GOSICK VIII 下 ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫)

著者 : 桜庭一樹
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011年7月23日発売)
4.22
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044281243

作品紹介

監獄"黒い太陽"に幽閉されていたヴィクトリカは、母コルデリアの身代わり計画により脱出。ロスコーとともにソヴュールを離れて海の彼方へ。徴兵された一弥は、彼女を想いつつ戦場の日々をひたすらに生き延びてゆくが、ある日の敵襲で…。アブリルに、セシルに、グレヴィールに、古き世界に大いなる喪失と変化が訪れる。その先に待つものは?そしてヴィクトリカと一弥に再会の日は…!?大人気ミステリ、感動の完結編。

GOSICK VIII 下 ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 読み終わったよーーーーー!!!!キャラクターがみんなだいすきになった…ブロワ侯爵でさえも。悲しいなって。シリーズの感想語り出すときりがないんですが、いろんな本をたくさん読んできたひとだからこそ書ける物語だなあと思った。とても深みがある。たとえるなら、おもちゃ箱…宝石箱…って考えてたんだけど、要素がこれでもかと並んでるわけじゃなくて、あちこちに散りばめられて、全体の要素を崩さずに魅力を増してるから、宝石があちこち散りばめられた、うつくしい、ビスクドールかな。

    ヴィクトリカをまるで人形のように描くときの毎回の描写すきなんだけど、まさにそれ。見惚れるほどうつくしくて、可愛らしくて、こわくて、知性と歴史とかなしさとをたたえている、精巧で生きているような物語。
    やっぱり世界一の作家さんだなあと、思い直しました。

  • ラストまで読んでほっとした。
    同時に、もう読めないのかと思うと寂しい。

    シリーズ途中までは、海を挟んで離れ離れになった二人が(さらに、戦争という生死も分からない状況で)どうやって再び会うことができるのだろうか、と思っていた。
    あんなに小さなヴィクトリカが(1巻では切符の買い方さえ知らなかった少女が!)海を渡ってまで会いに行くことを想像できなかったので、きっと戦争が終わって一弥が探しに行くんだろうと予測していたのだけれど、全く違った展開。
    二人が無事会えるのか、その先は?とドキドキしながら読み進めた。

    アブリルやセシルやゾフィのその後が気になるけれど、とにかく主役二人が幸せになってくれて嬉しい。
    「未来へ!」というメッセージがあふれた最終巻、堪能した。

  • いよいよクライマックス。それ故に キャラクターたちの心情・想いが強まり、より 終わりへと近づいていくよう感じる。読了後はきっと、もっと続きが読みたくなる。

  • 最終巻、面白かったです。読み終わってしまってさみしい。
    「新世界編」書いて欲しい。

  • 上巻の感想にわたしは、未来へ続く一筋の光は誰かの犠牲の上に見えてくるのかなと書きました。でも、それは間違いでした。誰も犠牲などにはなっていないのです。皆それぞれが自分の意志のもと大好きな人に精一杯の愛を与えたのでした。たとえそれが命を落とすことになったとしても。
    戦争は何もかもを灰にしてしまいました。それでも、愛する人を求め、また出会うために生きぬいた彼らがいました。世界中を地獄へと変えてしまった嵐でさえ、人が人を愛するということを焼き尽くすことはできませんでした。
    戦場から一弥が瑠璃へしたためた手紙を読めば、この物語が伝えたかったことが全て集約されているような気がします。
    感動の完結編で間違いありませんでした。

  • 一弥と結婚したい。互いにボロボロだけど、再会できて良かった…。
    その他の登場人物のその後が気になるところ。

  • 監獄“黒い太陽”に幽閉されていたヴィクトリカは、母コルデリアの身代わり計画により脱出。ロスコーとともにソヴュールを離れて海の彼方へ。徴兵された一弥は、彼女を想いつつ戦場の日々をひたすらに生き延びてゆくが、ある日の敵襲で…。アブリルに、セシルに、グレヴィールに、古き世界に大いなる喪失と変化が訪れる。その先に待つものは?そしてヴィクトリカと一弥に再会の日は…!?大人気ミステリ、感動の完結編。

  • 戦争、そして二人の再会。

    一弥が強制送還されるときに渡したメモ。
    ヴィクトリカの身体に刻まれた文字は住所だった。

    至る所で死が溢れていた。
    中でもアヴリルとフラニーの別れは泣いた。

    ヴィクトリカは髪の毛の色が変わり、一弥は片足を不自由に。
    満身創痍の中の再会。

    その後の二人は探偵に。

  • 12冊目で長編8巻下巻。

    戦争に従事する久城と、父親の元から母の手を借りて脱出するヴィクトリカ。

    今までのような謎解きはなく、全体的に流されるような展開。
    戦争中と考えれば自由な行動はできないのだろうけど、物語的にもう少し主人公たちに自主性が欲しかった。

    主人公二人以外の経過もちょこちょこ出てきてはいたんだけど、
    そこまで書くのならその後どうなったのかとかについてもう少し書いて欲しかったな。
    (それとも、PINKとかに出てきたりするのか?)

    「GOSICK」シリーズの1冊としてみれば少し物足りなさはありましたが、
    最終巻としてはそこそこ満足できました。

    二人の今後に幸あらんことを!

  • ふわふわとした異世界から急に現実の世界となった一冊

    ゴシックシリーズは一樹っぽくないなぁと思っていたけど、この最終巻はまさに一樹の作品だった
    一樹の綺麗で幻想的な表現が泥臭い景色にマッチした一樹にしか表せない世界
    一弥やヴィクトリカの苦難が近しいものとして感じられた

    一弥格好良すぎだろう!
    大人一弥のビジュアル希望!

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