ムシウタ 07 夢遊ぶ魔王 (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (404ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044288136

作品紹介・あらすじ

"虫憑きが消える街"の調査を命じられた特環局員・緒方有夏月。だが潜入先の高校で、ビデオカメラを常に構えた少女・愛恋によって報道部へ強制入部させられてしまう。美術館のドッペルゲンガー、人喰い廃病院、天使が舞い降りる電波塔…愛恋に引きずられるまま、街を脅かす"魔王"の痕跡を取材するうち、有夏月は"かっこう"すら知らない世界の危機のただ中にいた!-それは電波的な彼女による、最高で最悪の大スクープ。

感想・レビュー・書評

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  • 「始まりの三匹」の一人である「大喰い」がたびたび姿を現わすという報せを受けて、有夏月が北中央支部に派遣されることになります。そこで彼は、報道部に所属する南風森愛恋(はえもり・あこ)という少女に話しかけられ、彼女の要請で報道部に入部することになります。

    「魔王」の正体を追っているという愛恋は、他の生徒たちから相手にされず、学校でも孤立を強いられています。そんな彼女にとって数少ない理解者の一人が、佐藤陽子(さとう・ようこ)というおとなしい少女でした。しかし、彼女の影に大喰いの影がちらつき、有夏月と愛恋はしだいに「魔王」の正体に近づいていくことになります。

    愛恋のキャラクターが魅力的で、おもしろく読めました。残念ながら彼女が登場するのはこの巻のみとなってしまったのが、すこし残念です。

  • 記録者と魔王の戦い。心理戦は見事。

  • 夢導く旅人に続くムシウタ第六巻。
    二巻に登場した“月姫”こと緒方有夏月は“虫憑きが消える町”への潜入任務に就く。そこで電脳系ジャーナリスト・愛恋と共に“魔王”の正体に迫る!
    それは、電波的な彼女による、最高で最悪の大スクープ。

  • 前回に続き、本編の話を全く進めずに、またもや新キャラの話だった。いい加減キャラ増やすのやめて、カッコウメインの話を進めてくれ。

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