GOSICKsII ‐ゴシックエス・夏から遠ざかる列車‐ (角川ビーンズ文庫)

  • 角川書店 (2011年8月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (276ページ) / ISBN・EAN: 9784044281236

作品紹介・あらすじ

殆どの生徒がバカンスに出かけ、ほぼ無人の聖マルグリット学園。外出できないヴィクトリカと、彼女を思い学園に残った一弥は二人きりの夏休みをすごすことに――。武田日向が描く、文庫初披露の美麗イラストも収録!

みんなの感想まとめ

多様なキャラクターに焦点を当てた短編集で、軽やかなミステリーとともに、個性的な登場人物たちの魅力が存分に引き出されています。特に、ヴィクトリカや一弥以外のキャラクターたちが主役となり、彼らの物語が展開...

感想・レビュー・書評

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  • 目次
    ・仔馬のパズル
    ・花降る亡霊
    ・夏から遠ざかる列車
    ・怪人の夏
    ・絵から出てきた娘
    ・初恋

    長編と長編の間を埋める短編集。
    今回は、二人が出会ってはじめての夏休みに起きた出来事を。

    フェアにミステリを書こうと思うと、ヒントや伏線が隠しきれなくて難易度が下がるか、ヒントや伏線が生かされずに難易度が上がることが多いけれど、この作品集はどちらかというと前者。
    でもまあ、ミステリ小説とはいえ、この作品のメインはキャラクター小説だろうから、これはこれでいいのだ。
    一弥の姉や二人の兄たちも、愉快なキャラであることがわかったし。

    セシル先生がなぜ学園のOGだった(つまり貴族だった)のに、教師なんかをしているのかの理由が明らかになって、ちょっとすっきり。
    まあ、そんなところだと思ってたけど。
    そしてセシル先生と寮母さんの、若かりし頃の友情の話である『夏から遠ざかる列車』も、ちょっとコミカルな切なさがあって良作。

    恋愛小説は苦手だけれど、不器用な初恋が可愛らしい『怪人の夏』と『初恋』がお気に入り。
    どちらも妙に鈍いお嬢さんと、けなげにも奥ゆかしすぎる男性の組み合わせ。

  • 今回の短編は、久城とヴィクトリカの二人がメインではなく、アブリルや瑠璃、グレヴィールのお話。壺の話は分かったが、吉良は…?なんだか放置気味で笑いそうになった。割と所々で登場してたのに。絵画を盗むあいつとはもしかして…⁉︎とかいいつつ、きっとみんな気づいてるかと。グレヴィールのドリルが増えた理由が分かった一冊だったが、なんとなく読む順番を間違えたか。ベルゼブブ読んでから読むべきだった気もする。面白かった。

  • いろんなキャラクターにスポットを当てられるのが短編集の魅力。ミステリ自体は軽めだけど、生き生きとしたキャラクターを読めるのは楽しかった。イラストも多くて、目でも楽しめる。
    みんな個性的でナイスキャラクター、でも武者小路さんとグレヴィールのいい人っぷりは応援したくなる。若い頃のゾフィも可愛かった…!
    軽く楽しめるだけでなく、さりげなく作品の掘り下げもしてくれるところはさすがだなと思った。

  • 栄養バランス大丈夫?
    あと虫歯。パイプも燻らせてるのだし、歯がかなり心配。

    ルビー文庫に比べて、イラストが入ってるのが魅力ですね、ビーンズ文庫版。

  • 短編集その2。久城の姉さんの話あり、寮母さんの昔話あり、ブロワ警部とジャクリーヌの話ありと読み応えは十分。特に久城の姉さんのイラストは初めて見たけどとても美人ですね。

  • 時系列順では4巻と5巻の間にあたる短編集第2弾。 読む順を間違えたかもだけどまぁ気にしない。
    学園に残り夏休みを過ごすヴィクトリカと一弥を中心に、サブキャラ達にスポットが当たっています。
    ミステリーは軽めな印象だけどその分イラストが多くて大満足でした!

  • それは、姉の筆跡で次兄のことを『お兄さまはパズルのことで悩んで、夜もお馬さんの夢を見て魘されてて、わたしが起こしてあげたのよ?それで結局わからなくて、母校である大學まで行きましてね。数学の教授に泣きついて、解いてもらったのよぅ』と告げ口していた・・・・。

  • GOSICK短編集の第2弾。
    今回は全編通して久城とヴィクトリカが二人だけで過ごす夏休みの話。

    全開出たっきりそのままだった仔馬のパズルの解答編をはじめ、久城の姉やアヴリル、セシル先生それぞれにスポットの当たった話になってる。

    どれも面白いが、最後の「初恋」が思わずジーンとさせられるいい物語だった。グレヴィールがこんなにいいキャラだったとは・・・

  • 今回は夏休みの間の話で、短編集でした。
    アヴリルの夏休みの話とか、ちょっとしたミステリーな話が満載でした。
    一弥くんとヴィクトリカのやり取りは相変わらずおもしろく、微笑ましいものでした。
    グレヴィールさんが主役の話があったり、一弥くんの姉、瑠璃さんが登場したり、なかなか良い話が多かったです。
    エンディングではⅤに続く導入部分があり、続きを読むのが楽しみになる最後でした。
    これから話が進んでいきそうな感じで、とにかく楽しみ。
    早く続きが読みたいものです。

  • 瑠璃の話が好き

    文庫未収録の挿絵も載せててくれてよかった

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著者プロフィール

桜庭 一樹(さくらば・かずき):1971年鳥取県出身、小説家。1999年、「夜空に、満天の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞し、翌年デビュー。『GOSICK』シリーズが注目され、さらに04年発表の『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が高く評価される。07年に『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞を、翌08年に『私の男』で第138回直木賞を受賞。おもな著書に『少女を埋める』『紅だ!』『彼女が言わなかったすべてのこと』『名探偵の有害性』など、またエッセイ集に〈桜庭一樹読書日記〉シリーズや『東京ディストピア日記』などがある。

「2025年 『読まれる覚悟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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