ムシウタ 10.夢偽る聖者 (角川スニーカー文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784044288235

作品紹介・あらすじ

「あたしには"虫"を消しちゃう力があるんですよ」。南金山叶音がついた、ひとつのウソ。そしてカノンのウソを守るため、沢山のウソをつき続ける虫憑きの少女・環。その環の能力により、カノンの周りに虫憑きが集い始め、ついには"神"として崇めるようになる。そしてウソを完成させるため、ついにはハルキヨや杏本詩歌を生け贄に捧げることになり-。今、虫憑き世界を揺るがすトリガーが引かれる。

感想・レビュー・書評

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  • 他人の姿や能力を模倣する力をもつ虫憑きの少女・喜多沢環(きたざわ・たまき)は、元「むしばね」のメンバーだった虫憑きの男たちに襲われている幼なじみの南金山叶音(なかやま・かのん)を守るため、叶音には満月の夜に虫を消し去る能力をもっているというウソをつきます。このことがきっかけで、多くの虫憑きたちが彼女たちのもとに集い、叶音を「神」としてあがめる一大集団へと成長していくことになります。

    その後も環は、最初のウソにさらなるウソをかさねていくことで、この世界に大きな変革をもたらす可能性を見ようとします。

    ほんの小さなきっかけが大きな事件へとつながっていく展開がおもしろかったのですが、オチがすこし弱いような気もします。

  • これだけ間を開けておきながらまだ新キャラを出して風呂敷広げるつもりか、畳む気あんのか?だったら3年も空けるなよぉぉぉ。

    と思いつつ、あとがきでこれからはラストスパートと書いてあるから信じるよっ。

    どう終わらせるのか全く見えないまま話がずーっときてるから、見通しというか軸が欲しいっ。

  • 待ちわびた続きでした。
    また新たに登場人物が出てきたり、過去の主役だった人が現れたけど、関係性忘れるくらいまで、続巻が出る期間が長かったです。

    主人公どこにいったんだろう。
    そして、どういう終わり方をするんだろう。
    ここまで読んできたんだから最後まで、お付き合いしたいと思います。

  • ■キャラがゴチャゴチャしてきた。■…あれ?かっこう出番…あれ?主人公だよな?■嘘って凄いな

  • 話の展開がぐだぐだ長引いたけど楽しめた。

    最後の次巻へのつなげ方がうまい!

  • 嘘つきの物語。 騙された! 最後、大喰いから生まれたということは……続きが気になる。

  • 読了 2010/5/28

    自分は虫を消せる・・・・・・
    カノンのついた嘘で始まる物語。
    その嘘を護る為、親友・環の重ねる嘘の連鎖。
    二人の友情とか、嘘の生んだ仲間達との繋がり、
    そして、決別とか、暖かさとか、切なさとか、
    痛々しさが混ざったようなそんな雰囲気が、
    最初から最後までノンストップに感じられる。

    読了後はやるせない気持ちが残っていたり。
    次巻が楽しみですw

  • ラストに震えが来た

  • しれっと

    かっこうが

  • 二人のついた些細な嘘から虫憑き全体を巻き込む大きな流れになる。
    物語が一気に終わりへと近付いた感じ、後書きで書かれていた様に全てのピースが揃い、後はまとめるのみ。次巻が楽しみ。

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