”―名コンビ最後の平穏な日々を描く、大人気ミステリ外伝。

  • 11冊目で短編4巻目にして短編ラスト。
    なるほど短編集は春夏秋冬で4冊だったのか。

    学園ではイベントが開催される1日のうちに過去の話や謎解きが行われる。
    学園全体に楽しげな雰囲気あるものの、ある意味嵐の前の展開といったところ。

    話としては補完的な過去の話が多かったのだけど、アブリルとの別れの場面で嵐が来るんだなと思ってしまった。
    ラストの話は一体なにかと思ってしまったけど、ある意味先の展開を表してるとも言えるのかな?

  • 2016.3.16 読了

    なんか、これから先起こることが薄々わかってるだけに、不安、しかなかった。
    話自体は過去の話とか学園の平和な1日の様子とか穏やかな描写が多かったけど、これこそまさに嵐の前の静けさ。
    これから8巻を読むけど、早く読みたいような読みたくないような‥

  • ゴシックス短編集、最終巻。グレヴィールとジャクリーヌ、片想いどうしな感じが可愛らしかったなぁ。お互い不器用でくすぐったい感じでした。一弥がヴィクトリカに対して愛情をもって子供をあやす感じもこれまたいい。2人の情景を思い浮かべて読むと楽しいものです。続きの新刊も気になります。

  • 短編(外伝) エピローグ前の章が意味深。

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著者プロフィール

桜庭 一樹(さくらば・かずき):1971年鳥取県出身、小説家。1999年、「夜空に、満天の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞し、翌年デビュー。『GOSICK』シリーズが注目され、さらに04年発表の『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が高く評価される。07年に『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞を、翌08年に『私の男』で第138回直木賞を受賞。おもな著書に『少女を埋める』『紅だ!』『彼女が言わなかったすべてのこと』『名探偵の有害性』など、またエッセイ集に〈桜庭一樹読書日記〉シリーズや『東京ディストピア日記』などがある。

「2025年 『読まれる覚悟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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